先週末に外部業者による気密測定を行い、今週からはクロス屋さんが入ったのと外壁塗装の準備が進んでいます。今週はいきなり急激に寒くなって雪が降ったり雨が降ったりしたので外壁塗装の進捗は多少遅れていますが今週末までは晴れる予定なので来週には塗装が終わってそうな感じです。

着工からもうすぐ3ヶ月、上棟から約2ヶ月が経ちますがかなり完成に近づいてきたと思います。今週はクロスも外壁塗装も下処理の段階なので大きな変化はありませんでした。

着工109日目の現場の様子(気密測定当日)

木工事が終わり色々な穴が開いた状態でした
木工事が終わり色々な穴が開いた状態でした

この日は気密測定を行うので監督にも立会をお願いしてついでに照明関係の打ち合わせも行いました。以前断熱エリア外になるダクトの一部に断熱材が巻かれていなかった件で監督から報告があり、きちんとダクト用の断熱材を巻いたとの事でした。監督のスマホの写真を軽く見ただけですが一応対応してくれていました。ダクトの勾配が取れていない所は吊り下げるとの事でした。

引き渡し前までに一度天井裏に上って電気屋さんがいじった部分の天井の断熱材がきちんと敷かれているかやダクトの問題がきちんと解決出来ているか確認しようと思います。天井の断熱材のチェックにはサーモカメラが役に立つので屋根裏が暑くなる午後の時間帯にサーモカメラで熱画像をチェックして周囲の天井部分よりも高温になっている所があれば天井裏に上って確かめてみるという感じで確認するつもりです。

コンセントカバーをコスモシリーズのラウンドタイプからコスモシリーズのスクエアタイプに変えられないか前々から監督と交渉していましたが結果的には無理でした。数ヶ月前にオプションファイルにアドバンスシリーズがNGと追記されていたので厳しいかなと思っていましたがやはり厳しかったです。

その代わり寝室のベッドサイドのコンセント部分だけは融通を効かせてくれてパナソニックの入れたい物を入れられそうなのは良かったです。

コンセント周りに関しては監督次第でNGがOKになったりその逆にもなる可能性もありますが、基本的に標準からの変更は出来ないと考えていた方が良さそうです。

ただ、コンセントプレートは電気配線をいじらないので電気工事士の資格が無くても簡単に交換出来るし、部材も安価で簡単に入手出来るので実際に住んでみて気になったらブログネタにもなりそうだしDIYで交換するつもりです。

気密測定の様子
気密測定の様子

気密測定については別記事の「気になる県民共済住宅のC値は?中間気密測定を行いました」で詳しく記載しています。ちなみに中間気密測定でのC値は1.02でした。測定時は外壁と内壁に全ての電気配線や照明の穴が開けられた状態でこれ以上穴を開ける要素が無く、後は今開いている室内側の穴をクロスや床や照明器具、コンセント等で塞ぐだけなので多分完成時のC値はこれより悪化することは無く、むしろ若干良い値になっていると思います。

気密測定中に2階のコンセント周りから隙間風を感じなかったので天井と内壁との取り合い部分の気密処理がきちんと出来ているのを確認できたのは良かったです。

現代の高気密高断熱住宅を考えるとC値1はかろうじて高気密住宅と言える水準だと思います。私の家は都市計画予定地上にあるので将来的に取り壊す可能性が高く、そういう意味ではUA値が0.41でHEAT20 G2レベルを少し上回る水準で、C値が1.02と高気密というにはギリギリ及第点に達するか達しないかという水準です。

本音ではC値が1以下だったら数値的にも気分的にも良かったですが、一応「県民共済住宅で高気密高断熱を目指す」という目標は無事達成したと言えるので良かったです。

着工113日目(上棟56日目)の現場の様子

窓や配線周りを養生している所でした
窓や配線周りを養生している所でした

この日は外壁屋さん(塗装屋さん)が外壁の窓やドアにビニールシートを貼って養生をしていました。ちょっと話を聞いてみたら翌日に下塗り、次に中塗り、最後に上塗りするとの事です。

ALC用の下塗り用塗料
ALC用の下塗り用塗料

使用する塗料も下塗りは下塗り用の塗料、中塗りは中塗り用の塗料、上塗りは上塗り用の塗料(シャイニートーン)をそれぞれ使うとの事でした。それぞれの塗りの工程で完全に乾いたら次の塗りに進むという感じで作業が進む様です。

前日の雨や雪で外壁が濡れたらしく、完全に乾くまで塗装は出来ない様ですが翌日には乾くと思うとの事でした。

クロス屋さんが下地処理の真っ最中でした
クロス屋さんが下地処理の真っ最中でした

建物内はクロス屋さんがパテを石膏ボードの凹凸がある部分に塗っていて下処理の真っ最中でした。現場を見ていたらクロス屋さんから図面上の不明点を聞かれたので現場に行っておいて良かったです。

パテで石膏ボードの継ぎ目を平らにしています
パテで石膏ボードの継ぎ目を平らにしています

この日現場に来た一番の目的は窓まわりの採寸です。私の間取りの連窓もどきでは06013と06005の2つの大きさの窓を上下に配置していますが、06013サイズの窓枠の上から窓枠の下までは大体1,355mm位で下の06005の窓枠の下までは1,975mm位でした。

上下オープンタイプのハニカムシェードの中では比較的安価な無印良品のポリエステルハニカムシェード
上下オープンタイプのハニカムシェードの中では比較的安価な無印良品のポリエステルハニカムシェード

今迷っているのは一部の窓まわりにハニカムシェードを付けようかなと思っていて、狙っているのが無印良品の「ポリエステルハニカムシェード・上部開口タイプ」という9,990円と安価にも関わらず上下オープンタイプのハニカムシェードです。このハニカムシェードは横幅90cmで135cmの丈と200cmの丈の2種類が売られています。

丈が135cmの物は腰窓サイズに向いていて、APW330のXXX13サイズ(06913や06013など)の窓と丈の長さがマッチしています。200cmの方は普通の2mの高さの掃出し窓なんかに丁度良いサイズで、私の場合は段窓風の06013と06005の組み合わせの窓に高さ(丈)がジャストフィットするので横幅はともかく既製品で安価に上下オープンタイプのハニカムシェードを入れられるなら断熱効果と目隠しとしても使えるハニカムシェードを付けるのもありなのかなと思っています。

無印の家具や照明などの生活雑貨類は4月4日まで10%オフなのでこの機会に新居で使う様々な物を購入する予定です。

着工114日目(上棟57日目)の現場の様子

下塗りが完了した直後の現場
下塗りが完了した直後の現場

この日現場に行ってみると、外壁の下塗りが終わっていて完全に建物内には入れない感じでした。

この時期に発生した問題点

ウッドワンのダイニングテーブルが廃盤になっていて入れられず

ウッドワンのこのダイニングテーブルを入れるつもりでした
ウッドワンのこのダイニングテーブルを入れるつもりでした

家づくりの初期にウッドワンのショールームで見て一目惚れしたスイージーファニチャーのナラ材のダイニングテーブルを入れるつもりで見積にも入れていましたが、ここに来てなんとウッドワンの在庫が無くなっていて廃盤になるので入れられないと監督から電話がありました。

とても残念ではありますが、本当にこの10万円以上するテーブルを入れるべきなのか若干迷っていた事もあり、これ以外のダイニングテーブルも色々候補として調べていたので代替品は無印良品の「木製テーブル(引出付)/オーク材/幅180cm」というデザインはほぼ一緒で引き出しが付いて20cm程長くなったダイニングテーブルに決めて、無印良品のネットストアの在庫が無いので無印良品の店舗で取り寄せてもらいました。納期未定で来月の家の完成までに納品されない可能性が高いですが、まあその時はその時で何とかします。

この時期に購入したもの

監視カメラ

監視カメラは県民共済住宅のパナソニックの30万画素のカメラは入れずにAmazonで購入した800万画素のPoE接続のネットワークカメラを設置します。防犯目的と言うよりも、常時玄関ポーチとアプローチがモニターに映る様にして家の中に居ても外の様子がわかる様に便利に使っていこうと思います。

監視カメラはWIFI接続の300万画素で5,000円台位の物にするか、PoE接続(有線LAN)で4K(800万画素)クラスの1万円オーバーの高画質な物にするか迷いましたが、せっかく玄関までCD管を引いたのでPoE接続の物にしました。

無印良品の家具

私は無印良品が好きなので新居は無印良品の家具を多用するつもりです。無印良品の家具はデザインに統一感があり、素材感もそれなりに良い物が多く、一流メーカーのまともな家具と比べると価格も相当安いです。ただし、品質はピンキリというか商品によっては凄く安っぽかったりする物もあるので注意が必要です。

無印良品の照明

寝室用にホテルライクなスタンドライトが欲しくて色々探しましたが無印良品の照明が一番しっくり来そうだったので金額は安くありませんでしたが無印良品のスタンドライトと四角いシェードのライトを購入しました。寝室のヘッドボードにも合うシャープでベーシックなデザインが選定の決め手です。

ペンダントライトはセカンドリビングとして使う予定の階段ホールで使います。最初ここはオーデリックのFLAT PLATEシリーズのシーリングライトを入れるつもりでしたが、セカンドリビングはアクセントクロスやアクセントパネルも使わないし窓も小さくて開放感があるわけでもなくシーリングライトだと味気ないのである程度存在感があるペンダントライトをアクセントにしつつ、明るさもある程度確保できそうな物が無印良品にあったので寝室のスタンドライトに続き無印良品の照明を入れました。

これらの照明は家の引き渡し後に自分で後付します。

無印良品の食器類

せっかくなので食器類も無印良品で統一したいと思っていて大量に食器を新調しました。食器類だけで4万円近く使ったので最近の出費がやばいことになっています。そして4万円近く使ってもまだ必要な全ての食器を買い集められていません。

家の引き渡し後に海外製食洗機を導入して食洗機は1日1回回す運用で行きたいので食器は多めに必要になり意外と出費が嵩んでいます。

食器類は良い食器や気に入った食器に食べ物が乗っていたら何となく気分的に美味しく感じる気もするので意外と食事の質や気分を上げてくれる物なので出来るだけ良い物や気に入った物を使いたいと思います。家を建てて予算はカツカツですがこういう生活の質を上げられるものにはある程度お金をかけたいと思います。

最後に

今週は家の外壁とクロスの作業が進んできました。家の外壁は無難な色というよりはJB-761のイエロー系の色でヨーロッパ風の外観に近づけるようにちょっと冒険したのでどういう仕上がりになるのか楽しみでもありつつ不安でもあります。

ALCの外壁でJB-761を使っている施主ブロガーさんはまだ見たことがない上、旭化成のWEBサイトやカタログにもこの色の施工事例がないので仕上がりが全く想像出来ません。思っていたよりもイエロー感が薄くてベージュっぽい良い感じになるか、あるいはイエローイエローしてちょっと痛い感じになってしまうのかがわからないのが怖い所です。

クロスに関しては大部分は問題ないと思いますが、寝室の洋風のベージュっぽい織物調クロスをベースにして、アクセントにややグリーンがかったシルバーの和紙調クロスを入れた所は結構な冒険をしたと思っているのでその部分がどうなるかがちょっと怖いところではあります。その辺りは来週にならないとわからない所なので来週が楽しみです。

クロスも決めて照明器具も決めたのでもう決めることがほぼ終わったと思うので、最近は家具家電をどうするかに関心が移っています。そろそろ引っ越し時期も決めないといけないので引っ越しの準備も徐々に進めていこうと思います。