今週で着工3週目になり基礎の配筋が行われていました。基礎に配筋が入ると1階の形が何となく分かるようになるので着工3週目にしてようやく工事が始まった感が出てきました。
着工18日目の現場の様子
着工18日目に現場に行ってみると配筋がある程度出来ていました。ぱっと見でまだ配筋の途中っぽかったのとこの日は風が強くてとても寒かった事もあり、細かいチェックはせずにすぐに現場から引き上げました。
本来ならこの段階でスペーサーのチェックをすべきでしたが、まだ完全に配筋が終わっていないように見えたので後回しにしてしまいました。
着工21日目の現場の様子
着工21日目に再び現場を訪れてみると基礎配筋が完了していました。配筋確認検査が2日前に終わっているはずなので特に問題も無いのかなと思いましたが、3日前に現場に来た時にスペーサーのチェックをしていなかったので今回は目視で問題がないかチェックしていきます。
基礎配筋のスペーサーが正しく施工されているかのチェック
スペーサーとは地面と配筋の間に置かれるコンクリートの四角いブロックの事です。地面と配筋の間にこのスペーサーがあることで基礎のかぶり厚が確保出来ます。
上の写真の様に配筋の一番下にスペーサーブロックがきちんと敷かれているのが良い例で、スペーサーブロックの向きも正しく施工されています。
この写真のスペーサーブロックには凹み部分があり、一見その凹み部分に配筋を載せるのが正しいと思いがちですが、そうではありません。凹み部分に配筋が乗っているとかぶり厚がきちんと確保できないので下の写真の様に凹み部分を横にするのが正しい使い方の様です。
スペーサーブロックがきちんと等間隔で施工されているかを目視で確認しましたがきちんと等間隔で施工されており問題無さそうです。この配筋とスペーサーと防湿シートを見る限り私の現場の基礎屋さんは仕事が丁寧な様に思えます。
3日前にはまだ無かったスリーブ(配管)も施工されていました。
県民共済住宅のベタ基礎は地中梁がありませんが、基礎の立ち上がり部分の開口部の配筋はきちんと補強されている様に見えます。
スリーブ周りの配筋もきちんとチェックすべきでしたが、現場を見に行った時はそこまで確認していませんでした。写真で見る限りは配筋と配管(スリーブ)がくっついている事も無かったですが、きちんと規定のかぶり厚が確保できているかまではわかりません。
基礎の外周部分は捨てコンが入っていて防湿シートの破れなども見受けられません。
きちんとチェックしたい方は着工2週目〜3週目までにベタ基礎の施工チェックポイントを事前にきちんと調べて頭に入れておいた方が良さそうです。私はそこまで気合を入れてチェックしなかった事もあり知識不足でした。
ただ、何となくですが現場を見る限り配筋が整然となされておりスペーサーブロックも均等に置かれていて仕事な丁寧な基礎屋さんだと思われるのでその辺りも多分大丈夫じゃないかなと思います。
基礎工事のチェックポイント
底盤コンクリートを入れる前のスペーサーのチェックの他にも確認すべき点が幾つかあります。YouTubeでとてもわかり易い動画があったのでシェアします。
この時期に行ったこと
照明について勉強
電気配線図を今週中に仕上げないといけない関係上、照明について改めて勉強しました。パナソニックの「すまいのあかり設計集 2018 基礎編」というカタログを読み込んで照明をどうするかを考えました。
照明についてはオーデリック東京ショールームでプランを作って貰っていますが、そのプランの出来がちょっとイマイチだったのと、見積り金額が予算オーバーだった事もあり色々削減するつもりで照明計画をある程度自分で考えています。
電気配線図の作成
電気配線図はまだ完成していませんが、大体は仕上がってきています。今週中に監督と電気配線図についての打ち合わせがあるのでそれまでに完成させないといけません。
最後に
着工3週目は基礎配筋が完了した所まで来ました。もうすぐ基礎の底の部分のコンクリートが流し込まれて、養生期間の後に立ち上がり部分のコンクリートが流し込まれる予定です。
年内に立ち上がり部分のコンクリートが流し込まれる予定なので、年末年始がちょうど立ち上がり部分のコンクリートの養生期間になる予定になっています。改めてよく考えられているスケジュールだなと思いました。
なお、着工3週目は監督とのやり取りは特にありませんでした。