ワールドカップ観戦のため1ヶ月ロシアとヨーロッパを一人旅した際の旅費を公開します。色々な方法で節約して結果的に交通費、宿泊費、チケット代、食費、お土産代などの総額は39万円位でした。

39万円の内38万円はクレジットカード払いで詳細が把握できていますが、現地のバス代等の少額の現金利用分については一部把握出来ていません。ただ、ロシアではほぼ全てカード払いが可能だったので現金は殆ど使っていません。ドイツやオーストリア、イタリアでもほぼほぼカード払いで済ませています。現金は1万円も使っていないはずです。

サッカー関連の出費

ヴォルゴグラードのオフィシャルショップ
ヴォルゴグラードのオフィシャルショップ
内容日本円現地通貨レート
日本対パラグアイ戦チケット(インスブルックでの壮行試合)1,32510EUR132.5
日本対コロンビア戦チケット(グループリーグ・カテゴリー3)12,615105USD109.7
日本対セネガル戦チケット(グループリーグ・カテゴリー3)12,616105USD109.7
日本対ポーランド戦チケット(グループリーグ・カテゴリー3)12,616105USD109.7
日本対ベルギー戦チケット(ベスト16・カテゴリー3)13,932127USD109.7
ワールドカップグッズ購入3,5972,000RUB1.8
ワールドカップグッズ購入3,5972,000RUB1.8
ワールドカップグッズ購入3,6082,000RUB1.8
ワールドカップグッズ購入1,619898RUB1.8
ワールドカップグッズ購入2,1601,200RUB1.8
合計金額64,394
試合のチケット代とグッズ購入費

チケット代はワールドカップの4試合が48,488円で、インスブルックでの壮行試合の1試合で1,325円で合計49,813円でした。ワールドカップ関連グッズの合計が14,581円でチケット代とグッズ代を合わせた出費が64,394円となりました。

チケットのカテゴリーは全て最安のカテゴリー3(ゴール裏)で申し込みました。チケット代が安いという理由も勿論ありますが、普段観に行くレッズの試合でもゴール裏の安い席から試合を見ることが多いので、見慣れたアングルから試合を見たいと言うのもあります。

航空券や鉄道、バスなどの交通費

S7航空の飛行機
S7航空の飛行機
内容日本円現地通貨レート
S7航空 成田発モスクワ経由ミュンヘン(NRT-DME-MUC)往復航空券77,870
アエロフロート ロストフ発サンクトペテルブルク(ROV-LED)片道航空券12,260
S7航空 カザン発モスクワ(KZN-DME)片道航空券6,430
S7航空 サンクトペテルブルク発カザン(LED-KZN)片道航空券10,500
ドイツ鉄道 ミュンヘン空港→マイヤーホーフェン3,24924.9EUR130.48
ツィラータール鉄道 マイヤーホーフェン→ブレンナー2,23716.8EUR133.16
オーストリア連邦鉄道 ブレンナー→タウフキルヘン(ミュンヘン近郊)1,84114EUR131.5
Aeroexpress ドモジェドヴォ空港→パヴェレツカヤ往復1,526840RUB1.82
Aeroexpress ドモジェドヴォ空港→パヴェレツカヤ片道760420RUB1.81
Troikaカード(モスクワの交通カード)にチャージ537300RUB1.79
MVV タウフキルヘン→ミュンヘン空港1,52511.6EUR131.47
MVV ミュンヘン近郊1日乗車券8806.7EUR131.34
サンクトペテルブルク交通カード360200RUB1.8
Aeroexpress カザン空港→カザン駅片道7240RUB1.8
Aeroexpress カザン駅→カザン空港片道7540RUB1.88
ロシア国鉄 ルザエフカ→ウファ3等片道2,3961,325.6RUB1.81
ロシア国鉄 ウファ→エカテリンブルク2等片道3,7852,094RUB1.81
ロシア国鉄 エカテリンブルク→サマーラ2等片道4,9282,737.1RUB1.8
ロシア国鉄 サマーラ→ヴォルゴグラード2等片道5,3882,993RUB1.8
マイヤーホーフェン ケーブルカー往復2,77720.9EUR132.87
オルティセイ→カステルロット ケーブルカー往復2,54719.4EUR131.29
合計金額141,943
カード払いの交通費全般、現金払いの現地のバス代等は省略

別で発券したロシア国内線の3区間を含む航空券代が107,060円、鉄道移動が29,559円で交通費に含めるべきか微妙なケーブルカー代が5,324円で合計141,943円でした。

この他に現金払いの現地のバス代等もありますが、それを入れてもプラス3千円もしないと思います。

交通費の節約ポイント

日本発の航空券は長期滞在可能かつストップオーバー可能でマイルが貯まる航空券を購入

ロシアのS7航空の成田発モスクワ経由ミュンヘン行きの航空券を諸税込77,870円で購入しました。この航空券で帰りのモスクワで3週間以上ストップオーバーしてワールドカップを満喫します。

S7航空はJALと同じワンワールドに加盟しているのでJGC会員の私はラウンジが使えます。また、25%とマイル加算率は渋いですがJMBのマイルも貯められました。そして、S7航空の成田→モスクワ・ドモジェドヴォ間は往復ともJAL運行のコードシェア便なのでJALで行くのと変わりありません。マイルの加算率さえ目を瞑ればとても良い選択でした。

ヨーロッパ内の鉄道移動はドイツ鉄道、オーストリア連邦鉄道、イタリア国鉄のサイトをそれぞれ比較して経由地を変えたりして一番安くなるチケットを調べ尽くして事前購入

オーストリアのインスブルック中央駅とオーストリア連邦国鉄のRailjet
オーストリアのインスブルック中央駅とオーストリア連邦国鉄のRailjet

今回はミュンヘンからオーストリア、イタリアと移動しているのでそれぞれドイツ鉄道、オーストリア連邦鉄道、イタリア国鉄の3社からチケットを買えますが、最適な購入先を調べてから購入しました。

例えば6月16日のイタリアのカンポ・ディ・トレンスからドイツのミュンヘンまでの移動はカンポ・ディ・トレンスからイタリアとオーストリアの国境駅のブレンナー駅まではホテルで貰ったゲストカードを使い無料で移動し、オーストリアのブレンナーからドイツのミュンヘン近郊のホテルのある駅まではオーストリア連邦国鉄のSparschieneというネットで買える事前購入で予約変更不可の格安運賃でたったの14EURで移動しています。この日のこの区間はドイツ鉄道から買うよりもオーストリア連邦国鉄から買った方が安かったです。

もう一つ地味な節約テクニックとしてはミュンヘン中央駅までのチケットを買わずにホテルの最寄り駅までのチケットを買ったことです。これでミュンヘン中央駅からホテルの最寄り駅までの片道切符分が節約出来ています。

また、6月12日にオーストリアのマイヤーホーフェンからオーストリアのインスブルックで日本代表対パラグアイ代表の試合を観戦して試合後にイタリアのカンポ・ディ・トレンスまで行く日がありますが、この時はマイヤーホーフェン→インスブルック、インスブルック→カンポ・ディ・トレンスと電車のチケットを買うのではなく、インスブルック近郊はゾーン制運賃なのでマイヤーホーフェン→ブレンナー(オーストリアとイタリアの国境駅)、ブレンナー→カンポ・ディ・トレンスという分け方で普通運賃の切符を購入してインスブルックで途中下車して試合を観戦してその後ブレンナー駅に移動しました。

宿泊先で貰えるイタリアの南チロル地方内の移動が無料になるゲストカードを最大限活用

Hotel Lenerで貰えたactiveCARDという現地の観光協会が発行するゲストカード
Hotel Lenerで貰えたactiveCARDという現地の観光協会が発行するゲストカード

イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州やオーストリア、ドイツ、スイス等のアルプス周辺の地方自治体の観光協会でその地域の観光協会に加盟するホテルやアパートメントの宿泊者向けにとても便利なゲストカードを発行している観光協会が幾つかあります。

ゲストカードがあると地域内のバスや電車の運賃が無料になったり、博物館等の入場料やケーブルカー代が無料や割引になる特典が付いている事があります。

今回はゲストカードの恩恵をフルに活用すべく条件を予め調べてから旅先を決めました。私が宿泊したカンポ・ディ・トレンスのHotel LenerはactiveCARDという南チロル州内のローカル電車、バスが全て無料で乗れて一部のケーブルカーの運賃が無料になったりする特典やパートナー企業の店で割引や特典が受けられたりとこれを相当活用して普通に観光した場合と比べて50EUR位浮かせました。

ロシア国内の移動はワールドカップの観戦チケット保持者のみ予約出来る無料列車を活用

ワールドカップ期間中に試合のチケット保持者のみ無料で予約出来る専用の無料電車をモスクワ→サランスク、ヴォルゴグラード→モスクワ、モスクワ→ロストフと3区間利用しました。

この無料列車は当然席も限られていて予約も結構激戦で取れたのが3区間だけでした。無料列車はロシア国鉄の2等相当の車両なのでコンパートメントに寝台が左右に上段下段と合計4つのベッドがあり、車両によってはエアコンも付いているので普通にロシア国鉄の2等列車を予約すると1区間2千円〜6千円位かかる所が無料になったのでこれだけでも1万円位節約出来ています。

また、試合当日にホテルに泊まらない事でさらなる節約にもなっています。

ロシア国内の移動と宿泊を兼ねて有料の寝台列車を最大限活用

無料電車で移動出来ない所は移動と宿泊を兼ねられる電車移動を最大限利用しました。主に2等を買っていますが同じ2等の車両でもエアコンやバイオトイレ付きの価格が少し高い車両を指定して買いました。3等も興味本位で1区間だけ利用してみました。

ホテルやアパートメントの宿泊費

Holiday Inn Ufaの客室
Holiday Inn Ufaの客室
内容日本円現地通貨レート
Holiday Inn Express Moscow Paveletskaya
(モスクワ・1泊)
6,4693,531.74RUB1.83
Posthotel Mayrhofen
(マイヤーホーフェン・2泊)
7,536
Hotel Lener
(カンポ・ディ・トレンス・3泊の事前決済デポジット分)
5,23740EUR130.93
Hotel Lener
(カンポ・ディ・トレンス・3泊のデポジット除外分)
12,88092EUR131.28
Hotel Wieser
(カンポ・ディ・トレンス・1泊)
7,54957.5EUR131.29
Holiday Inn Munich Unterhaching
(ミュンヘン・2泊)
17,294131.55EUR131.46
Holiday Inn Ufa
(ウファ・3泊)
18,62210,218RUB1.82
Apartments on Belinskogo 222
(エカテリンブルク・1泊現金払い)
3,6001,800RUB2
Holiday Inn Samara
(サマーラ・1泊、IHGのポイント利用で無料宿泊)
010,000ポイント
Prince Park Moscow
(モスクワ・2泊)
13,330
Okhotnichiy Club
(ロストフ・ナ・ドヌ・1泊)
4,4122,440RUB1.81
Hotel City
(サンクトペテルブルク・2泊)
12,344
Ostrovsky
(カザン・1泊)
4,625
Ibis Kazan
(カザン・2泊)
7,358
合計金額121,256
宿泊費の総額(1人1室で合計22泊)

ホテルやアパートメントの宿泊費は合計22泊で121,256円と1泊5,500円位に収まりました。一人旅なので同行者とホテル代が折半出来ない分割高になっています。

宿泊した全てのホテルが専用バスルーム付きの部屋でホステルには一度も泊まっていません。3つ星クラスのホテルが多いですが、ホリデイイン等の4つ星ホテルや5つ星ホテルにも泊まれています。ワールドカップ期間中でこの価格で泊まれているのは自分で言うのもなんですがかなり凄いと思います。

宿泊費の節約ポイント

ワールドカップ期間中の試合のある都市の試合当日や前日はホテルがほぼ埋まっていて、空きがあるホテルが見つかっても普段1泊3千円とかで泊まれるようなホテルが1泊5万円や10万円だったりと超強気価格で出していたのでそういうホテルは徹底的に避けました。何日も同じ街のホテルを予約サイトで検索し続けて安いホテルが出てきたタイミングで確保するという作業を繰り返して結構苦労して安いホテルを確保しました。

特に日本代表対コロンビア代表の試合が開催されるサランスクは小さな都市でホテルの絶対数も少なくホテルの空き自体が全くと言って良いほど無くてホテルを取るのが非常に困難な状況でした。日本代表対ポーランド代表戦の会場のヴォルゴグラードも同じくホテルが多い街ではなかったのでこちらも宿の確保が結構難しい状況でした。

なのでワールドカップの試合前後に試合会場の都市に泊まれたのは安い個人経営のアパートメントが予約出来たエカテリンブルクの試合当日の1泊とヴォルゴグラードでの日本対ポーランド戦の試合が終わりグループリーグの結果が出た直後にヴォルゴグラードのスタジアムを出る前にホテルを急遽確保したロストフ・ナ・ドヌの試合当日の1泊の2泊分だけでした。

4試合とも試合前日は寝台列車で試合会場の都市へと移動しながら寝て、日本対コロンビア戦の会場のサランスクと日本対ポーランド戦の会場のヴォルゴグラードでは試合当日も寝台列車で別の都市に移動しながら寝るという超ハードスケジュールでホテル代を節約しています。

試合のない日のホテルは比較的料金が下がるのでその都市の試合の無い日に滞在したり、ワールドカップ開催都市以外の都市に宿泊したりしてホテル代を浮かせました。

交通費と宿泊費の合計

交通費と宿泊費の合計が262,662円です。ワールドカップ期間中のロシアとヨーロッパを22泊33日と旅行してそれなりの水準のホテルに泊まっていることを考えると結構安く行けたと思います。

外食時の食費

ボルシチとビール
エカテリンブルクのレストランで注文したボルシチとビール
内容日本円現地通貨レート
Hotel Lenerディナー3回分5,25037.5EUR131.28
Hotel Lenerディナー1回1,752
ミュンヘンのマクドナルド9717.39EUR131.39
サランスクのスタジアムで飲食357200RUB1.79
ウファのケンタッキー559313RUB1.79
ウファのカフェ332185RUB1.8
ウファの食堂315175RUB1.8
エカテリンブルクのレストラン648360.5RUB1.8
エカテリンブルクのスタジアムで飲食360200RUB1.8
サマーラの食堂622345RUB1.8
ヴォルゴグラードのフードコート483265RUB1.82
ヴォルゴグラードのフードコート14278RUB1.82
ヴォルゴグラードのスタジアムで飲食365200RUB1.83
ヴォルゴグラードのスタジアムで飲食365200RUB1.83
モスクワのマクドナルド529290RUB1.83
モスクワのカザン駅構内のフードコート714395RUB1.81
ロストフ・ナ・ドヌのスタジアムで飲食361200RUB1.81
ロストフ・ナ・ドヌのスタジアムで飲食1,624900RUB1.81
ロストフ・ナ・ドヌのバーガーキング612339.8RUB1.8
ロストフ・ナ・ドヌのバーガーキング559309.9RUB1.8
ロストフ・ナ・ドヌの空港内の自販機15485RUB1.81
サンクトペテルブルクのテレモーク594330RUB1.8
サンクトペテルブルクのテレモーク1,122624RUB1.8
サンクトペテルブルクのバーガーキング233129.8RUB1.8
サンクトペテルブルクのバーガーキング587325.8RUB1.8
カザンの食堂13072RUB1.81
カザンのパブリックビューイング会場での軽食648360RUB1.8
カザンのバーガーキング5529.9RUB1.84
カザンのカフェ1,199660RUB1.82
カザンのカフェ831450RUB1.85
合計金額22,473
外食時の食費、スーパーでの食材購入分は含まれません

外食時の合計は22,473円とかなり安く済んでいます。改めて見てみるとマックやバーガーキング、KFCとファストフードばかりです。ファストフード利用が多い理由は一人旅でなおかつ寝台列車等での到着が深夜でそもそも店がファストフード位しか空いていなかったり、世界チェーンのファストフード店は英語対応のオーダー端末があって注文しやすかったりしたのが大きいです。

後は、バーガーキングで50円位のソフトクリームがとても美味しかったというのも大きな理由です。ロシアはバーガーキングに限らずアイス類は地味にとても美味しいのでもしロシアに行く機会があれば是非。JALのヨーロッパ線に乗ると往復とも食後にハーゲンダッツのアイスが出てきますが、モスクワ線の場合は成田→モスクワ間はハーゲンダッツでモスクワ→成田間はロシアの美味しいアイスが出てきます。

アイスに限らずロシアは全般的に食費がとても安くてロシア料理が美味しかったです。ボルシチは安くて美味くて本当におすすめです。他にはヴリヌイというロシアのクレープがありますが、これも食べやすくて日本人の口にも合うのでオススメです。北欧や東欧の国々は経験的に飯が不味いという印象がありますが、ロシアに関しては例外的に飯が美味しかったです。

食費は節約していますが、美味しいものを食べるのも当然好きなので飯が美味しいイタリアでは4泊中4回とも宿泊したホテル併設の地元客で賑わうレストランに行って毎食かなり美味しいピザを食べながらラドラービールを飲んでいました。

食費はスーパーで買ってホテルの部屋や列車内で食べる事も多々あり、それは上記の表には入れていません。

スーパー等での購入費

モスクワのAuchan(スーパー)
モスクワのAuchan(スーパー)
内容日本円現地通貨レート
マイヤーホーフェンのBILLAスーパー6094.58EUR132.97
マイヤーホーフェンのBILLAスーパー5263.95EUR133.17
ボルツァーノのDESPARスーパー4043.03EUR133.33
ヴィピテーノのEUROSPARスーパー6464.92EUR131.3
モスクワのPerekrestokスーパー511286.7RUB1.78
ウファのPerekrestokスーパー567317.18RUB1.79
ウファのPerekrestokスーパー577320.6RUB1.8
ウファのPerekrestokスーパー530294.9RUB1.8
エカテリンブルクのスーパー11061RUB1.8
サマーラのスーパー3117.19RUB1.8
ヴォルゴグラードのスーパー5428.99RUB1.86
モスクワのAuchanスーパー1,748960.12RUB1.82
サンクトペテルブルクのスーパー296164.27RUB1.8
カザンのスーパー9049.7RUB1.81
カザンのAuchanスーパー5,0442,802.76RUB1.8
カザンのAuchanスーパー5,0182,763.2RUB1.82
カザンのスーパー2,6571,439RUB1.85
合計金額19,418
スーパーでの購入費。お土産代も含む

スーパーでの出費は19,418円でした。スーパーではパン等の軽食や飲み物、お菓子なんかを主に買っています。最後のカザンではイクラ等の高いお土産を1万円以上買ったのでその分を除くと合計1万円も使っていない感じです。

ロシアは全体的に物価が安いので助かりました。

通信費

内容日本円現地通貨レート
Yesss! プリペイドSIMチャージ1,32510EUR132.5
MTS プリペイドSIM50GB(現金払い)4,0002,000RUB2
合計金額5,325
通信費

通信費はスマホ用のプリペイドSIMの購入費です。ヨーロッパ圏内はオーストリアで売られているYesss!というMVNOのSIMを前年にオーストリアを旅行した際に入手済みでSIMの期限が切れていなかったので旅行前に10EUR分追加でチャージしました。

このYesss!のSIMはドイツ語の管理画面とアプリしかありませんが、2018年時点では5.99EURの1ヶ月有効な5GBのデータパッケージ(EUローミング1.7GB含む)があり、EUローミングが使えることを考えると非常に安いSIMです。今回ドイツ→オーストリア→イタリアと旅する上で最適なSIMでした。

ロシア国内のSIMはMTSという大手キャリアのモスクワ近郊での通話とロシア全土で使える50GB分のデータパッケージが含まれている1ヶ月有効のSIMをドモジェドヴォ空港で購入しました。このSIMはとても役に立ちましたが、正直割高だった気がするので空港ではなく街中でSIMを買った方が多分安かったと思います。

観光地の入場料など

世界三大美術館の1つのエルミタージュ美術館は入場料が1,260円と良心的
世界三大美術館の1つのエルミタージュ美術館は入場料が1,260円と良心的
内容日本円現地通貨レート
サマーラ宇宙博物館入場料899500RUB1.8
サンクトペテルブルク 聖イサアク大聖堂展望台入場料271150RUB1.81
サンクトペテルブルク ペトロハヴロフスク要塞入場料812450RUB1.81
サンクトペテルブルク 聖イサアク大聖堂入場料450250RUB1.8
サンクトペテルブルク 血の上の救世主教会入場料450250RUB1.8
サンクトペテルブルク エルミタージュ美術館入場料1,260700RUB1.8
カザンクレムリンモスク博物館入場料182100RUB1.82
合計金額4,324
博物館や教会、美術館などの観光地の入場料

博物館や美術館、教会などの入場料の合計が4,324円でした。ロシアは観光地の入場料も控え目で良かったです。エルミタージュ美術館でも1,260円と庶民でも普通に入れる金額なのが素晴らしいですね。

総額

ロストフ・ナ・ドヌでの日本対ベルギーの試合後
ロストフ・ナ・ドヌでの日本対ベルギーの試合後
内容日本円
航空券、電車等の交通費141,943
ホテル代等の宿泊費121,256
外食費22,473
スーパー等での購入費19,418
通信費5,325
観光地での入場料など4,324
サッカー関連の出費64,394
合計金額379,133
22泊33日のFIFAワールドカップロシア大会観戦旅で使った総額(日本円)

総額を見てみると379,133円と40万円以内に収まっています。22泊33日という1ヶ月以上の長期旅行でワールドカップ大会期間中のロシアに3週間以上滞在してチケット代やワールドカップのグッズ代やお土産代まで含めてこの金額に収まったのは改めて見てみると凄いなと思います。

次回の記事から旅行記を書き始めます。