当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

県民共済住宅で契約し、着工から上棟までの間で一番大変だと思われる電気関係の打ち合わせを監督と行いました。照明計画のたたき台は監督が先に作成して物を事前に送って頂いているのでそれを参考にしながら打ち合わせまでに電気配線図を作成し、それを持参しての打ち合わせになります。

監督との電気配線図の打ち合わせまでに電気配線図を作成しておく必要があるので準備も大変でした。コンセントやスイッチの位置を決めるという事は家具や家電をどの辺りに配置するかを決めておく必要があります。そこまで考えないと実際に住んでみたらコンセントの位置が家具と被って実質使えないコンセントになってしまったりという失敗の原因になります。

コンセントの設置高さについても普通の床上250mmの高さで良いのか、あるいは高さを変える方が良いのかも1つ1つ考慮しないといけません。テレビ周りのコンセントはAVボードの高さによって変えるべきだし、デスクやカウンター上にコンセントが欲しい場合も通常の低い位置にコンセントがあるよりもカウンター上にある方が便利です。

この様にコンセント1つ取っても考慮する事が多いので電気配線図を決めるのはかなり大変でした。

打ち合わせ前の電気配線図の作成

図面に電気配線図を書き込んでみました(1F)
図面に電気配線図を書き込んでみました(1F)
図面に電気配線図を書き込んでみました(2F)
図面に電気配線図を書き込んでみました(2F)

電気配線図を図面に書き込んでみて思ったのが色がついた消せるタイプのボールペンで書き込むと書き直しが出来るので便利だと思いました。私は消せないタイプの色ペンを使ったので図面が汚くなりわかりにくい箇所が出来てしまいました。

電気配線図参考資料(19ページ)
電気配線図参考資料(19ページ)

基本は赤ペンで電気配線図を記載するという風に県民共済住宅から頂いた電気配線図参考資料には記載がありましたが、赤単色だけだとスイッチやコンセントが図面上の同じ位置にあるような場所だと正直訳がわからなくなります。ここは工夫して色分けするなりシール等を貼るなりするとわかりやすいと思います。

また、電気配線図参考資料にはシーリングライトやダウンライト、ブラケットライトの記号はありますが、例えばダクトレールや間接照明用のライン照明などの記号が無いので図面上にどう書けば良いのか迷いましたが、とりあえず図面上にメモ書きをしたり展開図にしました。

要は監督にこちらの意図が正しく伝われば良いので、そういう意味でも複雑な箇所は展開図を記載したり色分けをしたり補足を図面上に記載したりして伝えましょう。

コンセントやスイッチの場所を決める際の注意点としては、天井から電気配線を下に降ろす様な配線方法になるので、腰壁部分にあるコンセントやスイッチや窓の下にコンセントやスイッチがある場合は天井から配線が下ろせずに配線のために柱や梁などの構造体に穴を空けて配線する事になるとの事でした。この事は打ち合わせの時に監督から言われたので後の祭りでした。

監督との電気配線の打ち合わせ

予め作成しておいた電気配線図を監督に提出して、それを基に1箇所毎に詳細を話し合いました。

この電気配線の打ち合わせはスイッチの場所、照明の場所、壁付けするスイッチやコンセント、ブラケットライトの位置や高さだったりを1箇所1箇所決めていったのでかなり時間がかかる打ち合わせになります。電気配線図の場合は一度決定したらそれを元に配線を発注するので後からの変更が出来ないのでこの打ち合わせで電気配線周りの詳細を全て決める必要があり、打ち合わせに2時間半もかかりました。

照明計画が全然決まらない人はこの打ち合わせまでに照明メーカーのショールームに行ってプランを作って貰うと良いと思います。照明計画を自分で決めたい人はわざわざショールームに行かなくても自分で照明メーカーのカタログを見てどんな照明をどこに設置したいかを電気配線図に書き込んで、その後監督経由で照明メーカーにプランの作成をお願いするという事も可能でした。

ただ、実際の照明器具のサイズ感や雰囲気はカタログだけ見てもわからないと思うので1回は照明メーカーのショールームに行くことをオススメします。

電気配線図の打ち合わせで決めた事

  1. コンセントの種類、場所、設置高さ
  2. スイッチの場所、設置高さ
  3. 壁付け照明の場所、設置高さ
  4. 天井照明の場所、種類
  5. 建築化照明の収まり等の詳細
  6. 玄関ポーチ等の外部照明の場所、種類、設置高さ
  7. 室外のコンセントの場所、種類、設置高さ
  8. 室外のジョイントボックスの場所
  9. LAN配線(マルチメディアコンセントやCD管の場所、設置高さ)
  10. TVのアンテナの場所、種類、配線
  11. 室内用の換気扇のスイッチの場所や詳細
  12. インターネット回線の引き込み場所
  13. 施主支給したい照明器具

打ち合わせではこれらの事を1つ1つ決めていきました。その他に電気や配線関係で特殊な要望がある場合(例えば監視カメラをつけたいとか、プロジェクターを天井付けしたいとか、ホームシアター用のスピーカーを天井付けしたりスピーカーケーブルを壁内配線にしたい等)や電動シャッターや電動ロールスクリーンを設置したい場合もそれらの事をこの打ち合わせで決める必要があります。また、電気配線の他にもテレビやインターネットの配線をどうするかも決める必要があります。

私の場合はLAN配線用の空配管(CD管)の敷設やTVアンテナを屋根上ではなく小屋裏に設置する事や施主支給の照明器具と言うか電球用のソケットを使うことや建築化照明(コーニス照明とコーブ照明)の照明器具の収まりやエアパスファン(部屋間の換気扇)の仕様についてもこの打ち合わせで決めました。

注意点としては、この電気配線図の打ち合わせでシーリングライトやダウンライトの様な照明の種類を確定する必要があります。下地を用意したりする関係上電気配線図を確定した後では照明の種類の変更が出来ないという事を監督から念押しされました。

今回の打ち合わせはあくまで配線の打ち合わせなのでどの型番の器具を設置するかまでは決める必要はありませんでした。配線図が確定した後に照明メーカーのショールームに行って配線図を基にプランを作ってもらうということも可能だし、自分でショールームに行かずに監督経由で照明メーカーにプランを作ってもらうという事も出来るようでした。

私の場合はオーデリックのショールームに2度訪問してどの照明器具を入れたいか大体決めてあるのと、事前にプランを作成して貰っていた事もあるので再度照明メーカーでプランを作って貰わずに自分で使いたい照明器具のリストを作成して監督に提出します。

どんな照明計画にしたいか

私が考えた照明計画は間接照明多めで全体的には結構暗い照明になると思います。明るすぎるよりは暗いほうが好みなので暗めにしました。また、明るさが必要な箇所には別途スタンドライトやデスクライトを置こうと思っています。

以前オーデリック東京ショールームで作成した照明プランの見積
以前オーデリック東京ショールームで作成した照明プランの見積

照明メーカーの照明器具は定価がかなり高いので普通に選んでいったらどうしても予算オーバーになってしまいます。特に間接照明を多用したり、シャンデリアやシーリングファン等の高価な照明を何個か採用するとあっという間に定価ベースの見積金額が凄いことになります。上の写真の見積書はLDKの間接照明が加算漏れしているにも関わらず他の部屋で間接照明用の高い照明器具を使ったらこの金額になってしまいました。

このプランは完全に予算オーバーだった事もあり主要な部屋以外の間接照明は止めて節約する方向で行きました。どういう風に節約したかと言うと、私の場合は天井を出来るだけスッキリさせて開放感を出したいと思っていたので小さめの居室の照明は施主支給でモーガルソケットという1個300円位の電球用のソケットを施主支給で設置して貰ってそこにLED電球を後付するという手法を取りました。

施主支給するモーガルソケットですが、青山電陶のE26-01という陶器で出来ているE26口径のソケットを壁付けする予定です。

このソケットに1つ数百円〜2千円位で市販されているE26口径のLED電球を装着すればシンプルかつ非常に安価な壁付け照明として成立します。

事前に監督にモーガルソケットを施主支給出来るかどうかの確認は取っていたのでこれを多用する方向で節約しました。

横浜のあすなろ建築工房の家でこの手法が取り入れられています

モーガルソケットを用いた壁付け照明は建築家が照明器具の存在感を消したい場合に使っている手法で、照明器具の明かりが灯っていない時の存在感があまり無くなるのがメリットです。良いアイデアだと思ったので私も真似してみました。

オーデリックにもOL251715LC1OL251716LC1やOB255139LC1やOL013280LRという型番で似たような照明がありますが、ソケットが樹脂製なので見た目的に陶器製のソケットの方が味がありそうで良かったので施主支給を選びました。

施主支給については県民共済住宅の社内ルールや担当の監督次第で可否の判断が分かれる部分になるのでこの方法が確実に使えるかはわかりません

照明器具の節約方法としては他にも天井に引っ掛けシーリングやダクトレールだけ用意してそこに取り付ける照明器具は施主支給するという方法もあります。

監督への質問事項

LAN配線はCD管だけ用意して貰ってDIYしたい

これは問題なく可能で、CD管の太さは標準的なΦ16(16mm)ではなくもう少し太いΦ22(22mm)でお願いしました。コンセントプレート側のLANジャックは丸い穴の空いたタイプではなくDIYで付け替える前提で穴も何もないブランクチップでお願いしました。CD管を壁内に通したい場合はCD管の太さも予め調べておいてどの太さが良いか決めておきましょう。

LANジャックはCat6A対応のパナソニックのWZ7519Wを県民共済住宅で入れることが出来るか聞いてみた所導入できるようです。この型番のLANジャックは割と最近カタログに追加された物なので監督によってはパナソニックでCat6AのLANジャックが存在する事を知らない可能性があります。

ただ、このWZ7519Wは定価が3,600円もするので県民共済住宅の掛率(6〜7掛け)でも1つ2千円台後半になってしまい割高感があるのでLANジャックは県民共済住宅経由では購入せず自分で購入します。

今の所購入を考えているLANジャックはサンワサプライのLA-FP-MJ7というCat6A対応の物です。これは定価が税込2,090円で実売価格はもっと安いので上記のパナソニックの物よりも安上がりになります。私の場合は今の所8本CD管を通す予定なので、CD管8本×2(入口と出口)=16個のLANジャックが必要になり、LANジャックの1個1,000円位の価格差も意外と馬鹿にならないので実売価格が安い物を使おうと思います。

見た目を気にしないのであればLANジャックではなく普通に穴の空いた「通線チップ」や「テレホンガイド」という定価50円と安い物を入れる方法もあります。この方法は安価な上LANケーブルさえ用意出来ればLANジャックがまだ発売されていない様な最新規格のLAN配線も簡単に対応出来るようになります。

私は安価にカテゴリー6AのLAN配線をしたいと思っているので県民共済住宅のマルチメディアコンセントは採用しませんでした。正直ちょっとやりすぎかなと思う位に空配管を用意したのでLAN関係で困る事は無さそうです。

外壁側のコンセントは気密コンセントボックスを使用するか?

外壁側の壁には気密コンセントボックスを使用するとの事です。内壁側のコンセントはカバーなしでそのままになりますが内壁側は気密ラインの内側になるので理論上は問題ありません。もし内壁側のコンセントやスイッチから冷たい隙間風が吹き出すようなら床下や天井の気流止めに隙間がありそこから冷気が入り込んでいる可能性が高いです。

ちなみに県民共済住宅の標準的な防気カバーはコンセントボックスの内側に装着するタイプでした。

県民共済住宅の照明の掛率と費用の計算方法は?

オーデリックの場合は3.5掛け(定価の65%OFF)というネットで目にする情報と同じでした。パナソニックの場合も照明器具はその掛率ですが、一部の照明器具やコンセント等の部材は6〜7掛けになる様です。

照明費用に関しては、(延べ床面積(m2)−ユニットバスの面積(m2))×1,400円=標準の照明費用(税抜)となり、この金額を超えると超過分が請求され、逆に余れば余った分が返金されるという仕組みです。

私の場合は延べ床面積が118.4m2(35.74坪)でユニットバスが1坪(3.31m2)なので、118.4m2−3.31m2=115.09m2が照明予算の計算に使う床面積になり、115.09m2×1,400円=161,126円で161,126円が照明の予算になり、実際に使える金額は予算161,126円÷掛率0.35=460,360円となり、照明メーカーの定価ベースの見積金額が税抜460,360円以下なら予算内に収まります。

照明の予算には照明器具の費用以外にも標準の個数を超えた照明やコンセントの設置費用もかかってくるので照明費用を予算内に収めるのは相当難しいのではないかと思います。

県民共済住宅でエアコンを入れない場合のエアコンの配管穴の処理はどうなる?

エアコンを後付する場合、エアコン用のコンセントは先に設置して貰えるので良いとして、配管穴の処理がどうなるのか気になっていたので監督に質問してみました。

エアコンの配管穴は室内側は石膏ボードで穴が塞がれていてクロスも張られるとの事で、外壁側は穴が開いてスリーブ(配管穴のカバー)が入り、外壁側のスリーブの穴には取り外し出来る蓋がつくとの事でした。

なので家の引き渡し後にエアコンを入れる場合は、エアコン設置業者にスリーブが入っている部分の石膏ボードに穴を開けて貰うだけで良いとの事でした。

外壁にインターネット回線引き込み用の穴を先に開けられるか?

これは地味に気になっていた部分なので監督に聞いてみましたが、事前に回線引き込み用のカバーが外壁に設置され、壁内に室内側の光コンセントを設置する所までのCD管が敷設されるとの事でした。

家の引き渡し後に光回線の開通工事で新築の外壁にドリルやホールソーで穴を開けられたくなかったので良かったです。もしインターネット回線の引き込みが考慮されていなかったらエアコンの配管穴を余分に開けておくつもりでした。

地デジアンテナだけ導入予定だが、将来的にBSアンテナを入れたくなった時の配線用の穴をバルコニーの外壁に開けておきたい

今の所BSやCS放送を見る予定は無いですが、念の為バルコニーにBSアンテナの配線が出来るように配線用の穴だけ開けておくことが出来るか監督に聞いてみた所、BSアンテナ用の配線だけバルコニーに出しておいて貰える事になりました。

バルコニーの壁にボックスを設置してその中にぐるぐる巻きになった同軸ケーブルが入るとの事です。

最初に契約する電力会社は東京電力以外の電力会社に出来るか?

最初は東京電力でお願いします。との事でした。家の引き渡し後はご自由に変えて下さいとの事です。

私はオール電化なので最初の電力プランは東京電力のスマートライフプランになるとの事でした。アンペア数をどうするか聞かれましたが、とりあえず60A(6kVA)で契約してしばらく様子を見てみます。ブレーカーが頻繁に落ちるならアンペア数を上げていき、半年か1年位の電気使用量と電気代を見てからより安くなる電力会社への変更も視野に入れようと思います。

EVコンセント(電気自動車の充電用コンセント)の配線は200V30Aを流せる配線になっているか?

200Vの配線で一般的に使われているVVFケーブル(単線)の太さ2.0mmのケーブルでは30Aを流すことが出来ません。VVFケーブルの2.0mmでもEV用として普通に使えますが、日産の「EV普通充電用電源回路ガイドライン」という資料によると「分電盤からコンセントまで30Aの専用線を敷設」とあり、日産が推奨する専用線の最低太さは「200V : 30A仕様(最低太さ:単線2.6mm または より線5.5mm2)」とあるので30Aに対応する配線をしておきたい所です。

県民共済住宅で入れられるパナソニックのEVコンセント(WK4322S)の注意書きにも「200V30Aの充電対応を考慮する事をおすすめしています」と注意書きがあり、監督と県民共済住宅の展示スペースにあるEVコンセントの注意書きを見てこういう風に書いてあるので多分大丈夫だと思いますとの事でした。

天井付けのシングルのカーテンレールを施主支給もしくは県民共済住宅で入れられるか?

電気配線図とは直接関係ないところですが、私の場合カーテンボックスの様な窓際の折り上げ天井にライン照明をつけてコーニス照明兼カーテンボックスみたいな収まりにしているので、間接照明の収め方を決めるついでにカーテンレールの件も聞いてみました。

カーテンレールを壁付けではなく天井付けに出来るかという点は問題ないようです。天井付けする予定なら下地も入れておいて貰えると思います。

カーテンレールは施主支給でも対応しますとの事でした。監督から県民共済住宅の引違い窓に付いてくる標準品と同じカーテンレールのシングルなら入れられるとの事です。

県民共済住宅の標準品のカーテンレールは1本の最大長が4mまでなので、3,640幅の部屋の壁全面にカーテンレールを設置する様な使い方でもジョイントせずに1本で出来るのはとても良いと思いました。LDKは7,280幅の壁全面にカーテンレールを設置するつもりなので流石に7m幅のカーテンレールは無いのでそれをどうするか打ち合わせの後に持ち帰って調べてみた所、ジョイントという金具を使えばカーテンレールは連結可能なのでそれを使って2本のカーテンレールを連結させようと思います。

県民共済住宅の標準品のカーテンレールを入れた場合の費用はまだわからないので監督に問い合わせ中です。

私の場合は窓際の壁の上を折り上げ天井にして造作のカーテンボックス兼コーニス照明みたいな感じにした上で、シングルのカーテンレールを天井付けするつもりです。カーテンレールをダブルにしないのは折り上げ天井の幅的にカーテンレールと間接照明を入れるとダブルのカーテンレールは入らないのでカーテンレールはシングルにしました。カーテンも窓の大きさに合わせるのではなく窓側の壁全面の天井から床まで覆うつもりでいます。

シングルのカーテンレールだとレースカーテンか普通のカーテンのどちらかしかつかないので、型ガラスの窓は普通のカーテンをつけて、透明ガラスの窓は窓枠内に白いロールスクリーンをつけた上でレースカーテンをつけようと思っています。

折り上げ天井に幕板を付けられるか?

私の場合は窓際の間接照明を仕込む折り上げ天井に幕板を取り付けて照明器具を直接見えにくくする目的で50mmの幕板を付けられないか聞いた所、付けられるとの事でした。

ただ、折り上げ天井に幕板があると折り上げ天井部分のクロスの処理が難しくなり、幕板の上部分まできれいにクロスを貼るのは難しいのと、将来的なクロスの剥がれや割れが起こりやすいという事を監督から説明されました。

スクエアタイプのコンセントプレートやスイッチプレートを使えるか?

県民共済住宅のオプションファイルにはアドバンスシリーズが「不可」とあります
県民共済住宅のオプションファイルにはアドバンスシリーズが「不可」とあります

県民共済住宅のコンセントの標準はコスモシリーズの角が丸いラウンドタイプですが、コンセントプレートやスイッチプレートを角が丸いラウンドタイプから角ばったスクエアタイプに変更できないか質問しました。

スクエアタイプのコンセントプレートと言えばパナソニックのアドバンスシリーズですが、県民共済住宅のオプションファイルにアドバンスシリーズは不可とはっきり記載されているのでコスモシリーズからアドバンスシリーズへの変更は無理そうです。

ですが、コスモシリーズのコンセントプレートはパナソニックのカタログを見るとラウンドタイプの他にスクエアタイプも存在する(色はホワイトのみ)ので監督にスクエアタイプに変更できないか聞いていますが、どうも回答があまり変更して欲しくはないという感じでした。後日相談しましょうとの事です。交渉の余地はありそうなので変更できたら良いなと思います。

壁紙の選定について

監督からお借りした県民共済住宅壁紙オリジナルサンプルブック2021-2024
監督からお借りした県民共済住宅壁紙オリジナルサンプルブック2021-2024

電気配線図の打ち合わせが終わった後は壁紙の選定についての説明があり、県民共済住宅の壁紙サンプルブックを監督から借りて壁紙の選定用紙も頂きました。

壁紙に関してはもう大体決めてはいますが、トイレのクロスや脱衣室のクロスをどうしようかまだ迷っている所です。私はリリカラのショールームにも2回訪問して更にオンライン相談もしたので手元にサンプルもある程度揃っているという事もあり上棟前にさくっと決めてしまおうと思います。

上棟日が決まりました

上棟日は来年の1月27日予定との事です。あくまで予定なので天候等でズレる事もあるとの事でした。私の土地は旗竿地でクレーンが入らずに手上げでの上棟になるという事で、大安の日だと大工さんが集まらないので赤口の日に上棟するとの事でした。手上げの上棟でも追加費用は特にかからないみたいで良かったです。県民共済住宅では仏滅以外の日に上棟を行うと監督から聞きました。

最後に

監督との電気配線図の打ち合わせは2時間半みっちりの打ち合わせになりかなり疲れましたが何とか電気配線図も形になったのでホッとしています。後日監督から清書された電気配線図が送られてくるのでそれをチェックして問題がないか確認する事になります。

後悔ポイントというか反省点としては契約前の間取りを考えている時に部屋の間取りだけでなくどんな家具をどこに置きたいかを決めた上でスイッチやコンセントを設置する壁の事をもっと真剣に考えておくべきでした。スイッチと言っても部屋の照明だけではなく、インターホンのモニターや玄関の施錠用のスイッチ、電動シャッターのスイッチ、給湯器のコントローラーなど色々あります。

玄関の施錠用のスイッチは厚みがあるので普通サイズの壁には埋め込めますが、引戸の裏側の様な薄い壁には設置出来ないと言われたので本来付けたかった壁には付けられませんでした。

間取りを考えている時は部屋の大きさだったり動線だったりは気にしますが、どこにどのスイッチを置くかまでは中々気が回らないのでもし今間取りを考えているタイミングの人がいたらスイッチやコンセントの位置まで考えてみて下さい。