当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

これまでに担当の外部設計士さんと7回打ち合わせを行い、本日の8回目の打ち合わせでついに契約です。

県民共済住宅に見学に行ったのが2020年12月で土地契約が2021年1月、県民共済住宅で予約をしたのと担当の設計士が決まったのと、プランニングリサーチを郵送したのが2021年2月、初回打ち合わせが2021年5月、そして今回契約したのが2021年9月となりました。

結果的には初回打ち合わせから4ヶ月で契約です。プランニングリサーチを送ってからだと7ヶ月で契約になりました。

今月まではウッドショック対策費が税抜で坪12,000円で来月からは坪30,000円に増額されるのでギリギリ間に合いました。

前回(7回目)の打ち合わせからの変更点

前回の打ち合わせで全て確定させたかったのですが、実際は変更点だったり図面に記載してもらいたい点だったりが幾つか発生しました。

打ち合わせの3日前までに一旦今までの変更点が反映された間取り図と見積りが自宅に届くよう事前にお願いしていましたが、なんと設計士さんが郵送ではなくわざわざ自宅まで来てポストに青い封筒を入れていたのが見えたので大変ありがたいのですが物凄く申し訳ない感じになりました。私の自宅は県民共済住宅の新都心本店から車で15分位の場所なのでそこまで遠くはないですが、まさか設計士さんが封筒を直接持ってくるとは思わなかったのでかなり驚きました。

そのおかげで契約前に一通りチェック出来て修正点も事前に反映出来たので無事に当日契約に臨めました。ただ、3日前の見積りを見て予想外に高かったタカラのホーロークリーンキッチンパネルではなくエマウォールに変更しようとタカラスタンダードさいたまショールームの担当者にメールしてエマウォールの見積りを契約日の前日にお願いして設計士さんに届くように送って貰いました。正に神対応だったので本当にありがたいです。

リビングと書斎スペースの扉を無くしてドアとドア上のエアパスファンを削除

エアパスファンが1個25,000円と高かった事もあり、リビングと共有書斎スペースの間にあったドアとエアパスファンを取っ払って部屋間の換気扇なしでも空気が行き渡るようにしました。音が漏れるという欠点はありますが、個室の書斎も別にあるので無駄だと思われる部分を削って減額しています。

APW330の樹脂スペーサーは採用不可なので標準のアルミスペーサーに変更

出来ると思っていた樹脂スペーサーへの変更ですが、前回の打ち合わせ後に設計士さんから電話があり社内チェックで変更不可と言う事なのでスペーサーはアルミスペーサーになりました。

樹脂スペーサーの見積りが窓1式(25箇所)で13万円と非常に高額だったのでコスパを考えると標準のアルミスペーサーの方が絶対に良いと思っていましたが、県民共済住宅で高気密高断熱住宅を目指すならコスパが悪くても樹脂スペーサーにすべきかなとも思っていたので散々悩みましたが、設計士さんからの電話で呆気なく標準のアルミスペーサーになりました。

窓の取り付け高さの図面への記載のお願い

一部の窓の取り付け高さが図面に記載されていなかったので取り付け高さの記載をお願いしました。

海外製の60cm幅の食洗機を家の引き渡し後に後付するための調整

IKEAのエレクトロラックス社製フロントオープン食洗機
IKEAのエレクトロラックス社製フロントオープン食洗機

タカラのグランディアにIKEAで売っているエレクトロラックス社製の60cm幅のフロントオープン食洗機を入れるつもりなので、タカラスタンダード側にはグランディアに食洗機の型番を伝えて物理的なスペースの確保と県民共済住宅側に配管と電源の用意をお願いしました。

今回の様にキッチンメーカーで取り扱っていない食洗機を入れる場合は設計士もしくは監督に入れたい食洗機の配管の設置方法が記載されている資料を渡す必要があると設計士さんから指摘がありました。型番を教えるだけでは足りず、資料としてプリントアウトもしくは取り寄せた施工説明書を渡す必要があるとの事でした。

階間の柱の位置の微調整

1階と2階の柱の位置が微妙にズレていた箇所があったので揃えるように修正をお願いしました。結果的には私が指摘しなくても県民共済住宅の社内チェックで柱のズレの事を指摘されたみたいなので問題無かったです。

壁下地を入れる場所の変更

大きな鏡を壁付けしたかったので壁の下地を入れる場所を変更しました。IKEAの鏡が大きさと質感の割に安かったのでIKEAの鏡を施主支給もしくはDIYで後付するつもりです。

天井の火災報知器とRA(換気システムの排気口)の位置を変更

とても細かい事ですが、天井の火災報知器の位置とRA(換気システムの排気口)の位置を揃えて頂きました。私の場合は天井は出来るだけスッキリさせたいというのがあったので天井部分に無秩序に出っ張りがあるのはあまりよろしくないのでダウンライトを2灯配置する様なイメージで換気システムの排気口と火災報知器を並べて頂きました。

なお天井に設置する火災報知器は壁から60cm以上離す必要があります

縦すべり出し窓をFIX窓へ変更

1箇所縦すべり出し窓からFIX窓に変更しても居室の換気上問題が出ない窓があったので縦すべり出し窓からFIX窓に変更しました。私の場合は全ての縦すべり出し窓でクリアネット網戸とオペレーターハンドルを採用しているので開かないFIX窓に変更することでクリアネット網戸(窓1式42,900円→38,140円)とオペレーターハンドル分の2,600円が減額されたので7,360円安くなりました。

室内干し用の追加のホスクリーンを普通のクローゼット用のポールを壁付けに変更

ホスクリーンQL型
ホスクリーンQL型

ホスクリーンは1箇所(2本)は標準で付いてきますが、2箇所目からはオプションになり1本2,500円となります。また、ホスクリーンの竿は付属しないので専用品の竿だと1本3,400円程しますが、クローゼット用のポールだと6尺(壁間1,820mm)で2,300円程で取り付けられました。ホスクリーンの竿なしで3,700円の減額で、竿ありだと6,100円の減額になります。

私の場合は新居では洗濯物を全て室内干しをするつもりなので、見た目は多分ホスクリーンよりも良くないですが固定のポールの方が壁から壁までびっちり洗濯物を掛けれる事もありホスクリーンを追加するのではなくクローゼット用のポールを壁付けにしました。

カップボードの吊り戸の取り付け高さを図面に記載

私の場合は県民オプションのウッドワンのカップボードを採用して、吊り戸棚の高さを標準よりも20cm下げて吊り戸棚の底が1,450mmになるようにお願いしましたが、図面に取り付け高さが記載されていなかったので記載して頂きました。

タカラのキッチンに「うちにもホーロートレイ」のオプションを追加

グランディアの県民共済住宅仕様のオプション
グランディアの県民共済住宅仕様のオプション

ショールームで「うちにもホーロートレイ」のオプションを付け忘れたので設計士さん側で追加出来ないか聞いてみた所大丈夫だったので追加しました。

折り上げ天井と間接照明の取り付け位置を記載した展開図を図面に記載

私の場合は窓際を折り上げ天井にしてライン照明を入れて間接照明(コーニス照明)にするのでその展開図を図面に展開図として記載して頂きました。

階段上の壁の上部を開口にする

階段の2階側の高さ2,000mmよりも上の壁を天井まで開ける様に変更をお願いしました。クロスの処理の関係もあり、普通の腰壁の様に開口部の下部分だけ笠木にするのではなく、開口部の上下左右をホワイトの笠木で覆う事になり、見積りに追加費用で「OP壁スリット」という項目で9,400円かかりました。

開口にした部分が可動棚で更に床のかさ上げもしてある所だったので更に複雑な形状になった事もあり、図面上に展開図が記載されていました。

1階寝室のウッドワンのフラットパネルオークの張り方を図面に記載

ウッドワンのフラットパネルオークという壁パネルを床から1,200mmの高さまで腰壁のように貼るつもりでお願いしていましたが、図面上にパネルの張り方や高さの記載が無かったので記載をお願いしました。

カップボード裏のホーロークリーンキッチンパネルを止めてエマウォールに変更

カップボード裏にHDタイプのトラバーチンホワイト柄のホーロークリーンキッチンパネルを貼る予定でしたが、見積りの金額が50,700円とエマウォールを1枚追加するよりも逆に高いと思ったので、ホーロークリーンキッチンパネルではなく同じトラバーチンホワイト柄のエマウォールインテリアタイプに変更しました。

エマウォールは1枚でも数枚でも職人が1日に貼れる量なら施工費が変わらないので、既に1枚別の所でエマウォールを導入している事もあり追加でもう1枚入れても施工費が変わらない分安くなりそうなのと、ホーロークリーンキッチンパネルでは継ぎ目が出来る所がエマウォールは1枚のサイズが大きいので継ぎ目が無くなるというメリットもあったのでエマウォールに変更しました。

先日タカラスタンダードさいたまショールームで案内して頂いたスタッフに契約前々日〜前日にかけてメールでやり取りをしてメールで変更をお願いしましたが、契約前日の夜にエマウォールの変更されたプランが設計士さんに届いて無事間に合いました。本当に神対応だったので対応して頂いたスタッフさんには本当に感謝です。

契約当日に見積価格を見た所、19,500円の減額になりました。色も柄も変更前のホーロークリーンキッチンパネルと同一でパネル同士の継ぎ目も無くなり更に2万円安くなったので本当に変更して良かったです。

エマウォールを貼る向きを図面に記載

図面上のエマウォールを貼る予定の2箇所に横張りする旨の記載をお願いしました。

洗濯機の水栓を混合水栓に変更

これは前々から混合水栓にしたいとは思っていたのですが、設計士さんに伝えることをすっかり忘れていて最近アメブロのブロガーさんの記事を見て混合水栓の事を思い出したので契約前に反映出来て良かったです。

ちなみに混合水栓にするための費用は見積りに「OP混合水栓」という項目で1式12,740円という費用と、「OP給湯工事」で洗濯混合水栓用として1箇所16,700円の2つの費用が計上されていました。合計29,440円がかかる計算になるので約3万円で混合水栓に出来るようです。

私の場合は給湯器がオプションのエコキュートなのでもしかしたらガス給湯器やエコワンの人と金額が異なる可能性もあるかもしれません。

契約当日に変えた部分

造作カウンターに配線用の穴とアールの付け方を変更

書斎部分に造作するカウンターに配線用の穴を2箇所設けたのと、横から見たカウンターの断面を「コ」→「つ」の様にアールを付けてもらいました。

アールを付けることとカウンター材に丸穴を開けることによる追加費用はかからないようでした。

そして契約へ

県民共済住宅の社員からの重要事項説明

重要事項説明書(1ページ目)
重要事項説明書(1ページ目)
重要事項説明書(2ページ目)
重要事項説明書(2ページ目)

私の担当の設計士さんは外部設計士で県民共済住宅の社員ではないので、重要事項説明は県民共済住宅の社員の一級建築士の方が重要事項説明書の内容を読んで説明して頂きました。

報酬額の250,000円は坪単価に含まれるので新たに発生することはありません。

図面と見積りの確認

契約書の作成までに間に合わなかった見積りは「契約時変更見積書」に記載されます
契約書の作成までに間に合わなかった見積りは「契約時変更見積書」に記載されます

そして担当の設計士さんから最終的な図面を見せて頂いて問題ないか確認しました。事前に図面を送って頂いた事もあり、カウンターの穴と角の処理を変えた位で殆ど直す所はありませんでした。

契約前日にお願いしたエマウォールの件は契約書の作成には間に合わなかったので別途「契約時変更見積書」という書類に変更点が記載されていて、その書類に捺印が必要でした。

壁パネルをホーロークリーンキッチンパネルからエマウォールに変更した際の見積り
壁パネルをホーロークリーンキッチンパネルからエマウォールに変更した際の見積り

見積りは事前に確認していたこともあり、その後ホーロークリーンキッチンパネルを無くしてエマウォールをもう1枚追加したのと、タカラのグランディアのオプションの「うちにもホーロートレイ」を追加しただけなので合計金額を見た位です。ホーロークリーンパネルからエマウォールにしたことで19,500円の減額になりました。

設計士さんからの契約内容の説明

契約内容について設計士さんから説明がありました。建築設計業務委託契約書と工事監理業務委託契約書の内容を読んでいくだけなので特に質問事項も無かったので基本的に契約書を見ながら話の内容を聞いているだけです。

説明が終わると署名・捺印

一通り説明が終わり契約内容を理解した所でいよいよ署名・捺印です。

印鑑は実印と認印を持参するように前回の打ち合わせで言われていたので両方持参しました。契約書は自分用と県民共済住宅用に各2通あるのでそれぞれに署名・捺印しました。

その後設計士さんが製本作業で暫く離席

製本された工事請負契約書の表紙
製本された工事請負契約書の表紙

署名・捺印した後は書類を製本して渡すために一旦設計士さんが書類を持って離席しました。設計士さんが戻ってくるまで15分位かかるので私はその間展示スペースを見学していました。

その他設計士さんから説明

省エネ基準への適合性に関する説明書(1ページ目)
省エネ基準への適合性に関する説明書(1ページ目)
省エネ基準への適合性に関する説明書(2ページ目)
省エネ基準への適合性に関する説明書(2ページ目)

今後は監督が窓口になる事を説明して頂いたり電気配線の用紙を頂きました。県民共済住宅の省エネ基準への適合性に関する説明書についても用紙で頂いたのでその内容を軽く説明して頂きました。県民共済住宅の標準的な住宅の一次エネルギー計算やUa値の説明もありました。

省エネ基準への適合性に関する説明書(3ページ目)
省エネ基準への適合性に関する説明書(3ページ目)
省エネ基準への適合性に関する説明書(4ページ目)
省エネ基準への適合性に関する説明書(4ページ目)

頂いた資料のUa値は0.61W/(m2・K)ととても悪く出ています。Ua値が悪いのは計算方法が外皮面積を考慮しない簡易計算ルートでなおかつ窓(APW330)とドア(ヴェナートD30)のU値をアルミ樹脂複合サッシの標準的な2.33W/(m2・K)で計算しているためです。また、私の家の窓の数や開口部面積を元にした計算ではなく、一般的な大きな窓が付いている普通の家の計算なので実際のUa値よりもかなり悪く出ています。

後日別記事の「県民共済住宅で実際に契約した間取りのUa値を計算」でUA値を計算したら0.41W/(m2・K)だったので随分違うなという印象でした。

床のU値が0.411W/(m2・K)とありますが、この数値は標準仕様の床のマグ・イゾベールの断熱材を使った時のU値なので間違っています。高断熱仕様の床のU値は0.362W/(m2・K)になります。

最後に製本された契約書に捺印して契約書類を頂いて終了

そして最後に製本された契約書に捺印してそれらの書類を頂いて終了です。アラフォーの私は住宅ローンではなく現金で購入するのでローンの説明はありませんでしたが、現金購入で50歳未満だとすまい給付金が貰えない事の説明書類に署名捺印しました。

すまい給付金も今月末の9月30日で終了なので来月以降の契約の人用に新しい支援策が出てくると良いですね。

私は結局グリーン住宅ポイントもさいたま市の太陽光発電の補助金の「スマートホーム推進・創って減らす」機器設置補助金も全部終了していたので補助金の類は何も貰えない中々タイミングが悪い時期に契約になってしまいました。それでもウッドショック対策費が上がる来月以降に契約にならずに済んだので一応良かったと言えます。

契約を終えての感想

今回で契約なので設計士さんとの打ち合わせはこれで終了になります。全ての書類を捺印し終わった時には特に感慨深くもなりませんでしたが、ひとまずようやく家づくりの折り返し地点にたどり着く事が出来ました。何よりもウッドショック対策費が来月から値上げするので値上げ前に契約出来たのでホッとしたというのが正直な気持ちです。

担当になった外部設計士さんは最初にプランニングリサーチを送ってから3ヶ月位連絡なしで放置されて正直この人で大丈夫なのかなと実際に打ち合わせをするまでは思っていましたが、打ち合わせでこちらから行った提案は殆ど全てOKしてくれたり、判断に迷う所は意見を言ってくれたり、途中図面上に今までの打ち合わせで決めたことがいつの間にか消えていたりしたこともありましたが最終的にはしっかり希望通りに仕上げてくれたので本当に感謝しか無いです。

担当の設計士さんが当たりか外れかで判断するなら希望通りの家を設計して頂いたので私にとっては「当たり」でした。後は監督ガチャと大工ガチャで丁寧な仕事をしてくれる人に当たる事を祈っています。

担当の外部設計士さんは県民共済住宅の案件だけで常時25件位の案件を掛け持ちしている他に、自分の設計事務所の案件もやっているので相当ハードそうでした。そんなに掛け持ちしていたら忙しすぎて修正漏れも出るよねとも思いますが、県民共済住宅の内部設計士はもっと多くの案件を抱えているみたいなので内情を知ると県民共済住宅で設計士からの提案を期待するのは難しい事が今更ですが理解できました。

最終的な図面

配置図・求積図
配置図・求積図
立面図
立面図

立面図は最終的にこんな感じになりました。主に見える範囲は東と南側なので、西や北側は換気グリルの位置がバラバラだったりしますがそこは別に良いかなと。

ローコストメーカーで高気密高断熱住宅を求めるなら窓の数を減らすのが一番合理的だと思ったので見ての通り南面以外の窓は最小限です。西側は窓ゼロで西日対策は完璧です。

地味に実現したかった気密性が低い引違い窓ゼロは実現できました。県民共済住宅では引違い窓を選ばないとカーテンレールとレースカーテンが付属しません。FIX窓やすべり出し窓系には何も付いてこないのでその点はご注意下さい。

1階平面図
1階平面図
2階平面図
2階平面図

図面上に折り上げ天井の展開図だったり、可動棚の展開図が追記されています。折り上げ天井の展開図は天井から床を照らすコーニス照明にするので150mm折り上げて幅は200mm、低い方の幅は150mmに絞ってその上にライン照明を設置する様な形でお願いしました。この折り上げ天井はカーテンボックス的な用途も兼ねているので幅は広めに確保しました。

法規制表、面積算定表
法規制表、面積算定表
屋根伏図、小屋裏換気計画表
屋根伏図、小屋裏換気計画表
外部給排水設備図面
外部給排水設備図面

契約書にあった最終的な図面です。最後の2枚の「外部給排水設備図面」と「屋根伏図、小屋裏換気計画表」はこの段階で初めて目にしました。

私は屋根の換気もかなり気にしていたので天井断熱なら換気的に有利な切妻屋根を採用しましたが、小屋裏の換気のことは設計士さんとの打ち合わせの時にこちらから聞かないと教えて頂けませんでした。その時に一応棟換気になる事は教えて貰いましたが、換気計算をする事までは教えて貰っていませんでした。

契約書にある図面では換気計算もしてありました。この数値の意味まではわからないので何とも言えませんが、総合判定でOKとあるので基準自体は満たしていると判断します。

最終的な見積金額

契約書内の見積り明細
契約書内の見積り明細
契約書内の見積り明細

最終的な見積り金額は35.74坪で税抜17,877,000円で、消費税込だと19,664,700円となりました。太陽光発電、高断熱仕様、エコキュート、2ボウル洗面台と高額オプションを幾つか採用しても一応1千万円台に収まったので良かったです。

この金額には先程のエマウォールの減額は適用されていません。詳細な明細の金額については長くなるので別記事の「県民共済住宅で契約した金額の明細を公開」で公開しました。

請求書
請求書

翌日に頭金の400万円を振込しました。ちなみに振込後に県民共済住宅からの入金確認の連絡はないそうです。期日までに振込が確認できなかった場合は連絡があるとの事でした。

最後に

とりあえず契約出来たのでようやく次のステップへと進めます。最初の設計士さんとの打ち合わせは月1回ペースで物足りませんでしたが、最後の1ヶ月は週1ペースで今度は逆にハイペース過ぎたので序盤はチンタラ走っていて、ゴール間際で怒涛のラストスパートをかけたような感じになりました。打ち合わせのペースは週1だと短すぎて月1だと長過ぎるという感じなので理想は2、3週間に1度のペースが丁度良いと思いました。

契約月は見積りも3回頂きましたが、契約月の前月までは一度も全体の見積りが出なかったのでもう少し前に見積りが出ていたら色々検討できたのにとも思いますが、漏れや無駄はある程度チェックして省いたので今の所は問題無さそうです。

私の場合は設計士さんとの連絡は主にSMSを用いていました。SMSだと画像データこそ送れないものの、テキストベースで送れるので入れたい設備の型番なんかを伝えるのには向いていました。そういえば電話はこちらからかけたことはありません。FAXも使いませんでしたが一応何とかなりました。

着工が12月13日からと予定にあったので2ヶ月半程間が空きますが、その間に壁紙や電気配線、照明や入れたい家具の選定と外構をどうするのかも考えていきたいと思います。引き渡し予定日は来年の5月13日なのでまだまだ先は長いです。