5日目はホテル移動と前々から買うつもりだったシャオミのノートPCがセールで安くなる日です。午前中はホテルをチェックアウトして荷物を預けてから北京でまだ行ったことがない天壇公園を観光してそれから小米之家でノートPCを買って荷物を預けているホテルに戻り、そこからこの日泊まるホテルへ移動します。
今回の旅程
日付 | 予定 | 宿泊先ホテル |
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3月10日(日) | 天津航空で羽田から天津経由でフフホトへ | Holiday Inn Hohhot |
3月11日(月) | 天津航空でフフホトから天津へ | Holiday Inn Express Tianjin Dongli |
3月12日(火) | 高速鉄道で天津から北京へ | TianAn Rega Hotel |
3月13日(水) | 北京で北京国安対浦和レッズの試合を観戦 | TianAn Rega Hotel |
3月14日(木) | 北京観光後にホテル移動 | Holiday Inn Beijing Shijingshan Parkview |
3月15日(金) | 高速鉄道で天津へ | Crowne Plaza Tianjin Meijiangnan |
3月16日(土) | 天津観光後に天津航空で羽田空港へ | 機内泊 |
3月17日(日) | 帰国 |
ホテルをチェックアウトして天壇公園へ移動
4日目は終日北京に滞在しますが、ホテルは北京の別のホテルを予約しているのでホテル移動の日です。朝一でホテルをチェックアウトしてホテルに荷物を一旦預けて身軽になってから北京市内を観光しにホテルを出ました。
この日向かうのは天壇公園です。北京には沢山の観光スポットがありますが、天壇公園はまだ行ったことがなかったのでホテル近くのバス停から路線バスに乗って天壇公園へと向かいました。
北京と言うか中国の路線バスは1元(17円位)とか2元とかで乗れるので金額を気にせず乗れるので路線バスは使い倒しています。BaiduMapのアプリで行き先も検索できるので便利でした。
天壇公園を観光
天壇公園に到着し、天壇公園の入場料10元と中の祈年殿と回音壁の各10元の入場料がセットになっているチケットが28元だったので別々に購入するよりも2元お得なセットチケットを購入して中に入りました。
中国の観光地は場所によっては入場料が高額ですが天壇公園はそこまで高くないようでした。
回廊の先に見える丸い屋根の祈年殿をまずは見に行きました。
回廊では地元の老人達がトランプで賭け事をしていてここだけ昔の中国みたいな雰囲気でした。
回廊を歩いた先には祈年殿のチケット売り場がありました。私は祈年殿のチケットがセットになったチケットを購入済みなのでそのまま先へと進みます。
祈年殿
祈年殿のある広場に来ると観光客の姿も増えてきました。こういう広場は昔の中国を感じられて良い感じです。
祈年殿は丸い屋根が特徴的な建物でした。こういう感じの建物は日本にはないので中々ユニークだと思います。
階段を上って祈年殿を見ましたが建物内は立入禁止でした。中をチラ見してから次の場所へと向かいます。
次は祈年殿の裏側にあった皇乾殿を見てみます。
皇乾殿の建物の中も立入禁止だったのでチラ見して次の場所へと向かいます。
天壇公園に来た時に最初に東門から入場し最初に北側の祈年殿を見たので次は南側にある回音壁を見て、最後に西側にある斎宮を見て西門から出るような感じで天壇公園を回りたいと思います。
南側に行くのでこの巨大な通路を直進して前方に見える門まで歩きました。
回音壁
何分か歩いて回音壁に到着しました。丁度目の前を三輪車が通過しましたがこれが一昔前の中国って感じで味があって良い感じでした。
皇穹宇は丸い屋根が特徴的でした。内部は立入禁止だったので入口から写真を撮りました。
園丘
皇穹宇の先に園丘という丸い高台があったので階段を登ってみました。
高台は円状になっていて中心部には丸い石が出っ張っていました。特に何かある訳でもないですが、園丘からは天壇公園南側の皇穹宇や北側の祈年殿が見えました。
園丘を降りてから再び巨大な十字路へと戻り、今度は西側にある斎宮を目指して歩きます。
この辺りは杉が沢山植えられていて結構な量の花粉が舞っていました。私は花粉症でマスク無しで歩いていたのでヤバイかなと思いながら歩いていましたが、杉が植えられているエリアを通過しても全然鼻水やくしゃみが出る気配がなかったのでホッとしました。
もしかしたらここの杉と日本の杉とは品種が違うから鼻が反応しなかったのもしれません。
斎宮
斎宮は入場する際にチケットが必要で私が購入した天壇公園のセットチケットには斎宮は含まれていませんでしたが斎宮の横のチケット売り場で身分証を提示すれば無料でチケットが発券されます。私は中国人ではないのでパスポートを提示してチケットを受け取りました。
本殿に入ると四字熟語らしき書が飾られている部屋があり、いかにも昔の古き良き中国っぽかったです。こうして見ると四字熟語って中国から入ってきたのかなと感じさせてくれます。
北京の重要な建物の位置関係を示すミニチュアがありました。手前にあるのが天壇公園で斎宮は左側の建物です。奥には紫禁城(胡弓)が見えます。
斎宮の中にはその他に皇帝に関する展示がありました。
斎宮の本殿を出て中々良い雰囲気だった斎宮の敷地内を散策してから天壇公園を出て別の場所へと向かいます。
斎宮は天壇公園の西門近くにあるので西門から天壇公園を出て次は前門へと路線バスで向かいます。
前門大街を観光
天壇公園を後にして次は前門大街へとやってきました。ここは北京の中心部にあり常に観光客や地元の人達で賑わっているエリアです。
前門大街は中国っぽい昔の建物と西洋っぽい建物が混じっていて中々素敵な街並みです。街路樹に吊り下がっている赤ちょうちんも素敵でした。
いかにも「観光地」って感じの街並みですが、私はこういうのはそこまで嫌いではないので街歩きを楽しめました。
前門大街を出て次は天安門広場の方へと向かいます。
前門近くにMUJI HOTELがありました。私は無印良品が結構好きなので一度はMUJI HOTELに泊まってみたいと思っていましたが北京のMUJI HOTELの存在は完全に失念していました。この日チェックアウトしたホテルは安かったものの宿泊を楽しめるホテルではなかったのでもっとお金を出してMUJI HOTELに泊まってみるのも良かったと思います。
この旅で中国国内の無印良品(MUJI)の店舗にも行きましたが売っているものは日本の無印良品と何ら変わりがありませんでした。
天安門広場の方へと向かいたかったのですがこの日は全人代の期間中という事もあり天安門広場の周辺が封鎖されていて物凄い回り道をさせられました。
もう一通り観光は済ませたので天安門広場近くのバス停で路線バスに乗って前日にスーツケースを購入した小米之家の店舗に再訪しこの日割引になっていたシャオミのMi Notebook Air 12.5というノートパソコンを購入しました。
買い物をしてこの日宿泊するホテルへ
購入したノートPCはXiaomiのMi Notebook Air 12.5というモデルのノートPCです。
前日にスーツケースを購入した小米之家北京世貿天階店に行ってMi Notebook Air 12.5のメモリ4GB、i5版のノートPCを通常価格が4,299元の物をこの日はセールで300元安くなっていて3,999元(約68,000円)で購入しました。
7万円近くするノートPCなので決して安いとは言えませんが、ファンレスかつ質感も良いので気に入っています。ただ、Office2019の家庭和学生版(Home and Student版)のライセンス付きなのでそこまで高いとも思いません。
このノートPCの最大の特徴はファンレスなので稼働音がせずに静かです。私は普段デスクトップPCを使うのでこのノートPCはあくまでサブ的用途という事もあり、ハイスペックで煩いゲーミングノートPCみたいなものよりも低スペックで静かかつ軽いノートPCの方が好みです。
購入した店舗で対応してくれたシャオミの店員さんは英語は話せませんでしたが、購入後にスマホの翻訳アプリを駆使してWindows10のライセンス認証とOffice2019の家庭和学生版(Home and Student版)のライセンス認証をその場で箱からノートPCを出して操作してやってくれました。
Officeのライセンス認証の時にマイクロソフトアカウントの認証があるので、自分のアカウントのメアドとパスワードを入れて認証しました。
日本で登録したマイクロソフトアカウントに無事紐づけられて使えたし、Office2019のライセンスも2台分あったので良かったです。
プリインストールされているOSは中国語版のWindows10だったので帰国後に日本語版のWindows10をクリーンインストールしました。日本語版のWindows10でもOffice2019でもライセンス認証が無事通ったので中々良い買い物でした。
ノートPCを購入した後でホテルに戻る前に栗を売っている店で栗1斤(0.5kg)を20元で購入しました。大体350円で500gのローストされた天津甘栗が買えるので日本のその辺のスーパーで売られている天津甘栗を買うよりも全然安くて美味しいです。
私は天津甘栗が好きなので中国に行った時は栗を好んで買って食べています。殻付きなので皮を剥くのが面倒ですが、味の劣化がなく量もたっぷりあって非常に食べごたえがありました。
ノートPCを購入した後に栗も購入してから荷物を預けていたホテルへと戻り、この日1泊する別のホテルへと移動しました。
Holiday Inn Beijing Shijingshan Parkview
この日1泊するのは北京の郊外にあるHoliday Inn Beijing Shijingshan Parkviewというホテルです。
IHGのポイントを貰えるプロモーションの都合でホリデイインに泊まる必要があったので北京のIHG系列のホテルの中でも1泊税込477.34元(約8,100円)で最安値だったこのホテルを選びました。
この時期は全人代の期間中だった事もあり北京のホテルの宿泊料金が全体的に高騰していて4つ星以上のホテルの最安値圏が8千円位と普段よりも相場が高くなっていました。
このホテルへ徒歩と地下鉄での正しい行き方は西黄村駅を出て大通り沿いを東に向かって歩くと高速道路を渡る橋があるのでそれを渡って降りた先くらいにホリデイインの敷地に入れるゲートがあるのでその道を進みます。
敷地内からホテルの建物までは結構遠いので歩きます。一応カートでの無料送迎もありますが、ゲートの係員に向かいに来て欲しいとリクエストを伝えられたら多分カートで迎えに来てもらえるとは思いますが、中国語が話せず初見の場合だと歩くしか無いと思われます。
駅からホテルに行くルートをBaiduMapのルート案内を頼りに歩いたらとんでもないルートでその通りに行ったら工事現場みたいな土砂が積み重なっていた所に着いて絶望しました。そんな感じで引き返したりしたので徒歩10分の所が徒歩1時間位かかってしまいました。
苦労して到着しましたが新しいホテルという事もあり非常に綺麗で客室もとても広いです。
バスルームはバスタブこそ無いもののレインシャワーがあるシャワーブースでした。バスアメニティは中国のホリデイインやクラウンプラザで一般的に提供されている物でした。
私はIHGのゴールド会員と言う事もありウェルカムフルーツが用意されていました。日本を含めた中国以外のIHG系のホテルではゴールド会員にウェルカムフルーツなんて出てこないのでこれは中国のIHG系ホテル独自のサービスだと思います。IHGのゴールド会員はIHG系ホテルに年間10泊なのでゴールド会員へのハードルはそこまで高くありません。
その割に体感的には客室のアップグレードの確率も高いし、14時までのレイトチェックアウトなんかの実用的な特典もあり、貯めたポイントの有効期限もゴールド会員の間は無期限にるので中々良いサービスでした。(2022年時点では多少改悪されています)
ホテルに到着したのが夜で街中からやや離れていて散々歩いて疲れたので夕食は栗を食べてシャワーを浴びて寝ました。翌日は北京を離れて天津で1泊します。