16日目はいよいよ日本代表のワールドカップのグループリーグ2試合目の試合日です。5日前に前回のサランスクでのコロンビア戦があり、その試合は2-1で勝利したのでこの試合で勝利すれば予選リーグ突破がほぼ決まります。前回の試合は最高の結果で試合中も試合前後も非常に楽しめたのでこの試合もとても楽しみでした。
この日は前日にウファからエカテリンブルク行きの寝台列車に乗ってエカテリンブルク入りしました。エカテリンブルクでは良心的なアパートメントを1泊確保出来たのでエカテリンブルクに1泊出来ます。
エカテリンブルクは地政学的にはヨーロッパではなくアジアに位置する都市です。ワールドカップロシア大会の開催都市の中でも最も東に位置する都市でした。勿論この旅で訪れた街の中でも一番東の街になります。モスクワからサランスク、ルザエフカからウファ、ウファからエカテリンブルクと鉄道で移動してきたので鉄道でヨーロッパからアジアまで到達する事が出来ました。私は鉄ヲタでもなければ乗り鉄の趣味もないですが、交通費と宿泊費を節約したら思いがけずシベリア鉄道の旅みたいになっています。
6月9日に成田空港を出発してから16日、6月24日のこの日がようやく旅の中間地点です。
16日目(2018年6月24日)のスケジュール
- ウファ駅からエカテリンブルク旅客駅に鉄道で到着
- 予約したアパートメントにチェックイン
- エカテリンブルクの街歩き
- 試合会場のエカテリンブルクアリーナで日本対セネガル戦を観戦
ウファから鉄道でエカテリンブルクに到着
ウファから乗った電車は終点のエカテリンブルクパッサジュルスキー駅(エカテリンブルク旅客駅)には定刻通り朝の8:02に到着しました。
2等の寝台列車の乗り心地は結構良かったです。上段だったのでエアコンが効いて寒かったですが布団をかけて我慢できる範囲でした。ウファを出発した時は4人部屋で4ベッドが埋まっていましたが、途中駅のチェリャビンスクで1人下車して同室の2人も私と同じく終点のエカテリンブルクで下車しました。ウファから同じく乗車して同室だったロシア人女性弁護士の方もエカテリンブルクで仕事があるとの事でした。
電車を降りる際に同室だった乗客の方々にロシア語でさよならの意味の「ド・スヴィダーニャ」と挨拶して電車を降りました。
エカテリンブルク旅客駅を出たらまずは予約したアパートメントに地下鉄で向かいます。地下鉄の運賃は今日の試合のチケットがあったので無料でした。
エカテリンブルクの地下鉄でアパートメントへ
ウラリスカヤ駅から地下鉄Pervaya線に乗って終点のボタニチェスカヤ駅まで移動しました。エカテリンブルクの地下鉄は一駅一駅のホームがとてもアーティスティックで面白いです。エカテリンブルクに限らずモスクワでも地下鉄のホームは芸術的だったのでロシアの地下鉄駅は立派な観光スポットとも言えそうです。
「Apartments on Belinskogo 222」にチェックイン
今回エカテリンブルクで1泊する宿はBooking.comで予約した「Apartments on Belinskogo 222」という個人経営というかAirB&Bスタイルのアパートメントです。空き部屋を貸しているだけなのでチェックインは現地でオーナーと待ち合わせします。待ち合わせ場所は前日にメールでやり取りしました。
1泊1,800RUB(約3,500円)で予約できたのでかなり良心的な価格です。ワールドカップ開催中の試合日のホテルは1泊数万円とか数十万円位になっていてボッタクリレベルに高騰しているか空きがないかの2択で、ExpediaやHotels.comでエカテリンブルクのホテルを検索しても1件も空きがない様な感じが続いていたのでエカテリンブルクの宿泊は諦めかけていましたが、4月半ばにBooking.comでこのアパートメントを発見して秒で予約を入れました。
アパートメントは集合住宅の1室を丸々貸しているエアビーの様な感じです。普通の集合住宅なのでホテルに比べてとても広いです。1LDKの間取りでした。
このアパートメントで一番驚いたのがWIFIの速度です。WIFIは無料で使えましたが速度がもの凄く高速で、今回ドイツ、オーストリア、イタリア、ロシアと旅をしてきましたがこのアパートメントのWIFIがその中でも一番高速でした。自宅のVPNサーバーに接続して自宅のファイルサーバーから数百MBや1GB超えのTVの録画なんかをダウンロードしても僅か数分で落とせてかなり驚きました。
ロシアはこのアパートメントに限らずインターネットがとても高速でした。WIFI環境は意外と充実している国です。
そして嬉しいのがアパートメントなので洗濯機があることです。1ヶ月位の長期旅行になると洗濯をどうするかの問題が常に付き纏わってきます。私は旅程を決める際にどのタイミングで洗濯が出来るかを考慮して持参する服の量を決めています。
洗濯機が無くても洗濯できるように釣り用の折りたたみバケツと小さめの液体洗剤を持参していましたが、洗濯機があれば手洗いしなくて良いのでこの日は街に出る前にまずは洗濯機を回しました。
ちなみにこの日だけで3回位洗濯機を回しました。最初の洗濯で貯まりに貯まっていた洗濯物の大半を洗い、2回目の洗濯でその残りを処理して3回目は寝る前にこの日来た服や日本代表のユニフォームを洗濯しました。
水まわりはアパートメントなのでトイレが独立しています。シャワールームはバスタブ付きなので洗濯機を回している間に昨晩は電車移動でシャワーを浴びていなかったのでまずは街に出る前にシャワーを浴びました。
ベッドルームは中々広いです。ベッドやソファーはIKEAにあるような家具ですが広くて清潔なので全然OKでした。
そしてサンルームまであります。ロシアの集合住宅って意外と充実していますね。このサンルームは洗濯機で洗った洗濯物を干すのに大活躍しました。
エカテリンブルクの街歩き
アパートメントにチェックインしたのが朝の9時過ぎでそこから12時半位までひたすら洗濯をしたりシャワーを浴びたりとアパートメントの部屋の中で過ごしました。
この日の日本対セネガル戦は20:00キックオフなので時間の余裕は十分にあります。まずはエカテリンブルクの街を観光するために街の中心部へとアパートメント近くのバス停からトローリーバスで向かいました。時間的には地下鉄の方が早いですが、地下鉄だと街並みが見れないのでバスで移動しています。
このバスには「Free Ride」のサインがあり、バスのチケットも今日の試合のチケットを見せることで無料になりました。バスに乗り込んで着席してからしばらくして車掌が運賃を回収しにくるのでその際にチケットを見せてバスのレシートのような切符を貰いました。
トローリーバスに乗りながらポケモンGOをやっていたらヨーロッパ限定のバリヤードが出現していました。エカテリンブルクはウラル山脈の東にあるので地政学的にはアジアに属しますがポケモンGOではヨーロッパ扱いみたいです。
トローリーバスで最初に向かったのはエカテリンブルクで一番有名な観光地の血の上の聖堂です。凄く血生臭い名前の教会ですがロシアの教会はこういう名前の教会がたまにあります。こういう名前がついた教会は大抵その場所で有名人が殺害されたとか死んだ場所に後から教会が建てられてこういう血生臭い名前がついています。
エカテリンブルクの血の上の聖堂はロシア帝国最後の皇帝のニコライ2世とその家族がここで処刑されたという場所です。
エカテリンブルクのバス停は英語表記もありました。スマホで何か特別なアプリを入れずともGoogleマップの経路検索も使えたので公共交通機関での移動は割と簡単です。
バス停からエカテリンブルクの血の上の聖堂まで来ると辺りに日本人サポーターが沢山いました。個人で来ているような人もいれば観光バスで乗り付けてきた団体客もいて前日まで滞在していたウファでは日本人の姿なんて全く見かけなかったので何となく安心感があります。
エカテリンブルクの血の上の聖堂には入場できましたが、残念ながら内部が写真撮影禁止でした。
エカテリンブルクの血の上の聖堂を見た後は大通りの向かいに何か大きな宮殿と別の教会があったので大通りを渡るため横断歩道を目指してかなり迂回してから対岸の宮殿の方へと行きました。
宮殿はどうやら入れないっぽいので宮殿の横にあった昇天教会というサックスブルーと金色の屋根のコントラストがとても綺麗な教会へと向かいます。
この教会も中の写真撮影がNGでした。
中をチラ見した後はエカテリンブルクの街の中心の方へと徒歩で向かいます。
エカテリンブルクの街を歩いてみた感想は意外と綺麗な街だなという感じです。地政学的にはアジアに位置するエカテリンブルクですが、アジアっぽさは全く無く東欧の美しい街と言った佇まいです。前日まで滞在していたもっと西側に位置するウファよりも余程ヨーロッパっぽいです。
エカテリンブルクの中心付近はトラムも走っていて良い感じでした。私はチェコのプラハみたいな東欧の街並みが大好きです。エカテリンブルクはかなり良い感じの街並みで私の好みにどストライクな街並みでした。
イセット川の川沿いまで来ると美しい建物が立ち並んでいます。特にDom N.i. Sevast’yanovaという宮殿の建物の美しさに目を奪われました。建物の装飾が中央アジアとロシアのテイストが上手く混ざり合っていてとても素敵な建物です。
エカテリンブルクの街中は至って平和で普通のヨーロッパの街を歩いているみたいでした。おそロシア感は全く感じません。
とても雰囲気が良くて楽しい街歩きです。ワールドカップの試合抜きでもエカテリンブルクには来てよかったと思いました。
エカテリンブルクはワールドカップ開催都市の中で最も東に位置する街なのでこの街で日本代表の試合があると決まった時はなんて電車移動が大変な場所でやるんだろうと正直嫌でしたが、実際にエカテリンブルクに来てみると超良い感じの街なのでエカテリンブルクに来ることが出来て本当に良かったです。
ワールドカップ開催期間はFANIDというワールドカップ観戦者専用のビザの様な物が発行され、個人で自由にロシア内を旅することが出来ますが、普段のロシアで個人旅行をしようと思うと極東地域以外はビザの関係で難しいのでこの機会に沢山ロシア内を旅しようと思って旅程を立てましたが今の所は大正解と言えました。
エカテリンブルクの街の中心辺りからスタジアムに行くと思われる路線バスが発着していました。今はまだ14時過ぎで試合開始時刻まで6時間近くあるのでこのバスにはまだ乗りません。
エカテリンブルクにあったパッサージュというデパートに行ってみました。デパートの中は近代的でデパートの中にはFIFAのFANIDの受付センターやチケットセンターが開設されていて、日本人サポーターがデパートの中に沢山いました。
デパートの入口にはサッカーボールのオブジェクトと試合日程表がありました。
日本はロシア語で「ヤポーニヤ」と言います。旅していると現地語でどこから来たのと聞かれる事が多いので地味に「日本」という現地語を覚えておくと役立ちます。現地後で「日本」をなんて言えば良いかがわからない時に英語の「ジャパン」で通じない事もありますが、そういう時はトヨタとかソニーとか言えば大体理解してくれます。
エカテリンブルクのデパートの近くの街並みは割と古い街並みが残っていて人も沢山いて活気がありました。
適当な場所で昼食を取ろうかと思い良さげなレストランを探しますがこれという店が見つからなかったので一旦アパートメントに戻ってアパートメント近くのレストランで昼食を食べることにしました。
地下鉄でアパートメントに戻る前に、アパートメントの最寄り駅のボタニチェスカヤ駅付近にあったCafe Gotikaという店に入り遅めの昼食を取りました。
アパートメント近くのレストランで昼食
頼んだのはロシア名物のスープのボルシチとシャシリクというケバブの様な串焼きとチェコビールです。ロシア語のメニューしかありませんでしたが何とかメニューを読み取って無事食べたい物を注文できました。
この店の女性店員の人がオリエンタルな血が混じった超がつく位の美人さんでした。
運ばれてきた料理は見た目は写真の様に超美味しそうで、味も期待通りで超美味しかったです。このボルシチはこの旅で食べた料理の中で一番美味しかったです。
これだけ食べて価格は360.5RUB(648円)とお手頃価格なので大満足でした。ロシアは飯が美味い割に食費と交通費が安い上ネット環境も整っているので意外と長期旅行しやすい国だと思います。心配だった治安も私が旅している感じでは問題ありませんでした。
食事の後はホテルに戻って街に出る前に洗濯機を回していて洗い終わった洗濯物をサンルームに干して、また追加で洗濯物を洗濯機に放り込んで洗濯機を動かしてから試合を見に行きます。
アパートメントから試合会場のエカテリンブルクアリーナへ
昼食後アパートメントで洗濯をしつつ休憩していて、アパートメントを出たのが18時半頃になってしまい試合開始まで1時間半しかありません。アパートメントからスタジアムまでは最短でも40分位はかかるのでちょっとゆっくりしすぎました。
アパートメント近くのバス停からスタジアムの近くまで行くバスをGoogleマップで経路検索し、12番のバスがスタジアムの近くに行くことがわかったので12番バスに乗りました。このバスも無料で乗れるかと思いきやFree Rideマークが無く普通に運賃の28RUB(約50円)を支払いました。
スタジアム前まで行くバスに乗りましたが、スタジアム近くの道が閉鎖されていてスタジアムのかなり手前で乗客全員が降ろされる事になりました。
バスを降りた時はもう既にキックオフの50分前です。ちょっと遅く出過ぎたと反省しました。
流石にキックオフには間に合いたいので歩くペースを上げてスタジアムへと向かいます。スタジアム近くの道にはロシア軍のトラックがあったりと警備も厳重でした。
スタジアムには19:20に到着しました。キックオフ40分前でスタジアムの外には日本人サポーターの姿は誰一人いません。流石に日本人サポーターはもうとっくに入場している時間です。
このエカテリンブルクアリーナは既存のスタジアムをゴール裏の部分だけ仮設スタンドを設置して観客席を確保したというとてもユニークなスタジアムです。
仮設のゴール裏のスタンドのインパクトが凄いことになっています。
スタジアムに到着したらすぐに荷物チェックの列に並んでセキュリティゲートを抜けて入場しました。
エカテリンブルクアリーナで日本対セネガル戦を観戦
間近でゴール裏の仮設スタンドを見るとかなり凄い骨組みになっています。
スタジアムに入場してから席に着く前にまずは水を購入して自分の座席へと向かいました。なおスタジアム内への飲食物の持ち込みは禁止されていたので飲み物や食べ物はスタジアム内の売店で購入するしかありません。
スタジアムの席に着いたのがキックオフの20分前でした。正直もう1時間位早く来るつもりでしたがとりあえず試合開始に間に合って良かったです。
反対側のゴール裏の仮設スタンドの存在感が凄いです。今回の席はカテゴリー3の前から4列目なので前回もそうですが今回もピッチからとても近い席なので臨場感が凄いです。座席は全席指定席でチケットを購入する時は細かい席の場所は選べずランダムなのでこの席は間違いなく当たりと言えそうです。
自分の座席に到着した時には既に選手達のウォーミングアップは終わっていて落ち着いた頃にはもうすぐキックオフという様な時間帯でした。それにしてもゴール真裏だったのでTV中継用の可動するカメラが凄く邪魔です。
しばらくすると日本とセネガル両国の国旗がピッチに広げられて選手入場です。そして国歌斉唱があり、君が代が演奏されるのでしっかりと歌いました。ロシアの地で日本国民の1人として君が代を歌えてとても幸せです。この平和な時代では海外までサッカーの試合を観に行って君が代を歌うのが一番気持ちが高揚して感動します。この高揚感は決して学生時代に学校の行事で君が代を歌った時には微塵も感じられないものでした。これが「国歌」ってことねと日本から離れた場所で実感しています。
そしてカウントダウンが始まりキックオフです。ワールドカップのキックオフはノリノリのカウントダウン方式でとても盛り上がります。
試合は先にセネガルが先制します。向こう側のゴールでの出来事でしたが何か凄く低レベルな失点に見えました。あれはGKの川島の対応が酷すぎる様に見えたのですがやはりこれだけの大舞台なのでプレッシャーも凄いのでしょうかね。
今回の日本代表はリードされても不思議と追いつけそうな雰囲気が漂っていて見ていて安心感があります。これは今大会は結構良い所まで行くかもしれません。
そして失点してからすぐに乾のゴールで1-1の同点に追いつきました。目の前のゴールに決めてくれたので最高です。ゴールが決まった瞬間に喜びを爆発させました。
試合はそのまま1-1で前半終了です。ハーフタイムはトイレに行ったりしました。そして後半戦へ。
後半途中でサイドを崩されて失点し1-2とリードされてしまいます。失点したタイミングで香川が下がり本田が交代で入ります。そして交代してすぐに交代で入った本田がゴールを決めて2-2に追いつきました。失点してからすぐに追いつく超熱い展開です。このゴールでスタジアムも最高潮に盛り上がっています。
この日の観客数は32,572人と少ないですがスタジアムのキャパシティが小さいのでこれでも満員です。
この試合を引き分け以上で終わればグループリーグ突破が現実的になるのでなんとしてでも引き分け以上で終わって欲しいと祈りながら試合を見ていました。私はベスト16のコンディショナルサポーターチケット(日本代表がグループリーグを突破した時だけ有効になる特殊なチケット)を購入しているのでどうかそのチケットが払い戻しにならないように祈っています。
そして試合はそのまま2-2の引き分けで終わりました。中々の熱戦でしたがグループリーグ突破へ望みがある試合だったので良かったです。勝てなかったものの粘り強く追いついた試合なので後味は悪くない良い試合でした。
日本代表の選手達が試合後の挨拶でスタジアムを半周してゴール裏の方まで来ました。座席が前から4列目ととても近いので選手1人1人の表情まではっきり見えます。
サポーター達は選手達を拍手で迎えます。私もゴール裏にいたのでチャントや日本コールもしっかり声を出して喉が枯れ気味です。次に繋がるとても熱い試合でした。
ワールドカップ開幕前は3戦全敗でグループリーグ敗退という悲観的な予想をしていたのでどうなることかと思いましたが、いざ大会が開幕したら熱い試合ばかりで良い意味で期待を裏切られています。こんな熱い大会を生で観ることが出来て1人のサッカーファンとして本当に幸せです。
グループリーグ2戦目を終えての順位表です。前評判ではコロンビア、ポーランド、セネガル、日本という順番だったと思いますが、見事にその反対の順位になっています。やはりサッカーは何が起こるかわからないから熱いですね。
現時点で勝点4なので首位なので次の試合で引き分け以上でグループリーグ突破が決まります。3戦目も消化試合にならずに緊迫感のある試合になりそうで楽しみです。次の日本対ポーランド戦の試合は4日後にヴォルゴグラードで行われます。
試合後は徒歩でエカテリンブルクの街中へと向かいます。試合後のスタジアムがLEDでライトアップされていて綺麗でした。
エカテリンブルクの夜景を撮りながらアパートメントへ
もう22:45ですが完全に暗くはなっていません。流石緯度が高いだけあって日が長いです。
噴水のライトアップが綺麗でした。試合の余韻を噛み締めながら夜景も綺麗なエカテリンブルクの街を歩いています。
レーニン通りを東に歩いて泊まっているアパートメントの方へ向かうバスが通るバス停を目指して夜のエカテリンブルクの街を歩きました。途中夜景が綺麗な所では写真撮影をしつつバス停へ。
バス停からバスに乗ったのが23時頃で、アパートメントの近くまで行くはずのバスでしたがどうやらそのバスが途中で運行を終えることが判明しました。
バスに乗っていた親切なロシア人の乗客が私に一生懸命説明してくれたので理解できました。幸い降りる予定の2つ手前位のバス停まではバスが行ったので残りの区間は歩いて帰れる距離でした。
降りたバス停の近くに24時間営業のスーパーマーケットがあったので寄り道してからアパートメントへと徒歩で戻りました。ロシアは地味にスーパーが24時間営業だったりして便利です。アパートメントに着いたのが23:50位です。
アパートメントに帰って来てからはシャワーを浴びて今日着た日本代表のレプリカユニフォームを洗濯してから寝ました。本当に洗濯機様様です。事前に洗濯機があることは部屋の写真を見た時に知っていたのでこの日に向けて洗濯物を溜め込んでいてこの日は地味に洗濯三昧でした。
この日は朝寝台列車でエカテリンブルクに到着し、街歩きをして日本対セネガル戦を観戦したとても濃密な1日でした。ワールドカップの試合も引き分けだったものの熱い試合が見れたし、何よりエカテリンブルクの街がとても美しくて印象に残った1日でした。私は東欧の綺麗な街並みが好きなのでエカテリンブルクはかなり好みの街並みでした。
翌日はエカテリンブルクと次の試合会場のヴォルゴグラードの中間位に位置するサマーラへと寝台列車で向かいます。