今週で着工4週目になりいよいよ基礎の耐圧盤コンクリートが入って基礎っぽい見た目になってきました。基礎工事が進むと施主が確認しておきたいポイントも増えてきます。今までは週1位の頻度で現場を見学していますが、今後は週2か週3位の頻度で現場に行くようにしたいと思います。

今週は監督との電気配線の打ち合わせもあったので割と動きがあった週になりました。

着工24日目の現場の様子

着工24日目の現場の様子
着工24日目の現場の様子
着工24日目の現場の様子
着工24日目の現場の様子

着工21日目に現場に行った時に基礎の配筋が終わっていたのでもうそろそろコンクリートが基礎の底の部分に入るんじゃないかなと思い、3日後の24日目に現場に行ってみると予想通り耐圧盤コンクリートが既に流し込まれていました。

現場を見ると耐圧盤(基礎の底)の型枠がまだ取り外されていません。この型枠はコンクリートを流し込んでから最低3日間(72時間)はコンクリートの強度を出すための養生のために型枠を設置したままにする必要があります。

耐圧盤コンクリートに配管用のスリーブ(さや管)と水抜き用の穴が開けられていました
耐圧盤コンクリートに配管用のスリーブ(さや管)と水抜き用の穴が開けられていました

基礎の各ブロックに水抜き用と思われる穴が開けられていて、配管用のスリーブ(さや管)も設置されていました。

着工27日目の現場の様子

着工27日目の現場の様子
着工27日目の現場の様子
着工27日目の現場の様子
着工27日目の現場の様子

3日後の27日目に現場に行ってみると基礎の底の耐圧盤コンクリートの養生が終わり、基礎の立ち上がり部分に型枠を設置している途中でした。この日は前回行った時には無かったブルーシートで養生していた跡がありました。

毎日現場に行ったわけではないので耐圧盤コンクリートをきちんと3日間養生したのかはわかりませんが、配筋周りの仕事を見る限り仕事が丁寧っぽい基礎屋さんなので多分大丈夫じゃないかなと思います。

以前監督に頂いていた工程表だと年内に立ち上がり部分のコンクリートが入る予定でしたが、スケジュールのズレが出てきています。基礎工事は天候や基礎屋さんの予定にも左右されるので仕方がない部分ではあります。

監督からも立ち上がり部分にコンクリートを流し込むのは年明けになると割と早い段階から伝えられていたので問題ありません。

基礎の立ち上がり部分の配筋がきちんと中央にあり、かぶり圧も問題無さそうでした
基礎の立ち上がり部分の配筋がきちんと中央にあり、かぶり圧も問題無さそうでした

基礎の立ち上がり部分の配筋の作業の途中だと思われるのできちんと型枠と配筋の距離が取られているかを確認しましたが、きちんと型枠の中央に配筋が来ていてコンクリートのかぶり厚も確保できています。写真を撮っていない他の箇所も問題ありませんでした。

エコキュートの貯湯タンクを置く場所の配筋が用意されていました
エコキュートの貯湯タンクを置く場所の配筋が用意されていました
エコキュートの基礎部分の配筋周りはコンクリートが欠落しています
エコキュートの基礎部分の配筋周りはコンクリートが欠落しています

ちょっと問題ありと言うか補修が必要そうな部分もあります。エコキュートの貯湯タンクが乗る部分の基礎用の配筋を曲げた関係で配筋を出している部分のコンクリートが一部欠落していました。

監督にこの部分の欠損が大丈夫か確認した所、県民共済住宅ではエコキュートの基礎部分の配筋を型枠内に入れてからこういう風に曲げて、後でエコキュート部分の基礎のコンクリートを流し込むのでこれはその時に補修と言うかエコキュート部分のコンクリートで埋まるので問題ないという事でした。

配管のスリーブがある部分の耐圧盤コンクリート
配管のスリーブがある部分の耐圧盤コンクリート(これは問題無さそうです)
スリーブが出る箇所のコンクリートの右上にジャンカがありました
スリーブが出る箇所のコンクリートの右上にジャンカがありました

スリーブ(さや管)がある部分も補修が必要に思える箇所がありました。スリーブと水抜き用の穴がある部分のコンクリートの状態があまり良い状態には見えません。基礎の強度に関係するような欠陥ではないと思いますが、施主としては気になると言えば気になる部分なので年明けに監督と相談してみようと思います。

ジャンカがある部分に赤丸で印をつけてみました
ジャンカがある部分に赤丸で印をつけてみました

監督にSMSでスリーブ周りのコンクリートの部分に欠損があると伝えた所、翌日監督が上の写真の部分を現地で確認して頂いて、スリーブの穴の右上にジャンカがあるので後日モルタルで補修するとの事になりました。

着工29日目の現場の様子

着工29日目の現場の様子
着工29日目の現場の様子

2日後の着工29日目にも現場に顔を出してみました。前回よりも立ち上がり部分の型枠の設置が進んでいて立ち上がり部分のアンカーボルトが置かれていました。

立ち上がり部分の型枠が設置されると1階部分の部屋の配置がイメージしやすくなってきます。

型枠内にアンカーボルトが置かれていました
型枠内にアンカーボルトが置かれていました

基礎の立ち上がり部分の型枠にアンカーボルトが置かれていましたが、まだ固定前のようでした。おそらくこの後にアンカーボルトにスペーサーを挟んで固定することになると思います。

多分年内の作業はこれで終わりだと思うので立ち上がり部分のコンクリート打設は来年になります。監督からもそうなると数日前に報告を受けています。

配筋が中央に入っている関係上アンカーボルトが鉄筋と干渉して斜めに傾いている所がありましたが、その部分は後で曲げて真っ直ぐにするので心配ないとの事でした。

この時期に行ったこと

電気配線図の打ち合わせ

電気配線図の打ち合わせで提出した図面(1F)
電気配線図の打ち合わせで提出した図面(1F)
電気配線図の打ち合わせで提出した図面(2F)
電気配線図の打ち合わせで提出した図面(2F)

電気配線図の打ち合わせがこの時期にありました。そのため電気配線図をどうするかと言うのが着工1ヶ月目の一番の悩みどころと言えます。電気配線図に関しては打ち合わせで決めた内容で配線を工場に発注するのでやり直しが出来ません。

なのでこの時期までに照明をどうするか、コンセントをどうするか、スイッチをどうするかを決めておく必要があります。単に照明、スイッチ、コンセントの場所を決めると言う事は逆算して入れたい家具の配置も決めないといけないので具体的なイメージが固まっていないと考えることがとても多くて結構大変です。

電気配線の打ち合わせの記事は別記事の「監督との電気配線図の打ち合わせ」で公開しています。

監督が清書した電気配線図の確認

監督が清書した電気配線図(1F)
監督が清書した電気配線図(1F)
監督が清書した電気配線図(2F)
監督が清書した電気配線図(2F)

電気配線図の打ち合わせの後に監督が清書して確認のために郵送されて来た電気配線図をチェックしました。確認してみると照明やスイッチは問題ありませんでしたがコンセントの漏れが1箇所ありました。コンセントの口数も2口から4口に変更したい部分もあったのでその事も電話とSMSで監督に伝えて了承頂いています。

これで配線を工場発注する事になるので以降の変更が効きません。

建設現場の電気代の請求が来ました

月末に東京電力から電気代の請求書が自宅に郵送されてきました。工事初月の電気代は314円でした。

最後に

年内の作業はこれで一段落という所になりました。着工1ヶ月目は基礎の耐圧盤コンクリートの打設が終わり、基礎の立ち上がり部分の型枠を組んだ所で終わったという進捗状況になります。

今週は2、3日に1度は現場に行くようにしていますが、未だに現場で基礎屋さんや監督とは遭遇していません。午後に現場に行っているので時間帯が良くないのかもしれません。

2021年も大晦日になり、2020年12月に初めて県民共済住宅を見学してから1年が経ち、ようやく今月頭に着工したという所です。2022年は工事が進んで引き渡しが5月中旬予定なので早く家が出来ないかなーと思います。

多分年末年始は監督も休みに入って基礎屋さんも多分作業はしないと思うので次は年明けに現場に行く予定です。

2021年2月末にブログを始めましたが、おかげさまでここ数ヶ月は大体月18,000PV程アクセスを頂いています。県民共済住宅は埼玉県内限定の地場ハウスメーカーでブログ開設時はこんなにアクセスがあるとは想像もしていませんでした。来年は引き渡しまでの着工の様子やWEB内覧会、住んでみてからの感想や実際にかかった光熱費の事なんかも記事にしたいと思いますので2022年も当ブログ「旅と家」をよろしくお願い致します。