土曜の夕方に現場に立ち寄って見るとついに外壁塗装が終わっていました。そして室内の方はクロス屋さんがクロスを貼っています。
私は県民共済住宅標準のALCの外壁を選んで柄はジーファスタイル50で塗料はイベリアン(大橋化学のシャイニートーン)のJB-761というイエロー系の塗料を選びました。
このJB-761の施工事例がこれまで全く見つけられなかったのでどういう感じになるのか期待半分不安半分で契約前に仕様を決めた時からここまで来ましたが、ついにこの目でJB-761の外壁を見ることが出来ました。
第一印象「JB-761って黄色かったよね?」
この日は風が強く天気も曇りで雨が降りそうな空模様でしたが、いつ雨が降るかわからないようなこの天気で外壁の塗装をするのはリスクがあると思ったので確認のため現場に行ってみました。
現場に到着するとなんともう塗装が終わっています。窓やドアの養生も綺麗に外されていたので前日に上塗りまでやってくれたようです。2日前に下塗りもしくは中塗りが終わっている所は確認出来たので晴れていた前日に最後までやってくれたみたいで良かったです。
3日前に現場で外壁屋さん(塗装屋さん)に話を聞いた時には天候が崩れなければ週末にはもう塗り終わっていると思うとの事だったので予定通り作業を完了させてくれていました。
JB-761の実際の色味は正直想像していたよりもイエロー感が無くて想像していたのとはやや異なる色合いに仕上がっていたので「これ本当にJB-761?」というのが第一印象でした。多少なりとも黄色やベージュっぽいのかなと思っていたらまさかのほぼ白です。白い窓枠との対比があると白ではない様に見えますが、外壁だけ見たら白ですね。
個人的にはイエロー感は多いよりも少ない方が良かったのである意味理想通りではありますが、ここまでイエロー感が無いとは思いませんでした。ベージュに近い薄い黄色を想像していたらほぼ白いアイボリーでした。
目指した外壁色
元々南欧風っぽい外観、それもマルタの街並みの様なライムストーンっぽい黄色がかったベージュっぽい色味だったら良いなと思っていましたが、この色味もギリシャやクロアチア感があってそれはそれで良かったです。自分的にありかなしかで言ったら大いにありな色味です。
元々本当に作りたかった家は上のクロアチアの写真の様な感じの家でベージュやアイボリーっぽい外壁に緑色の窓枠、オレンジ色の屋根の家です。APW330の窓枠の色にヴェナートD30のオリーブグリーンのカラーがあったら変更したかったですが、ホワイトとプラチナステンとブラウンとブラックの4色だけなのでそもそも無理だったので早々に諦めました。
県民共済住宅の屋根瓦の色と外壁の色で再現できそうな街並みは上の写真のフランスの街並みにあるような色合いの家でした。屋根瓦をプライム40のグレイ、壁をALCでJB-761なら色味が近い感じになるかなと思ってこれらの色にしましたが、外壁の色味が想像とは随分異なってしまったので現場の足場が外れた時に改めて外壁の色と屋根の色のバランスがどうなったのか見てみたいと思います。
ショールームで見たJB-761の色合い
それにしてもイベリアンのカラーサンプルの色味とは全然違ったので外壁色選びは難しいですね。そして旭化成建材のショールームで見たJB-761の色合いとも全然違っていました。カラーサンプルやショールームではイエロー感がそこそこあったので黄色すぎないか心配していましたが、まさか逆に黄色がほとんど感じられないとは思いませんでした。
県民共済住宅での展示でも写真を撮った時期や時間、角度によってはそれぞれ色味が異なって見えます。
実際の色合いは県民共済住宅の新都心本店に展示されていたレリーフ砂岩ブロックのJB-761のパネルを斜め上から見た時が一番近い色合いでした。まさかの旭化成建材のショールームよりも正確な色合いでわざわざ都内のショールームまで行った意味とは・・・と思ってしまいました。
もしかしたら天候や季節、時間帯別の太陽の光の当たり具合によって違った色合いに見える可能性もあります。曇りの日の夕方だったのでもしかしたら晴れた日の昼間はまた違った色合いに映るかもしれません。
とりあえずイエローイエローして安っぽい感じにならなかったのは本当に良かったです。JB-761はネットやカタログでの施工事例が出てこない事を考えても不人気色だと思いますが、実際に施工されてみるとイエロー感が無く意外と上品さがあり暖かい感じが出ていて良い感じでした。
窓枠も白の他にも黒やブラウンも似合いそうで地味に合わせやすそうな色だと思います。
【追記】後日現場に行くと黄色くなっていました
後日現場に行ってみると外壁が黄色くなっていて当初想像していた様な黄色がかった色合いになっていました。カラーサンプルと同じくちゃんと黄色いです。
前回見た白っぽい色合いが印象的だったので後日現場に行って外壁を見たら今度は逆に黄色くて一瞬戸惑いました。
もしかしたらこの記事を上げた時はまだ塗料が乾ききっておらずに黄色が出ていなかったのか、あるいは時間帯や天候で色の見え方が変わるのかもしれません。
外壁が塗られてからまだ夕方に2回、それも曇りの日しか現場に行けてないので晴れた日の見え方がどうなるかはまだ何とも言えません。
天井のクロスが張り終わっていました
外壁の想像していたイメージと実際とのギャップに戸惑いながらも室内に入るとクロス屋さんが玄関の壁のクロスを張っている真っ最中でした。
天井は全て貼り終わったとの事なので一通り見てきました。天井は全部屋LTS433の真っ白な石目調クロスで統一したので特に拘った点もないのですが、壁のクロスよりも明るいトーンなのでグラデーション効果で天井が高く感じたら良いなと思ってこのクロスを選んでいます。
壁のクロスはクロス屋さんが張り始めたばかりで玄関の一部しか張られていませんでしたが、玄関に採用したリリカラV-wall LV-3021のグレージュ色のクロスが張られていたので写真を撮ってきました。
県民共済住宅標準のウッドワンのニュージーパインの建具とも合っていて中々良い感じだと思います。流石リリカラ東京ショールーム人気No.1のクロスですね。
最後に
イベリアンのカラーサンプルの色味を想像していたので実際の外壁の色味を見た時の衝撃は凄かったです。サンプルとは何だったのかと言う位の色の違いでやはり施工事例の写真が無い色を選ぶのは怖いなと思いました。
最近は天候が崩れがちなのでとりあえず外壁が無事塗り終わったので良かったです。幸い、想像していた色合いとはかなり異なりましたが、割と好みの色合いだったので今の所は後悔ポイントにはなっていません。屋根とのバランスがどう見えるかまでは確認出来ていないので今後後悔ポイントになる可能性はあります。
後日現場に行くと外壁が黄色くなっていたのでもしかしたら塗料が完全に乾ききっていなかったのか、あるいは時間帯や天候によって見え方が異なるという2つの可能性があります。
これから外壁の色を決める人は必ずメーカーのカタログの施工事例やブログやインスタの写真をくまなく探して実例を見てから色を決めましょう。