TOTOのショールームは2週間後に新宿のYKKAP・DAIKEN・TOTOのコラボショールームに行く予約を先に入れていましたが、実際にショールームを何箇所か回ってみて思ったのが1箇所1時間では確実に時間が足りないという事でした。
なのでトイレやユニットバスと2ボウルの洗面化粧台を見るためTOTOの大宮ショールームに予約を入れて訪問しました。
まずは県民共済住宅仕様のトイレをチェック
最初に案内されたのがトイレです。標準の一体型のトイレはショールームの隅の方に展示されていましたが、私達はオプションのタンクレストイレ(NJ2)を1階と2階に入れるつもりです。大宮ショールームでは県民仕様のNJ2の展示は残念ながらありませんでしたが、ほぼ同タイプのタンクレストイレを案内してもらいました。トイレに関しては今住んでいる自宅がTOTOのピュアレストEXにTOTOのアプリコットF1という3年前位のモデルのウォシュレットを使っているので座り心地やウォシュレットの感覚は大体こんなものかと理解しています。
私達はトイレ内に手洗いスペースを設ける予定は無かったので決めることと言えばトイレの色位でトイレの選定は実にあっさり終了しました。トイレは標準の1畳より小さめの0.75畳にする予定です。トイレ内に手洗いスペースを設けなければ1畳である必要性が薄いのと、今住んでいる家が0.75畳で広くもなく狭くもなくという感じなのでここはスペースを節約する方向で行こうと思います。手洗いは洗面台を各階に置く予定なので別にトイレ内に無くても良いかなと。
見学前に実際にショールーム内のトイレで用を足してみて感覚に相違がない事も確認しました。TOTOのウォッシュレットを使ったことがなければショールーム内のトイレに行ってみて実際に使ってみると良いと思います。
次は洗面化粧台へ
県民共済住宅ではTOTOの洗面化粧台は標準ではありませんが、個別見積もりで入れられる様なので2ボウルの洗面化粧台のプランを作成して頂きました。
TOTO大宮ショールームには2ボウルの展示はありませんでしたが、2ボウルに対応する同じエスクアの展示を見ながらプランを作成して頂きました。TOTOの洗面化粧台は品質が高そうで高級感がありました。価格は高いですが印象はとても良いです。
エスクアシリーズは一体型とベッセルタイプが選べますが、私達は見栄えよりも実用性重視なので一体型を採用します。ベッセルタイプはホテルや商業施設なんかで見かけますが、経験上洗面ボウルと壁の間のカウンターに手を洗った後濡れた手で水栓を止める時に水が垂れて濡れやすかったりするので見栄えは素晴らしいのですが自分で掃除する必要がある自宅ではあまり入れたくない仕様です。
それにしても2ボウルの洗面台となるとTOTOだと最高ランクのエスクアしか対応していないのでどうしても金額が高くなってしまいます。これはTOTOに限らず各社最高ランクのラインナップから選ぶ形になるので致し方ない所ではあります。
ユニットバスをじっくり試す
最後に浴室の案内になり、まずは県民共済住宅で選べるsazanaの1616(1坪)タイプと1616よりも洗い場部分が大きくなる1620(1.25坪)タイプの大きさを実際の展示で確認しました。県民共済住宅で2階にユニットバスを設置する場合、1坪タイプしか選べないので2階にバスルームを作る予定の私達は1616サイズになります。本当は広い1620が良かったです。ただ、1620にしてもバスタブの大きさは1616と同じで広くなるのは洗い場だけです。もし洗い場ではなくバスタブの長辺が大きくなって高級ホテルのバスタブみたいにほぼ寝っ転がれる感じになるなら絶対それを入れたかったです。
TOTOのサザナの場合、ほっカラリ床が良さそうだと思っていたので実際に靴下の上から踏んでみるとお風呂に敷くバスマットの感触とほぼ同じで足が冷たくなかったです。排水口は普通に掃除がしやすそうという感じでした。
窓のタイプは窓無しが良かったので窓がないタイプの見積りをお願いしました。県民ブロガーの人で窓なしのユニットバスを選んだ人が見当たらなかったのでどんな感じになるかあまり想像がつきませんが、2階に窓なしのユニットバスなので冬でも暖かくお湯が冷めにくい風呂になること間違いなしです。窓がないので音も漏れずにプライバシーも保たれて窓が無いことによる閉塞感さえ気にならなければとても良いバスルームになりそうです。
浴槽のタイプは腰湯が出来るゆるリラ浴槽と底面がフラットなクレイドル浴槽の2タイプから選べるのでショールームで実際に両方共試して来ました。
ショールームに来る前はフラットに足を伸ばせて良さそうなクレイドル浴槽で行こうかと思っていましたが、実際に試してみるとクレイドル浴槽は浴槽の長さが想像よりも短くて足こそ伸ばせるものの、入浴時の背中の角度が急で私の体型(160cm/50kg)では思っていたほどリラックス出来ない体勢になってしまいちょっとイマイチという感じ。もう20〜40cm位長辺が長ければ良い感じだったので非常に惜しいです。
逆に底面に段差があって腰湯も出来るゆるリラ浴槽は腰湯スペースの所に足を乗せる感じで浴槽に入るとこれが意外と良い感じでした。何回もゆるリラ浴槽とクレイドル浴槽を行ったり来たりして散々迷った挙げ句ゆるリラ浴槽で行くことにしました。
ユニットバスは標準仕様でも割と選ぶ所がありました。ダウンライトの色(電球色or昼白色)やシャワー水栓、シャワーバーとシャワーヘッドの組み合わせ、鏡の付け方(縦長、横向き、もしくは鏡なし)などなど。
私達はほぼ標準仕様でオプション部分はエプロン部分を人工大理石に変えた位です。県民共済住宅の標準仕様はかなり充実しているようでオプションを入れなくても標準で結構良い物が付いていました。断熱材も魔法びん浴槽も標準でついています。
後日構成を変えたくなってショールームに再訪して構成を少し変えました。エプロン部分の他にカウンターも人工大理石のカウンターに変更しました。県民共済住宅に届いた見積価格は人工大理石カウンターがプラス4万円位、人工大理石エプロンがプラス2万5千円位でした。
県民共済住宅の標準は開き戸が標準仕様なのでドアは開き戸にしました。色は県民標準では4種類の中から選べますが、私達が選んだのは大宮ショールームで唯一展示されていないカラーのビクストラバーチンで壁4面ライムストーンっぽい柄の色にしました。
ショールームに行ってみて
TOTOの大宮ショールームはゆとりあるスペースでじっくりと展示品が見れたのが良かったです。2時間近く見学したのでオプションはともかく標準仕様に関してはほぼ見れたと思います。ショールームも広くてゆとりがあり、対応して頂いたスタッフの方もとても感じの良い人でTOTOのショールーム自体の印象は素晴らしかったです。
TOTOに行く前にLIXILのショールームをセルフ見学しましたが、その際にユニットバスの浴槽に入って座り心地なんかを確認していなかったので今回TOTOのユニットバスの浴槽に入った感触と比較出来ないのは結構残念です。今回改めて実際に試してみることの重要性を痛感しています。
TOTO大宮ショールームで実際にお願いしたプラン
まずは洗面化粧台のエスクアです。ほぼほぼ最安値の構成にして県民共済住宅に届いた見積価格で約48万円でした。
サザナは窓なしで標準のビスクトラバーチンでカウンターとエプロン部分を人工大理石に変えてあります。その他に要らないカウンター下収納を削除しました。
タンクレストイレは県民共済住宅のオプションの仕様から何も構成を変えていません。