午前中にタカラスタンダードのショールームを見た後に午後からLIXILショールームさいたまへ。

1日2箇所のショールーム巡りはかなりキツイですね。来月予約を入れたYKKAPとダイケン、TOTOの新宿コラボショールームの事を考えるとこれ絶対1回だけじゃ全部見れない気がしてなりません。

入り口で検温して受付へ。セルフ見学予約だったので案内の紙を渡されて見学開始です。

ここのショールームはベビーカーを貸出してくれるので助かりました。

LIXILのショールームで特に見たいと思っていたのはキッチンと洗面台です。リクシルのユニットバスも標準で選べるのでユニットバスはTOTOが本命ですが一応リクシルも見ておこうと思います。

トイレ(ウォッシュレット)に関しては私は完全にTOTO派なので県民でリクシルも選べますがリクシルのトイレは自分の中の選択肢にありませんでした。

県民共済住宅で選べる標準キッチン、リシェルSI

写真は県民共済住宅の新都心本店にある標準仕様のリシェルSI(左側)
写真は県民共済住宅の新都心本店にある標準仕様のリシェルSI(左側)

この日は午前中にタカラスタンダードのショールームでキッチンをじっくり見た後だったのでLixilのキッチンはどうなのかと期待していました。

実際RICHELLE SIはぱっと見かなりカッコいいというかおしゃれなキッチンなのでじっくり見てみたいところです。

実際に触ってみるとカタログやWEBの画像ではわからない様々なポイントが見えてきました。タカラのホーロー製のキッチンを見た後だったせいか、リシェルの引き出しのメラミン化粧板の安っぽさや全体的な質感がチープな感じがして気になってしまい早々に私達の選択肢から外れてしまいましたが、引き出しの開けた時の開き方やオプションで入れられるであろうタッチレス水栓は良かったです。

セラミックトップのワークトップはワークトップの部分はとてもカッコいいのですが、天板部分の高級感と下の引出しのメラミン化粧板のパネルのチープな質感とのバランスが何とも言えず。 遠くからのぱっと見は凄くいい感じですが、近くで良く見るとそうでもない的な。

リクシルの洗面台

写真は県民共済住宅の新都心本店にある標準の洗面台(右がリクシルのMV)
写真は県民共済住宅の新都心本店にある標準の洗面台(右がリクシルのMV)

洗面台は県民共済住宅の標準仕様の1台を玄関近くに設置する予定でいたので県民のショールームでぱっと見でパナソニックのシーラインよりもリクシルのMVの方が使いやすそうな感じなので、ショールームでじっくり洗面台を確認したかったのと、2台目の2ボウル洗面台(ダブルボウルとかダブルシンクとかツインボウルとか言われるタイプ)をLDKのある2階に置きたいのでルミシスを特にじっくり確認するつもりでショールームを見ます。

県民共済住宅標準のMVはリクシルさいたまショールームにはありませんでしたが、ほぼ同タイプと思われるL.C.が展示してあったので見学しました。

正直、展示してあるリクシルの洗面台を見て思ったのが、意外と安っぽいという事でした。ルミシスの2ボウルは定価ベースで100万クラスと高いのでチープ感は流石にしませんが、ルミシスやL.C.含めて価格(定価)相応の質感かと言われるとちょっと見合っていない感じがしました。

標準の洗面台はパナソニックのショールームで現物を見てどっちが良いか確認してからではありますが、玄関横に置いて帰宅時とトイレ後の手洗い専用として使うつもりなのでハイバックカウンターのMVよりもハンドソープを置きやすくて子供でも手を洗いやすそうなパナのシンクに水栓が付いているタイプにすると思います。

ユニットバス

写真は県民共済住宅の新都心本店にあった標準仕様のリクシルのユニットバス
写真は県民共済住宅の新都心本店にあった標準仕様のリクシルのユニットバス Arise

県民共済住宅でユニットバスは標準でTOTO、Lixil、積水ホームテクノの3社から選べますが、県民共済住宅の新都心本店の展示を見る限りTOTOかなという感じでとりあえずリクシルのショールームにせっかく来たのでユニットバスも見てみようと思っていたのですが、同時間帯にリクシルのショールームを見学されていた方々が熱心にユニットバスをずっと見ていて中々スペースが開かなかった状況でチラ見した位であまりじっくりとは見れませんでした。

後日TOTOのショールームで浴槽の入り心地を試しましたが、こればかりはやはり実際に入ってみないと感覚的な所がわからないのでリクシルのショールームでも面倒臭がらず靴を脱いでバスタブに入っておけば良かったです。

その他の製品

リクシルで特に良いなと思ったのがエコカラットと室内用のモザイクタイルです。これらを上手く使えばオシャレな空間に出来ると思いました。床用のタイルも質感がとても良かったです。

ウッドワンのウォールナットのカウンターにボウルを載せた造作のベッセルタイプの洗面台と鏡の間の壁のスペースにリクシルのガラスのモザイクタイルシートを貼れば完全にホテルライクな洗面台が出来上がりそうです。

実用面を考えるとベッセルタイプの洗面台は水はねの観点から無しなので私達は採用しませんが、アクセントウォールの様なピンポイントでオシャレにしたい場所に使いたいと思いました。

ショールームに行ってみての感想

私達とリクシル製品の相性が悪いのか欲しいと思える製品があまり無かったのが残念でした。辛辣な感想ですがタイル以外の製品の質感が表示されている定価に見合っておらず全体的にチープに感じます。やはり鉄とガラスのホーローが強みのタカラの直後にメラミン化粧板のリクシルを見ると質感の部分でどうしても差を感じてしまいます。

ただ、ショールーム自体の見やすさだったりベビーカーが用意されていたり、ショールームスタッフの的確な声掛けなんかはとても良かったです。

今回は赤ちゃん連れでリクシルに行く前にタカラのショールームにも行っていたので1日に2箇所のショールームを回るのはとても疲れて大変でした。子供が泣かなかったのが唯一の救いです。