契約後の空白期間の間に照明器具の下見をしようとオーデリック東京ショールームで自由見学をしてきました。

アドバイザー付きの予約は2週間後に別途入れていますが、オーデリックの分厚い照明器具のカタログを見ていると商品が多すぎて一度の見学では選びきれないなと思ったので事前に良さそうな照明器具を絞り込むのが訪問の目的です。

県民共済住宅ではオーデリックとパナソニックと東芝ライテックの照明が選べるようですが、私は間接照明(コーニス照明とコーブ照明)を採用する前提の間取りになっているので可能なら間接照明が一番安価で種類豊富なオーデリックの照明を入れたいと思っています。

その他ダイニングの照明用のペンダントライトやシーリングライトで気になっているオーデリックのFLAT PLATEシリーズやセンサー付き照明、昼白色や温白色、電球色の照明の色の違いと間接照明の見え方をショールームで体感してきました。

予約無しでショールームへ

オーデリック東京ショールームの受付
オーデリック東京ショールームの受付

今回ショールームに行った目的はあくまで使いたい照明器具を絞り込んだり、ショールームならではな事をいろいろ体感してくるのが目的です。自由見学なので図面は不要でした。

オーデリック東京ショールームは荻窪と高井戸の中間〜高井戸寄りにあり、埼玉県内からの電車でのアクセスはあまり良くないですが、車でのアクセスはそこまで悪くはありません。私の場合は17号バイパスで笹目橋を渡ってすぐ右折してそのまま笹目通り→環八通りと進んで井の頭通りで右折してちょっと走った所にオーデリックのショールームがありました。

オーデリック東京ショールームのフロアガイド
オーデリック東京ショールームのフロアガイド

受付で自由見学したい旨を伝えるとショールームのフロアマップとアンケート用紙を頂いて見学開始です。滞在可能な時間は2時間までなので十分な時間がありました。

演色性の確認

左側が従来のLED、右側がR15(Ra94)の高演色LED
左側が従来のLED、右側がR15(Ra94)の高演色LED

まずは通路の所にLEDの演色性の違いが分かる展示がありました。この展示は正直肉眼だとあまり違いがわからないと言うかよく見ないとまず気付かない位でしたが、スマホのカメラで撮った写真を見ると一目瞭然です。

演色性が高いと色がよりリアルに見えます。一言で言えば彩度が上がった感じです。

左側が従来のLED、右側がRa94の高演色LED
左側が従来のLED、右側がRa94の高演色LED

こちらも同じく演色性の違いが分かる展示でした。こちらの方が色の違いが分かりやすかったです。良くしたもので右側のRa94のLEDの方がマカロンの模型が美味しそうに見えます。

私はショールームに行く前から演色性については結構理解していましたが、改めて展示を見てみてオーデリックの照明を採用するならR15(Ra94)の高演色LEDが付いている物を採用します。

間接照明を実際に体験

ライン照明を使ったコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)
ライン照明を使ったコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)

オーデリックのショールーム内にはLDKや廊下を模した展示コーナーがあり、そこで各照明器具のオンオフや調光、調色が出来ます。コーニス照明やコーブ照明と言った間接照明(建築化照明)も実際にオンオフ出来るので試してきました。

私は天井から床と壁を照らすコーニス照明はLDKと洋室、寝室に採用するつもりでそれぞれ窓際の天井を折り上げています。

コーニス照明は上の写真の様な感じで折り上げた天井の壁の反対側の天井にライン照明を設置します。写真だと随分暗く写っていますが、どうしても発光している照明器具の明るさを基準にスマホのカメラが実際の明るさを誤認して実際よりも物凄く暗く写ってしまっています。実際は間接照明だけでも全然明るいです。

ライン照明を使ったコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)
ライン照明を使ったコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)
ライン照明を使ったコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)

写真では相当暗く写ってしまっていますが実際は普通に明るいです。スマホのカメラで照明器具を写真に撮るのって難しいんですね。

造作が要らないお手軽なコーブ照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)
造作が要らないお手軽なコーブ照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)

造作が要らないタイプの後付でも間接照明に出来る照明器具の展示もありました。このタイプの照明器具なら県民共済住宅で契約後にコーブ照明やコーニス照明をやりたい場合に造作不要で後付出来るので取り入れられます。

やはり壁や天井を造作した建築化照明よりは照明器具の継ぎ目や照明器具の質感がどうしても落ちますが、これも使い方次第で中々面白い照明だと思います。

このタイプの照明は可能なら壁から壁まで繋げてしまった方が見た目的にはスッキリして違和感が減ると思います。

昼白色のコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)
昼白色のコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)

LDKの展示エリアのコーニス照明は調色出来るタイプだったので昼白色のコーニス照明を試してみましたが、昼白色の青白さが際立ってしまい、間接照明の良い感じの雰囲気が無くなっていました。

間接照明用の照明器具で昼白色を選ぶ場合は実際にショールームでどういう感じになるのか確認したほうが良いと思います。個人的には昼白色の間接照明はなしでした。

電球色のコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)
電球色のコーニス照明(実際は全体的にもっと明るく見えます)

電球色に変えてみると照明の色と白いクロスが良く合っていてかなり良い感じの光の漏れ方で雰囲気も出ます。個人的には間接照明に使用する照明の色は電球色が一番良いと思いました。電球色の醸し出す良い感じの温かい雰囲気が間接照明と相まって部屋全体がとても上質な空間にランクアップしたような気さえしてきます。

実際に昼白色と電球色を切り替えてみましたが、間接照明との相性的に電球色があれば他の色に変えることは多分無いと思うので個人的には間接照明用の照明は電球色を選べば調色機能は不要だと思いました。間接照明のある部屋の照明を昼白色にする場合は電球色よりも温白色の間接照明の方が光色の違和感が出ず良いと思います。

コーニス照明の収まり(実際は全体的にもっと明るく見えます)
コーニス照明の収まり(実際は全体的にもっと明るく見えます)

コーニス照明の収まりです。私の間取りでもこれと全く同一の収まりで折り上げ天井を作ってもらっています。

コーブ照明の収まり(実際は全体的にもっと明るく見えます)
コーブ照明の収まり(実際は全体的にもっと明るく見えます)

壁から天井を照らすコーブ照明です。光の広がり方がソフトで非常に良い感じでした。私の間取りではカップボードの吊り戸棚を天井から300mm離すので吊り戸棚の上に幕板が要らないタイプの照明器具を置いて天井を照らしてコーブ照明にしようと思います。

私は結構照明計画は部屋によっては相当拘るつもりで間取りを考える段階から実は照明計画も大体考えていました。県民共済住宅の場合契約した後に照明の話が出てきますが、契約して間取りが確定した後だとコーブ照明やコーニス照明の様な天井を折り上げたりする建築化照明は実現できないので早い段階で計画する必要があります。

テープライトを使った間接照明
テープライトを使った間接照明

LEDのテープライトを使った間接照明もありました。LEDテープライトはオーデリックで買わずとも市販品が安く手に入りますが、LEDテープライトだと間接照明の光量が若干足りないかなという印象があります。

普通のLEDテープライトでコーブ照明やコーニス照明は光量が少ないので多分あまり向かないです。LEDテープライトはどちらかと言えば照らす範囲が小さい局所的な間接照明に向いていると思いました。

例えば、リビングのテレビの裏側にLEDテープライトを貼ってテレビ裏の壁を照らすとか、壁付けでフロートタイプのテレビ台の下に貼って床を照らすとかキッチンのカップボードの吊り戸棚と引き出しの間のスペースを照らすとかそういう狭い範囲を照らすなら光量的にも丁度良いのではないかと思います。

ダウンライトの種類もチェック

色々なダウンライトが体験出来るLDKの展示
色々なダウンライトが体験出来るLDKの展示

私はダウンライトを極力採用しないつもりですが、せっかくなのでダウンライトも試してきました。

ダウンライトは天井がスッキリすると良く言われていますが、ダウンライトだと1灯では明るさが足りないので天井に複数設置する事になり結果的に天井が逆にうるさくなると思うので私は極力ダウンライトは使いたくありません。

何より県民共済住宅は天井断熱なので最上階にダウンライトを設置するとダウンライトは天井をくり抜いてそこにダウンライトをはめていく様な施工方法なのでダウンライト部分の穴が気密の穴になることやダウンライト本体の小屋裏側への出っ張りが天井の断熱材の隙間を生みそうで高気密高断熱に最大限拘りたい私的には出来るだけ採用したくない照明です。

私の場合は2階建てなので1階の天井にダウンライトを採用する場合は気密と断熱の問題が関係無くなるので1階はダウンライトを使うかもしれません。

ダウンライトを採用するつもりの人は普通のダウンライトとグレアレスのダウンライト、ピンホールダウンライトの光の見え方とライトがついていない時の見え方の違いは確認してみて下さい。

グレアレスのダウンライトは真下に来なければ眩しくない
グレアレスのダウンライトは真下に来なければ眩しくない

地味に気になっていたのがグレアレスのダウンライトです。ダウンライトは眩しいのも結構なデメリットだと思っていますが、グレアレスのダウンライトだと真下から見上げない限りは眩しさがかなり軽減される事がわかりました。

上の写真が結構良い例で3灯ともグレアレスのダウンライトになっていて手前側は眩しくて奥側は眩しくないですね。ただ、寝室に使うにはちょっと眩しいかなとも言えます。

普通のダウンライト(左側)とピンホールダウンライト(右側)の違い
普通のダウンライト(左側)とピンホールダウンライト(右側)の違い

グレアレスのダウンライトよりももっと眩しくないダウンライトもあります。ピンホールダウンライトは見ての通り全然眩しくありません。寝室のベッドの足元側にダウンライトを付けるなら眩しくなく明るすぎないピンホールダウンライトがベストかもしれません。

ダウンライトの眩しいのが嫌いな人はグレアレスやピンホールのダウンライトを採用すると眩しさが軽減されます。

CONNECTED LIGHTINGも体験

CONNECTED LIGHTINGの体験コーナー
CONNECTED LIGHTINGの体験コーナー

オーデリックの照明にはCONNECTED LIGHTINGというBluetooth接続で照明器具をコントロール機能が付いている物があります。この展示コーナーではGoogleのスマートスピーカーとCONNECTED LIGHTINGを組み合わせた状態の展示がありました。

実際に「OK Google、電気消して」とか「OK Google、電気つけて」とか言うと照明器具がコントロールできます。便利か不便かで言えば確実に便利ではありますが、CONNECTED LIGHTINGに対応する照明器具は非対応の物よりももれなく高額なので差額を支払ってまで欲しい機能かと言われると微妙な所です。

私は結構スマートホーム化への興味は持っているのでとても興味深いのですが、照明器具をスイッチやリモコンで操作する事への不満や不便を覚えたことがないので別に良いかなとも思います。音声操作よりは人感センサー付き照明を適切に取り入れるとかそういう方面のスマート化はするつもりです。

個人的に気に入った照明器具

made in NIPPONのHasamiシリーズの白いペンダントライト

made in NIPPONシリーズのペンダントライトのOP 252 576LR(575LR)(左から2番目)
made in NIPPONシリーズのペンダントライトのOP 252 576LR(575LR)(左から2番目)
白いシェードから微妙に透ける光の感じが好みでした
白いシェードから微妙に透ける光の感じが好みでした
和のテイスト以外にも合いそうな癖のないデザイン
和のテイスト以外にも合いそうな癖のないデザイン

オーデリックのカタログを見ていてmade in NIPPONのペンダントライトのOP 252 576LR(575LR)が気になっていたので実物を見てみると和っぽさがあまりなくて中々良い感じです。

白色のシェードから透ける微妙な光が温かみを感じて自分の中ではストライクでした。

私の場合は無印良品っぽいシンプルでナチュラル系の内装を目指しているのでこのペンダントライトは相性が良さそうです。

これを1,600幅のオーク素材のダイニングテーブルの真上にダクトレールで3灯吊り下げる感じで考えています。

下半分がフロストガラスのペンダントライト

一番手前の下半分がフロストガラスのペンダントライト
一番手前(29番)の下半分がフロストガラスのペンダントライト
一番左側のペンダントライト
一番左側のペンダントライト

ペンダントライトで良いと思ったのがもう一つありました。下半分がフロストガラスになっているタイプのペンダントライトで比較的インテリアのテイストを選ばないデザインなので色々な内装にも合いそうなのが気に入りました。

ペンダントライトに関しては県民共済住宅取扱いメーカー以外で気に入ったものがあればダクトレールや引掛けシーリングだけ施工して貰い、施主支給もしくは引き渡し後に後付するという方法も取れると思います。

スリムかつ上下を照らせるブラケットライト

スリムかつ上下を照らせるブラケットライトのOB 255 257BR
スリムかつ上下を照らせるブラケットライトのOB 255 257BR
スリムかつ上下を照らせるブラケットライトのOB 255 257BR
スリムかつ上下を照らせるブラケットライトのOB 255 257BR

階段の吹き抜け部分の照明にスリムかつ上下を照らせるブラケットライトのOB 255 257BRも結構良いなと思いました。上下を照らすので明るさも結構確保できます。

階段照明はスイッチ式にするか人感センサーにするか微妙に迷う所です。

人感センサー付き小型シーリングライト

FLAT PLATEシリーズのセンサー付きシーリングライト
FLAT PLATEシリーズのセンサー付きシーリングライト
人感センサー付き小型シーリングライトのOP 251 860R
人感センサー付き小型シーリングライトのOP 251 860R

玄関ホールや廊下部分は人感センサーと照度センサー付きの照明が良いと思っているので小型の人感センサー付きシーリングライトはかなり良さそうです。この小型シーリングライトは他のシーリングライトと違い天井にピッタリ付くので天井の出っ張りの違和感も出にくいのがポイント高いです。

玄関ホールはセンサー付きのダウンライトという手もあるのでどちらにするかもう少し検討してみます。ライトの色も昼白色にするか温白色か電球色かもよく考えて決めようと思います。

人感センサー付き小型シーリングライトのOP 291 444R
人感センサー付き小型シーリングライトのOP 291 444R

もう少し小さいタイプの小型シーリングライトもあります。こちらはWICやクローゼットの中に設置したいですがこれもセンサー付きダウンライトとどちらが良いか迷う所です。

センサー付きの照明は非常に便利ですが価格が高いのが欠点です。

FLAT PLATEシリーズのシーリングライト

FLAT PLATEシリーズのシーリングライトは薄型であまり存在感が無いのが良いですね
FLAT PLATEシリーズのシーリングライトは薄型であまり存在感が無いのが良いですね
ダウンライトの様な小型シーリングライト
ダウンライトの様な小型シーリングライト

FLAT PLATEシリーズのシーリングライトも良いなと思いました。カタログを見ている時にもこれは良いなと思っていましたが、実際に見ても天井と隙間なく装着出来るタイプはシーリングライト特有の出っ張りが目立ちにくくて照明器具自体の存在感があまり無いのが良いと思いました。

ただ、FLAT PLATEシリーズのシーリングライトは発光面が下方向にしかないので一般的な横と上側にも発光面のあるシーリングライトよりかは天井面や部屋の角が暗くなるという欠点もあります。

シーリングライトも含めた照明器具は照明器具をインテリアのノイズとしてなるべく目立たせないか、あるいは逆に見せる照明としてインテリアに組み込むかでどういう照明器具が良いかが変わってきます。私は前者で照明器具をなるべく目立たせたくないと思っているので存在感を極力消したFLAT PLATEシリーズは良いなと思いました。

存在感が薄くてかわいいYUKIGOシリーズのブラケットライト

YUKIGOシリーズのブラケットライトのOS 256 402R
YUKIGOシリーズのブラケットライトのOS 256 402R

YUKIGOシリーズのブラケットライトも存在感が目立たずに丸っこくてかわいい感じが面白そうでした。この照明はシンプルで温かみのあるかわいい系の内装には合うと思いますが、モダンだったりインダストリアルの様な「格好良い」要素がある内装には全く合わないと思います。

癖が無さそうで実は癖が強いという印象のブラケットライトです。

MINIMUM-S+ACCENTシリーズの小型スポットライト

MINIMUM-S+ACCENTシリーズの小型スポットライト(点灯時)
MINIMUM-S+ACCENTシリーズの小型スポットライト(点灯時)
MINIMUM-S+ACCENTシリーズの小型スポットライト(消灯時)

MINIMUM-S+ACCENTシリーズの小型スポットライトも中々オシャレでした。特に黒い方は点灯感がそれ程強くないので雰囲気があって良い感じでした。

ミディアム配光のグレアレスダウンライト

ミディアム配光のグレアレスダウンライト
ミディアム配光のグレアレスダウンライト

洗面室の展示コーナーでミディアム配光のグレアレスダウンライトのOD 361 421MLCRが気になりました。ミディアム配光のダウンライトが洗面ボウルの上にあるとダウンライトの光が洗面ボウルに当たって洗面ボウルがキラキラ輝いてまるで高級ホテルの洗面台の様になります。

私はタカラのエリーナというクォーツストーンカウンターの2ボウル洗面台を入れるのでこの演出手法は使えると思いました。タカラスタンダードのショールームのクォーツストーンカウンターは光が当たるとキラキラ輝いていたので電球色か温白色のミディアム配光(30°位)のダウンライトもしくはスポットライトで演出しようと思います。洗面台の照明は昼白色が良いとされていますが、空間の雰囲気だけなら温白色か電球色にするかとても迷う所ではあります。

県民共済住宅標準の普通の真っ白な人工大理石の洗面台だとそこが演出されても仕方ない感じがしますが、オプションで良い洗面台を入れるなら洗面台の上の照明にも気を使ってみて下さい。特に白い陶器製のベッセルタイプの洗面台ならかなり良い感じになると思います。

これに関してはショールームで見るまで思いつきもしなかったのでショールームに行って気づいて良かったです。それにしても照明計画は本当に奥が深いです。

ショールームの様子

ブラケットライトの展示
ブラケットライトの展示

壁付けのブラケットライトも豊富な種類がありました。カタログの全種類が展示されている訳では無さそうですがそれでもかなりの種類がありました。

made in NIPPONシリーズ
made in NIPPONシリーズ

made in NIPPONシリーズの展示も中々趣があって良かったです。

洗面室の照明の体験コーナー
洗面室の照明の体験コーナー

この洗面室の照明の体験コーナーが個人的にはとても為になりました。私の間取りでは洗面台の鏡が上の写真の様な照明なしの大型1面鏡が入るので実際に照明なしの洗面化粧台の場合どんな感じになるのかが解ったのが特に良かったです。

後はダウンライトの光色の違いや配光の違いと実際の明るさを体感出来たのでこれから考える照明計画に活用しようと思います。

照度センサー(明暗センサー)タイプのフットライト
照度センサー(明暗センサー)タイプのフットライト

廊下の体験コーナーの所にフットライトの展示もありました。フットライトは常夜灯として結構良さそうではありますが、各社ともあまりデザインが良い物が無いのでコンセントにして市販のフットライトをポン付けするのもありかなと思っています。

私もフットライトは寝室からトイレの動線や階段には用意したいと思っています。

シーリングライトやブラケットライトの展示
シーリングライトやブラケットライトの展示

私は壁付けの照明にモーガルソケットに裸の普通のLED電球を付けただけのシンプルな照明も良いなと建築系YouTuberの動画を見て思っていましたが、オーデリックのそういう照明は電球が結構大きくて意外と存在感があったのでちょっとどうしようか考え中です。オーデリックのカタログを見るとシンプルなタイプでも定価で5千円以上するので結構高く感じます。

とても趣があるランプ
とても趣があるランプ

この様なとても趣がある照明も展示されていました。私の目指す家とは内装の方向性が合わないので採用しませんが、照明器具単体で見るととても素敵な物が幾つもありました。

made in NIPPONの珪藻土のかわいいペンダントライト
made in NIPPONの珪藻土のかわいいペンダントライト
made in NIPPONシリーズの照明
made in NIPPONシリーズの照明
シャンデリアの展示
シャンデリアの展示
ペンダントライトとブラケットライトの展示
ペンダントライトとブラケットライトの展示
ペンダントライトとブラケットライトの展示
ペンダントライトとブラケットライトの展示
ペンダントライトの展示
ペンダントライトの展示
ペンダントライトの展示
ペンダントライトの展示

オーデリック東京ショールームは結構広いのでかなりの数の照明器具の展示があります。あの分厚いカタログ全ての照明器具は流石に展示されていないと思いますが、相当数の照明器具があるので大体の物はここに来れば実物が見れると思います。

外構用の照明の展示

外構のポーチライトの展示
外構のポーチライトの展示
外構のポーチライトの展示
外構のポーチライトの展示
外構のポーチライトの展示
外構のポーチライトの展示
外構のダウンライトとシーリングライトの展示
外構のダウンライトとシーリングライトの展示
外構のスポットライトの展示
外構のスポットライトの展示
外構の表札用ライトの展示
外構の表札用ライトの展示
外構のポールライトの展示
外構のポールライトの展示

外構用の照明器具の展示は室内用の展示がある階ではなくその上の階に展示がありました。私は外構については今の所まだ全然決めていませんが、こういう展示を見ていると何となくアイディアが浮かんで来そうです。

私の土地は旗竿地で敷地延長部分の駐車スペースの所にはポールライトかフットライト、もしくはスポットライトで明るくして夜間のバック駐車を安全に出来るようにしたいと思っています。

後は家の外壁をライトアップしても面白いかなとも思います。私の場合、外壁がALCのジーファスタイル50で凹凸がある外壁なので窓がない所の壁を下からライトアップすると多分かなり良い感じになると思います。まあ旗竿地の家をライトアップしても仕方ない気もしますが、案外防犯面でメリットがあるかもしれません。

最後に

オーデリック東京ショールームに行ってみて思ったのは、照明に拘りたい人や間接照明に興味がある人は契約後にショールームに行くよりも間取りが決まる契約前に一度照明関係のショールームに行った方が良いと思いました。

実際にショールームの体験スペースで間接照明やダウンライトを体感してみると、照明器具の設置位置だったりそういう細かいことまで気がまわるようになります。特にコーニス照明の様な天井を折り上げたりしないと作れない間接照明は間取りが決まってからだと作れないので間取りが確定する前に照明メーカーのショールームに行って照明のイメージを何となく固めると取り入れたい照明を考慮した間取りに出来るはずです。特に天井を折り上げるコーニス照明は早めに設計士に相談しないと天井裏の梁と干渉して折り上げる天井高が確保できないという事も十分あり得るので注意して下さい。

県民共済住宅の場合、インテリアコーディネーターもいなければ照明デザイナーの様な人もいないので高度な照明計画を立てるなら施主の勉強が不可欠です。照明計画が上手く出来れば空間全体の雰囲気や見栄えが格段に良くなるはずなのでここは頑張りどころです。

照明計画を勉強するなら照明メーカーのWEBサイトやカタログが結構有用なので活用してみて下さい。特にパナソニックの「すまいのあかり設計集 2018 基礎編」のカタログは照明の基本的な事や実践的なアドバイスまで網羅されているので必読です。WEBからもカタログは見れますが、パナソニックのショールームに行った時にはそのカタログを是非貰ってきて下さい。

私も本格的な照明計画はこれからですが、ショールームで色々体験して来てイメージが掴めました。今月もう一度オーデリック東京ショールームで今度はアドバイザー付きの予約を入れているのでその際に実際の間取り図と共に具体的な照明プランを決めていこうと思います。

ただ、1度で決められなさそうな気がするのでもう2回位オーデリックのショールームに再訪しそうな気もしています。