当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

県民共済住宅で選べるオプションの一覧を住宅相談の時に頂いたので画像を公開します。これがあると県民共済住宅で家を建てる場合どういうアレンジが出来そうかの判断基準になるので県民共済住宅にしようと思っている人にはとても参考になる情報だと思います。

【追記】2021年6月現在の県民共済住宅オプションファイルの写真をアップした記事を書きました。最新情報はそちらをご覧ください。

私も県民共済住宅にしようかと思っていた時に「県民共済住宅 オプション」とかのキーワードで検索しまくったので県民共済住宅で建築を考えている人の助けになればと思います。

個人的に採用したいオプション

県民共済住宅で選べるオプション(2020年12月時点)
県民共済住宅で選べるオプション(2020年12月時点)
  • 防音マット(9番)
  • 高断熱仕様(19番)
  • エコキュート(20番)
  • 食器棚(22番)
  • タンクレストイレ(23番)

9番の防音マット

9番の防音マットは2階リビングにするつもりなので、平米辺り1,700円で防音床に出来るならやっておこうという感じ。

19番の高断熱仕様

県民共済住宅のオプションの高断熱仕様の断熱材
県民共済住宅のオプションの高断熱仕様の断熱材

19番の高断熱仕様は床、壁、天井の断熱材が標準仕様の物と比べてグレードアップしています。19,000円+坪1万とそこそこ金額の張るオプションですが、断熱性能が上がれば日々の冷暖房費が安くなり、更に快適性も上がるのでここは投資すべきポイントだと思います。私は高断熱住宅を求めているので正直この県民共済住宅の高断熱仕様のオプションでも力不足だと思っていますが、それでも断熱性能が高いに越したことはありません。現状、断熱性能を上げても建築時のコストアップ以外のデメリットは特に無いわけですしね。

断熱材に関しては設備と違って簡単に後付出来ない分そこを後から強化しようと思うと大規模なリフォームが必須になるので現時点で最高の仕様にしておくのがベターです。断熱の基準も断熱等級4(6地域:Ua値0.87)よりもZEH(6地域:Ua値0.6)の様に後から出てきた基準の方がどんどん高性能化しているので10年先、20年先の事を考えると投資しておくべき箇所です。しかも断熱材を強化すれば快適性が向上する上、冷暖房費のランニングコストでそのうち元が取れるというか得をする可能性まであります。

20番のエコキュート

オプションの三菱電機製のエコキュート(SRT-S465U)
オプションの三菱電機製のエコキュート(SRT-S465U)

20番のエコキュートはオール電化にするなら必須のオプションです。

県民オプションの三菱電機のエコキュート(SRT-S465U)は年間給湯保温効率が3.8と燃費が結構良いので私はこのエコキュートを採用する予定でいます。

22番の食器棚

県民共済住宅オプションで選べるウッドワンのカップボード
県民共済住宅オプションで選べるウッドワンのカップボード

22番の食器棚はオプションのカップボードの事だと思いますが、私達は県民共済住宅のオプションで選べるウッドワンの奥行60cmのカップボードの構成をカスタマイズして導入しようかと思っています。

23番のタンクレストイレ

県民共済住宅の標準トイレ(右)とオプションのタンクレストイレ(左)
県民共済住宅の標準トイレ(右)とオプションのタンクレストイレ(左)

23番のタンクレストイレはTOTOのNJ2という住設向けのタンクレストイレです。タンクレストイレにすることで見た目がスッキリするのと奥行が数センチ短くなるのでその分トイレのスペースが広くなります。後は便器に手洗いがあるとタンクの内側の上部が手洗いなしの物よりもカビやすいのも嫌なポイントです。これは今住んでいる家に4年前に1階に手洗いなしのピュアレストEX、2階に手洗いありのピュアレストEXを同時に導入して便器のタンク部分の上部の蓋を開けてみると明確に違いがありました。

逆にタンクレスの欠点は停電時に水が流せない(流しにくい)事でしょうか。

県民共済住宅のトイレは標準もオプションも便座と便器の一体型なのでウォシュレット部分が故障した場合の修理費が高額になりそうなのが怖いところです。10年後位に便座だけ新しくしたいと思っても便器ごと交換となるので個人的な本音としては標準仕様はピュアレストEXの様な従来式の組み合わせ便器の方が良かったです。

その他のオプション

県民共済住宅で選べるオプション(2020年12月時点)
県民共済住宅で選べるオプション(2020年12月時点)

2枚目のオプションファイルで個人的に採用したいのが洗濯パンと室内物干し(ホスクリーン)と太陽光発電とテレビアンテナです。

テレビアンテナ(地デジ)は屋根上や壁付けではなく小屋裏設置が理想ですが、小屋裏設置が無理なら八木アンテナではなく四角いデザインアンテナを設置出来たら良いなと思っています。BSはNHKの月額料金に900円程プラスしてまで見たいかどうかと言われたら正直微妙なのでBSアンテナは設置しないかもしれません。

太陽光発電は南北方向の切妻屋根で考えているので南面に載せられるだけ載せようかなと思っています。太陽光発電の固定買取価格は年々下落していますが、単価が安い売電よりも自己消費用として10年から15年位で元を取れたら良いと思っています。私は三菱自動車のアイミーブという軽のEVに乗っているので余剰電力も単価の低い売電に回さず有効活用出来るのではと見込んでいます。県民共済住宅はZEHビルダーではないので補助金は貰えないのが残念ではありますが、年々太陽光設置の補助金は少なくなっていたり制度自体が無くなってきているので補助金を当てにする時代は終わりつつあるのかもしれません。ちなみに蓄電池の導入は計算してみて元を取れる見込みが全く無いので考えていません。

ただやはり太陽光のオプション価格は市価のKW単価と比べて割高感があるので太陽光を載せるにしても県民で入れるかあるいは別の業者にするか、あるいはそもそも自分で買わずに京セラ辺りの無料太陽光を載せようか迷う所です。

金額だけ考えたら県民共済住宅以外の業者ですが、県民の場合は屋根の保証が有効なまま太陽光発電を載せられるので予算に余裕があれば県民オプションの太陽光を入れたいと思っています。

オプション対応の可否

県民共済住宅のオプション可否(2020年12月時点)
県民共済住宅のオプション可否(2020年12月時点)

オプション可否の紙もセットになっていたので掲載します。個人的に非常に残念な点はサッシのガラス変更が出来ない事です。高断熱住宅のセオリー通りに南面の窓は断熱タイプのガラスを入れて南以外の窓は遮熱タイプのガラスを入れたかったです。

同じくサッシで気になるのがサッシのグレードアップが出来るかどうかです。個人的には樹脂サッシでトリプルガラスのAPW430を導入したいと思っているのでオプションや個別見積もりで入れられるのかが気になります。また、気密性に優れるツーアクション窓も使えるかどうか気になります。

サッシに関しては採用できる物が限られていました。更に個別見積りでAPW430へのグレードアップは出来ないとの事でした。

県民共済住宅のオプション可否(2020年12月時点)
県民共済住宅のオプション可否(2020年12月時点)

この表の中でオプションを入れたいと思うのがタカラスタンダードのキッチンを入れた時に入れられるホーロークリーンパネルです。このオプションを入れようと思うと他メーカーキッチンパネルが不可となっているのでタカラのキッチンを入れる必要があります。

後は洗面化粧台の他メーカー(当社取扱い水廻り業者のみ)が「可」で標準設定品以外も「可」となっているので、標準の洗面化粧台を取り扱うLIXILかパナソニック以外でもTOTOやタカラスタンダード、クリナップ、ウッドワンの洗面化粧台が入れられます。私達は2ボウルの洗面化粧台を希望しているので選択肢が広がるのは嬉しい点です。

あと下駄箱も標準のものだとそのうち容量不足になりそうなので形状を変更できるのは良かったです。私達は流行りのシューズクロークを設けずに下駄箱を広くする方向で考えています。

断熱材の吹付け断熱は取扱が無くなると住宅相談の際に聞かされました。もし高断熱仕様が無ければ施工品質が現場の大工次第の袋入りグラスウールの断熱材と比べてカタログスペック上の断熱性能が多少落ちても気密性能が担保出来る吹付け断熱にしたいと思っていました。

なお、2021年3月契約で吹付け断熱のオプションは終了した様です。

標準のエアコンは制震装置かエアコン2台(6畳用と10畳用1台ずつ)のどちらかを選べるので後付できない制震装置を入れるかエアコンを入れてコスパを上げるか中々悩ましい所ではあります。私は標準エアコンよりも高性能なエアコンを施主支給もしくは後付したいので多分制震装置を選ぶと思います。

最後に

繰り返しますがこのオプションの紙は2020年12月に県民共済住宅に住宅相談に行った際に頂いた物なので、現時点で金額が変わっていたり出来なくなっている事もあるかもしれません。あくまで参考として見て頂ければと思います。

【追記】2021年6月現在の県民共済住宅オプションファイルの写真をアップした記事を書きました。最新情報はそちらをご覧ください。