
今年の冬は寒い上、電気代の燃料費調整額が高騰している事もあり我慢しない節約をしつつ快適性を上げるいい方法が無いか考えていましたが、天井裏の断熱材の隙間を埋めれば天井から抜ける熱量が減り、暖房負荷が下がってエアコンの電気代が減るんじゃないかと考えました。
天井裏に入るのは危険が伴い大変なのであまり積極的にやりたくはないですが、今断熱材を直しておけば家を取り壊すまで効果が永続するので直すなら早いに越したことはありません。
私の家は2022年に県民共済住宅で新築した家で、担当の大工さんは丁寧な施工をする方だった事もあり、致命的な断熱欠損はありませんでしたが、サーモグラフィーで天井を見ると細かい断熱欠損がいくつかあったので屋根裏に入り、余っていた断熱材を使ってDIYで断熱材の隙間を1つ1つ埋めていきました。
一度夏に「屋根裏に入り天井断熱の断熱欠損を手直ししました」という記事で天井裏の断熱欠損を直しましたが、その時は断熱欠損が大きい部分だけを直しただけなので完璧に断熱欠損を直したわけではなかったので今回の記事はその続編となります。
天井裏の断熱材の隙間を埋めて断熱欠損を無くす意味合い


断熱材に隙間があるとせっかく良い断熱材を使っていたとしても本来の断熱性能が発揮できません。
暖かい空気は上昇して天井付近に溜まり、冷たい空気は下降して床付近に溜まるという事を考えると、冬は天井でしっかり断熱されていれば室内で暖房した熱が抜けにくくなる大きなメリットがある上、夏は晴れた日だと50℃以上ある屋根裏の物凄い熱気が室内に伝わりにくくなり、エアコンが効きやすくなるメリットがあります。
そして断熱材は暖房や冷房とは異なり、一度設置してしまえばランニングコストが0円かつメンテナンスが不要な上、効果がほぼ永続するのでメリットが非常に大きく、断熱材の隙間を埋めることで発生するデメリットは皆無です。
断熱材の隙間が大きい家程効果が大きいので、築10年以上経っているような家程効果が大きいと思います。
天井裏の断熱材を手直しするなら冬の晴れた日が最適
天井裏の断熱材を直すなら夏よりも冬の方が捗ります。
夏より冬の方が良い理由は2つあり、1つは夏の昼間だと屋根裏が50℃以上でとても人間が作業できる環境ではないですが、冬だと丁度良い気温になっているという理由と、もう1つは夏よりも冬の方が室温と外気温の温度差が大きいのでサーモグラフィーで断熱欠損箇所がわかりやすいという理由があります。
もし夏に屋根裏に入るなら、雨の日か深夜に作業しないと暑すぎて断熱材を直すどころではなくなります。
天井裏に入るために必要な道具
サーモグラフィー


天井裏の断熱欠損を直すには、天井裏に入る前にまずどこに断熱欠損があるかを知っておく必要があります。
多分サーモグラフィーなしで天井裏に入って細かく隙間を見たとしても、余程目ざといか断熱のプロ以外は絶対に見落としが発生します。
天井裏で断熱欠損がある場所を見たとしても、余程大きな隙間や断熱材の浮きがある箇所以外はそもそも断熱欠損があるとは気づかないことが多いです。
サーモグラフィーで事前にどの辺に断熱欠損があるか知っておけば、天井裏に入った時にこの辺に断熱欠損があるはずと注意力が増して普通では見逃していた隙間を発見できると思います。
サーモグラフィーはスマホに接続して使うタイプの物が市販で2万円〜と正直かなり高額ですが、これがないとどこを直せば良いかわからないので本気で断熱欠損を直したいなら画素数が低い一番安い物で構わないので用意すると捗ります。
上のサーモグラフィーで天井の断熱欠損の修正前と修正後でサーモグラフィーで表示されている画像左上の室温が、Maxの最高気温は0.1℃しか差がない状態でも、Minの最低気温が3.6℃も上昇し、Cenの平均気温も1.4℃も上昇しています。
私が購入したのはHIKMICROの19200画素のAndroidスマホ用のUSB Type-Cに接続して使うサーモグラフィーです。この機種は19200画素とサーモグラフィーの中では高画素な割にFLIRの同画素の物も安いのでこちらを購入しました。HIKMICROの19200画素のサーモグラフィーはiPhoneには非対応なのでiPhoneユーザーの方は間違えてこれを買わないように気をつけて下さい。
iPhoneユーザーでサーモグラフィーが欲しいならFLIRの4800画素か19200画素のモデルが良いと思います。サーモグラフィー購入前に自分のスマホで使えるかどうかをきちんと確認してから購入して下さい。
袋入りグラスウール断熱材

既存の断熱材の隙間を新たな断熱材の端材で埋めていくので、当然ながら断熱材は用意しておく必要があります。
袋入りグラスウール断熱材はホームセンターでも手に入りますが、工務店やHMが新築住宅に使う天井用断熱材よりも断熱性能が低い物が多いので、新築住宅を建設中の方は現場監督や大工さんに事前に余った断熱材は撤去せずに屋根裏に置いておいてもらうと補修用の断熱材を買わなくて良くなるのでお勧めです。
ホームセンターに置いてある断熱材でスタイロフォームの様な発泡スチロールみたいな板状のEPS断熱材がありますが、天井断熱材の補修、補強用としては不向きなので千切って使える袋入りのグラスウールやロックウールを購入しましょう。
グラスウール断熱材を購入する際のポイント
断熱材を選ぶ際のポイントですが、断熱性能の目安となるのはR値(熱抵抗値)です。
R値は「断熱材となる素材自体の熱の通しにくさ×断熱材の厚み」で計算された値になり、大きければ大きいほど高性能になります。私の家で使われている天井断熱材のR値は5.7と非常に高性能です。
注意点としては、ホームセンターで手に入るグラスウール断熱材のR値は1.5とか1.8辺りが多く、性能が悪いので、グラスウールを千切って既存の断熱材の隙間を埋める程度ならホームセンターで売っているグラスウールでも問題ないですが、もし天井用断熱材を新たに敷くような用途でグラスウール断熱材を探すなら家を建てたハウスメーカーか工務店経由で天井用の断熱材を注文してもらうか、モノタロウ辺りの建材が買える業者向けの通販サイトで高性能なグラスウール断熱材を入手してください。
高性能な断熱材が入手できない場合は断熱材を二重に重ねることで2倍の断熱性能が発揮されます。断熱材を断熱材に重ねる場合、そのまま単純に重ねるだけだと上の断熱材の防湿シートの所で結露するリスクがあるため、必ず上に乗せる方の断熱材の防湿シート(メーカーロゴが印字してある破れにくいビニール側)を剥がしてから下の断熱材の上に重ねてください。
天井の断熱材のR値は4.4以上あればそれなりで、理想は6.6以上と一般社団法人みんなの住宅研究所の推奨仕様リストにありますが、業者ではない普通の人が容易に購入できる市販品でR値6.6以上のグラスウール断熱材なんて存在しないのでR2.8位の断熱材を2セット買って上下に重ねると良いと思います。
容易に入手できる断熱材でおすすめなのはAmazonで売られている旭ファイバーグラスのアクリアネクストで、14Kのグラスウールで厚さ85mmでR値が2.8と簡単に入手出来る市販品にしては高性能です。
この断熱材は地域区分6地域でUA値0.60以下の断熱等級5やZEH住宅の壁の断熱材として一般的に使われているレベルの断熱材です。
厚みが85mmなので用途としては壁用の断熱材で、天井用に使うには到底厚みが足りないのでこれでも物足りないですが、この断熱材を2重か3重に重ねることで断熱性能を確保出来ます。
Amazonで購入できるグラスウール断熱材はコスパというか、性能を考えるとこれ1択です。
脚立もしくは梯子
屋根裏にロフトや小屋裏収納がない家の場合、天井裏に入るには天井の点検口の蓋を開けて、そこから天井裏に入る必要がありますが、足場となる脚立や梯子が無いと天井裏に入れません。
懐中電灯もしくはLEDランタン
天井裏は晴れた日の昼間でも真っ暗なので明かりは必須です。作業性を考えるとLEDランタンや頭の上に装着するタイプのライトがあると捗ります。
スマホでも代用できるので必須ではありませんが、家に懐中電灯やLEDランタンがあるなら天井裏に持っていきましょう。
カッターナイフ
断熱材をカットするためのカッターもあると便利かもしれません。
ただ、既存の断熱材の隙間を埋める程度の作業ならカッターを使わずとも手で千切れば良いので必須とまでは言えませんが、ポケットに余裕があるなら一応入れておきましょう。
気密テープ

天井裏の断熱欠損を探していると、断熱欠損だけでなく気密の穴となっている部分が見つかる可能性もあります。そういう場合に気密テープがあれば気密の穴となっている部分を補修できるので気密テープもついでに用意しておきましょう。
気密テープは1個数百円程度で買えるので本気で天井裏に入るつもりなら最低1個は用意しておくことをオススメします。
マスク
天井裏は埃も多く細かい粉塵が舞っているのでマスク無しだときついです。可能であれば普通の使い捨てマスクではなく、工業用のちゃんとした隙間が無いマスクを用意しましょう。
出来るだけ鼻の左右と頬付近、顎付近に隙間が無いマスクを用意すると埃を吸い込んでいつの間にかゲホゲホ咳をする事も無くなると思います。
逆にマスク無しで屋根裏に行くと、いつの間にか埃を吸い込んでいてゲホゲホ咳が出るので注意しましょう。
天井裏で隙間がありがちな箇所
梁等の木材との角部分

木材と木材が交差する角付近は断熱材と木材との隙間が出来やすい部分なので、隙間がありそうな部分にはグラスウールの端材をどんどん詰めて隙間を埋めていきましょう。
上の写真も梁と梁が交差している箇所で、明らかな隙間があったのでグラスウールを千切って隙間を埋めました。
天井板を支える細い角材がある出っ張り付近

この角材が出っ張っているせいで角材の左右に隙間が出来てそこが断熱欠損となります。
この程度の隙間なんて別に埋めなくても・・・と思いがちですが、サーモグラフィーで見ると明らかに断熱の穴となっているので面倒でも1つ1つ塞いでいきましょう。
塞ぐ方法としては単純に左右の隙間にグラスウールの端材を詰めていくというやり方と、出っ張っている角材に当たっている部分のグラスウールをカッターか手で角材が収まる位の切り込みを入れると隙間が無くなります。
切れ込みを入れる方法なら手元にグラスウールの端材が無くても断熱欠損が直せる(角材との隙間が無くなる)ので面倒でなければ出っ張っている箇所に当たる部分に切れ込みを入れて直すと良いです。
電気配線やCD管の壁→天井の貫通部分

最上階の天井近くに分電盤がある場合、配線が集まる分電盤周りは特に断熱材の隙間が出来やすい部分です。分電盤付近の配線周りの隙間を完璧に埋めるのは非常に難しいですが、配線と配線の間に明らかな隙間があるようなら気密テープで隙間を塞いだ上でグラスウールの端材を詰めれば断熱欠損や気密の穴が塞げると思います。
上の写真では気密テープでしっかり塞がれているので気密の穴はありませんが、CD管と電気配線の横に若干隙間があるのでそこにグラスウールの端材を詰め込んで隙間を埋めました。
換気扇や換気システムのダクト周り

天井裏に換気システムのダクトがあるならそのダクト周りの断熱材がきちんと施工されているか確認してみてください。ダクト周りの断熱材に浮きがあると断熱欠損になっていると思うので浮きを無くすか、浮いている隙間にグラスウールの端材を詰め込むと断熱欠損が解消されます。
ダクト周りに関しては断熱欠損よりも気密の穴になっている可能性が高いので隙間をしっかり気密テープで処理すると隙間風が軽減されます。
レンジフード周りの漏気を改善


私の家のキッチンはタカラスタンダードのグランディアで、レンジフードはVRASタイプの同時給排気式の物になります。
同時給排気式のレンジフードシャッターは電動シャッターなので気密性能は高いはずですが、レンジフードを止めている時でもこのレンジフードの給気口から隙間風を感じるので屋根裏からレンジフード周りの気密に問題がないか調べてみたところ、ダクトの貫通部分の気密処理が全く出来ていませんでした。

一旦レンジフード周りのグラスウールを全て外してからレンジフードの貫通部分の隙間を気密テープで塞ぎます。
施工後の写真はありませんが、ダクトの穴周りをぐるっと気密テープで塞ぎました。

気密テープで塞いだ後のサーモグラフィーの画像です。
天井付近の熱の漏れが改善されましたが、残念ながら同時給排気タイプの給気口に手を近づけるとまだ隙間風を感じます。
レンジフードの漏気については県民共済住宅の監督に連絡し、タカラスタンダードに確認を取って頂きましたが、電動シャッターでも完全に気密が取れるわけではないという回答でした。
この家のC値は1.02ですが、恐らくこのレンジフードの隙間を塞げばC値は1を切れると思います。
ダウンライトの上
ダウンライトは室内側から見るとスッキリ見えますが、その分天井裏に突き出ているのでダウンライトの周りの断熱材が浮いてしまっている可能性があります。
私は家を建てる際にそのリスクを把握していたので最上階の天井にはダウンライトは採用していません。
天井点検口付近

天井点検口付近は断熱材がズレていることが多く、隙間もありがちで断熱の穴だけでなく、天井の気密の穴となる部分です。
断熱材を手直しした後は天井点検口を完璧に塞ぐ必要がありますが、一度天井裏に入って作業が完了したら天井点検口の断熱材は完璧には塞がずに、翌日辺りに一旦サーモグラフィーで断熱欠損がきちんと直っているか確認して、問題なければ点検口付近の断熱材を気密テープで隙間なく止めて断熱の穴と気密の穴を完璧に塞ぐことをオススメします。
上の写真はグラスウール断熱材と天井板の間に木材がありグラスウール断熱材が浮いてしまっていて断熱材と天井板の間に大きな隙間がありますが、基本的に天井板と断熱材が密着していないと断熱性能が発揮されません。
こういう部分を直す場合はグラスウール断熱材を適当な大きさに千切って隙間を埋めれば問題なくなります。
隙間に入れるグラスウールの量が少ないと隙間がスカスカになりあまり意味がないので、ややキツキツ気味でグラスウールを潰さない程度に目一杯グラスウールを詰め込みましょう。
折り上げ天井等の天井高が異なる部分付近


天井に凹凸があると天井断熱材が浮いてしまう箇所が出てきます。浮きがあった場合はグラスウールの端材を浮いている部分に詰め込んでスカスカな所を無くしてしまいましょう。
初見では絶対見逃してしまう箇所
梁と天井板との隙間(梁の下)



天井裏の梁は場所によって太さや厚みが異なりますが、断熱材が敷き詰められている天井裏にいると梁は全て同じ高さ(厚み)に見えてしまいます。
そのため、太い梁は天井板と密着しているので天井板と梁の底との隙間がありませんが、太くない梁(厚みがない梁)は天井板と梁の底との間に中途半端な隙間が出来てしまい、その隙間に断熱材が入っていないと断熱欠損になります。
上の写真の梁の下に隙間があったのでグラスウールの端材を梁の下に詰めて隙間を塞ぎました。
ここに関しては梁沿いにキレイに並べられていた断熱材を引っ張って、梁の下の断熱欠損がないか確認しないと決して発見出来ない断熱欠損箇所でした。
梁の下はなかなか目視では確認出来ないので梁の下に手を突っ込んでみて隙間が無いかしっかり確認して、もし隙間があるならグラスウールの端材を突っ込んで対処しましょう。
梁の下の隙間は天井裏に断熱材が敷き詰められている状態の梁の上から見ても絶対に気付かないですが、サーモグラフィーがあればもしやここに隙間があるのでは?と勘の良い人なら気付くかもしれません。
一度の作業で全て埋めようと思わないのがコツ
天井裏での作業は正直かなりしんどいので一度の作業で完璧に断熱欠損を直したくなりますが、梁の下の断熱欠損みたいな目立たない箇所は見逃しがちです。
私も一度の作業で全ての隙間を埋めるつもりで天井裏に入り、一度の作業で完璧に断熱欠損を直したつもりでしたが、翌日にサーモグラフィーで室内側から天井を撮影してみると、完全に断熱欠損箇所を直せていなかったのでもう一度屋根裏に入り手直ししています。
そのため最初の作業で天井点検口周りを気密テープでしっかり塞いでしまったので二度目の作業で天井裏に入る際に苦労しました。
作業してみた実感としては一度の作業で全て直せるわけではないので、最初の天井裏での作業後に天井点検口周りは塞がずに再度天井裏に容易に入れる状態にしておいて、1日位様子を見てからサーモグラフィーで室内から天井を撮影してみて問題があればもう一度天井裏に入り手直しして、作業した翌日にサーモグラフィーで完璧に直せている事を確認してから天井点検口周りの断熱材を手直しして、気密テープで気密を取ると効率が良いです。
注意点は作業直後にサーモグラフィーで撮影してもまだ温度が安定していないのできちんと直せているかはわからないので、最低でも1日位経過してからサーモグラフィーで撮影しましょう。
一度に全てやらずに何回かに分けて作業するつもりでいれば無理、無茶も減って怪我をするリスクや、誤って天井を踏み抜いてしまうリスクも減らせると思います。
最後に
写真に撮っていない部分も含めて天井裏の断熱欠損を20~30か所位手直ししたところ、家全体の室温が0.5〜1℃程度上昇したので効果はありました。
私の家は元々大工さんがしっかり断熱施工をしてくれていて、致命的な断熱欠損が無かった事もあり、手直し前と手直し後で室温や消費電力がそんなに劇的に変わったという訳ではありませんが、家全体の最低気温が底上げされて、最高気温と最低気温の差が小さくなって室温が安定し、最上階の2階だけでなく1階も含めた家全体の平均気温が底上げされて体感レベルだと確実に暖かくなったと感じます。
一戸建てに住んでいて今年の冬の暖房費がヤバイことになっている方々は、窓がアルミサッシなら窓の断熱強化を最初に行った後、天井裏に断熱材を敷き詰めたり、丁寧に隙間を埋める事で家の断熱、気密性能が向上して快適性が上がり、冷暖房費が下がると思います。
暖房費を節約しようと思うとこたつとかストーブとかの暖房器具ばかりに目が行きがちですが、どんな暖房器具を使っていても結局は暖房する空間の断熱性能が確保されていないと暖かさが持続しません。
断熱が弱いとせっかく安くないエネルギーコストを支払い電気やガス、灯油等のエネルギーを使って暖めた空気を家の外に垂れ流し続けている状態になり勿体ないので、暖房器具を見直す前にまずは家全体で出来る範囲での断熱強化をすることをおすすめします。
天井裏の断熱材を施工するのは大変ですが、ある程度体力と根性さえあればDIYで出来ないことはないレベルです。数千円〜数万円のコストの割に効果が永続するので長い目で見るとDIYの断熱強化のコスパは素晴らしいと思います。