当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

県民共済住宅の2021年度の仕様で最大限高気密高断熱になるように新築した我が家の7月分の電気代を晒します。私の家は大人2人、子供2人の4人家族で日中は常に在宅、エアコンは24時間フル稼働、オール電化なのでエコキュート、IHクッキングヒーターがある以外にも海外製ビルトイン食洗機、そしてEV(電気自動車)まであるので普通の家と比べて電力を使いまくるような家庭です。

ただ、屋根上に県民共済住宅オプションの長州産業の5.1kWhの太陽光発電パネルが載っているので太陽光で発電した分を自家消費出来る分トータルの消費電力が抑えられています。

今月からようやく太陽光発電の余剰電力の売電収入が入ってくるようになり実質的な電気代は安くなっています。

2022年7月分の電気代

2022年7月分の電気代
2022年7月分の電気代

7月分の請求は2022年6月24日〜2022年7月23日までの使用分なので梅雨明けから夏にかけてのデータになります。今年は6月終盤〜7月前半がかなり暑くなりましたが、7月中盤以降は梅雨のような感じで天候が悪い日が続いてそこまで暑くならないような日が続きました。

2022年7月分の電気代は14,341円と1万円を大きく超えてしまっています。私の家はオール電化住宅で車はEVなのでこの電気代の中にはガス代とガソリン代が全て含まれていると考えて下さい。

電力契約はオール電化用の東京電力のスマートライフSになります。太陽光発電の自家消費分がこの中に含まれているのでもし太陽光発電が無かったらもっと高額になっていました。

2022年7月分の電気代明細
2022年7月分の電気代明細

明細を見てみると使用電力量は397kWhとそこまで多い訳ではありませんが、今月は燃料費調整額が1kWhあたり+4.15円もかかっている上、再エネ賦課金も1kWhあたり3.45円もプラスされていて、電気代のkWh単価に加えて燃料費調整額と再エネ賦課金で1kWhあたりプラス7.60円もかかっているのが電気代が高くなってしまった原因だと思います。

今月もエコキュートは太陽光発電の電気を自家消費すべく昼間に沸き上げていて深夜帯の電気代単価が安い時間帯はあまり活用できていませんでした。

燃料費調整額のプラスが無ければ電気代が12,000円位で収まっていたので夏のエアコンを使う時期でこの位なら許容範囲ですが、エアコンの運転モードをもっと工夫して快適かつ消費電力が抑えられるような設定を探していこうと思います。

電力会社を変えた場合の料金シミュレーション

電力会社料金プランオール電化
専用
EV専用基本料金
(60A)
深夜以外
kWh単価
深夜帯
kWh単価
深夜帯
東京電力スタンダードS1,71619.88(〜120kWh)
26.46(120〜300)
30.57(300〜)
東京電力スマートライフS1,71625.8017.781:00〜6:00
九電みらいエナジーN(ナイト)プラン1,711.1425.2617.7223:00〜7:00
中国電力シンプルコース026.09
まちエネ毎晩充電し放題!プラン1,71619.88(〜120kWh)
26.48(120〜300)
30.57(300〜)
定額
※1
1:00〜5:00
最安値圏の主な電力会社の料金プラン

※1:7月分の深夜電力の使用電力量は55kWh

電力会社を乗り換えた場合の電気代がどうなるか主な電力会社のプランで比較してみます。東京電力はオール電化向けのスマートライフSと一番一般的な料金プランのスタンダードSの料金プランを用意してみました。

比較対象として東京電力エリア内のオール電化向けプランで最安だと思われる九電みらいエナジーのNプランと東京電力エリア内の基本料金ゼロ円プランの中で最安と思われる中国電力のシンプルコースと、私が来月分から乗り換えたまちエネのEV所有者向けの毎晩充電し放題!プランを用意して7月分の明細から電気代をシミュレーションしてみます。

料金プラン別の試算結果

電力会社プラン基本料金
[A]
昼間
使用量
昼間
単価
昼間
合計
[B]
深夜
使用量
深夜
単価
深夜
合計
[C]
合計
[A+B+C]
東京電力スタンダードS1,71639719.88〜30.5710,113.6911,829.69
東京電力スマートライフS1,71631825.808,204.407917.781,404.6211,370.02
九電みらいエナジーN(ナイト)プラン1,711.1426025.266,567.6013717.722,427.6410,706.38
中国電力シンプルコース039726.0910,357.7310,357.73
まちエネ毎晩充電し放題!プラン1,716333.819.88〜30.578,185.2665519.88〜30.571,681.3511,582.616
7月分の電気代をオール電化用のプランで比較

料金プラン別に試算して見た所、基本料金ゼロ円の中国電力のシンプルコースが一番安くなりました。次に安かったのが九電みらいエナジーのNプランです。九電みらいエナジーはオール電化専用のプランで、東京電力のスマートライフSと比べて電気代が安い深夜帯の時間が長いのが特徴です。

まちエネの料金計算は東京電力のスマートライフSよりも深夜帯が1時間短いのでその分を昼間の時間帯に上乗せした上でまちエネが定義する深夜帯の想定使用量(7月分は55kWh)を深夜帯の使用量としてカウントして計算しています。まちエネの再エネ賦課金と燃料費調整額については実際の使用量に応じて加算されます。

実際の請求金額のシミュレーション

電力会社プラン特徴合計再エネ賦課金燃料費調整額請求額スマートライフS
との差額
東京電力スタンダードS11,829.691,3691,647.5514,816+475
東京電力スマートライフSオール電化11,370.021,3691,647.5514,341
九電みらいエナジーN(ナイト)プランオール電化10,706.381,3691,647.5513,722-619
中国電力シンプルコース基本料金ゼロ円10,357.731,3691,647.5513,374-967
まちエネ毎晩充電し放題!プランEV所有者向け11,582.6161,3691,647.5514,599+258
7月分の電気代をオール電化用のプランで比較

合計金額に再エネ賦課金と燃料費調整額を加算して実際の請求金額ベースの表がこちらです。再エネ賦課金と燃料費調整額でプラス3千円取られているのが痛い所です。

今月は深夜帯の時間を上手く使えなかった事もあり、まちエネの毎晩充電し放題!プランでシミュレーションすると逆に258円高くなりました。

東京電力のスタンダードSとスマートライフSだとオール電化向けのスマートライフSの方が475円安い結果になっています。

8月分からはまちエネの毎晩充電し放題!プランに乗り換えたのでエコキュートの昼間の沸き上げを止めて、EVの充電も深夜に行い、食洗機や洗濯機も深夜に行わせて深夜帯に電力消費を集中させる予定なので8月の電気代がいくらになるのか楽しみです。

2022年7月分の太陽光発電の売電価格

2022年7月分の売電価格は4,624円でした
2022年7月分の売電価格は4,624円でした

私の家では県民共済住宅オプションの太陽光発電を導入しました。メーカーは長州産業で5.1kWh分太陽光パネルを載せています。

2022年度のFIT単価(1kWh/17円)での契約なので太陽光で発電した電気は売電するよりも自家消費した方が得になる事もあり昼間に食洗機やエコキュートの沸き上げ、電気自動車の充電などを行って太陽光発電の電力は積極的に自家消費に回していたので売電量が272kWh、売電金額が4,624円とあまり大きくありませんでした。7月に入ってからは天候が悪い日が続いたのでその影響もあったと思います。

7月分の電気代の14,341円から売電金額の4,624円を引いて9,717円が実質の電気代となりました。売電収入で5,000円近く賄えるのは電気代が高騰している状況では大変助かります。

2022年7月分の太陽光発電の損益計算

2022年7月分の太陽光発電のデータ
2022年7月分の太陽光発電のデータ

私の家には県民共済住宅オプションの長州産業の5.1kWhの太陽光発電を南側の切妻屋根の上に載せています。オプション価格は税込で139万円とかなり高額ですがこれがあることで電気代が確実に安くなっているので載せておいて良かったと思っています。

この画像は太陽光発電の電力モニターの情報で7月のデータは7月1日〜31日までのデータになり、電力会社の7月分の検針日(6月24日〜7月23日)とは若干異なります。

年月発電量
(kWh)
[A]
消費電力量
(kWh)
[B]
実際の
買電量
(kWh)
[C]
自家消費
電力量
(kWh)
[B-C=D]
昼間
電気代単価
(円)
[E]
再エネ
賦課金
(円/1kWh)
[F]
燃料費
調整額
(円/1kWh)
[G]
自家消費分
(円)
[D×(E+F+G)=H]
売電量
(kWh)
[I]
売電単価
(円/1kWh)
[J]
売電価格
(円)
[I×J=K]
利益
(円)
[H+K]
2022年5月57366037928125.803.452.748,989.19291008,989.19
2022年6月61968334733625.803.452.9710,825.92283
(72.6)
0
(17)
1,234.212,060.12
2022年7月61869740129625.803.454.159,886.4322175,45515,341.4
合計1,8102,0401,12791329,701.51394.66,708.236,390.71
2022年5月〜7月の太陽光発電の収支

太陽光発電のモニターの数値を参考に算出した7月分の太陽光発電の収支は、太陽光発電の電力を自家消費した分の金額が9,886.4円で、余剰電力を電力会社に売った売電収入が5,455円になり、太陽光発電で発電した電気を自家消費した分と余った電気の売電収入を合わせた利益は合計15,341.4円になりました。

今月からは売電収入がフルに入ってくるので利益が一番多くなっています。

7月23日までは東京電力のスマートライフSのプランでしたが、7月24日からは電力会社をまちエネの毎晩充電し放題!プランに変えたので今までは太陽光発電の電気が使える昼間に動かしていたエコキュートや食洗機、洗濯機とEVの充電を電気代の安い夜間の時間帯に動かすように変更したので来月の8月分からは自家消費分が減って売電収入が増えるような感じになると思います。

太陽光発電は載せるべき?

県民共済住宅の太陽光発電のオプションは非常に高いので予算的に無理なら無理して載せなくても良いと思いますが、屋根上の南側の日射が通年きちんと確保できる環境で昼間に電気を多く使う家庭なら太陽光発電は載せた方が良いです。

1kWhあたりの売電価格(FIT価格)は毎年値下がりして売電収入目当てだと太陽光発電はあまり美味しくないですが、近年電気代が高騰しているので太陽光発電で発電した電気を自家消費するには非常に良い状況です。太陽光発電の電気を自家消費した分は電気代がかからないので、年々値上がりしている再エネ賦課金や最近の世界情勢の影響で高騰している燃料費調整額の影響も受けません。

最後に

7月分の消費電力は397kWhとそこまで多くはありませんでしたが、再エネ賦課金と燃料費調整額の影響で15,000円近くになってしまっています。

この電気代の中で24時間エアコンをつけっぱなしの冷房費が4〜5千円位かかっているのでHEAT20 G2レベルの断熱性能は確保したにも関わらず期待していたほど電気代が安くはなりませんでしたが、オール電化で24時間エアコンをつけっぱなしの全館冷房で家中涼しくして更にEVまで持っていて実質的な電気代が月1万円以下で収まったので太陽光発電を載せて出来る限り高気密高断熱(UA値0.41、C値1.02)にした意味はあったと思います。

東京電力の8月分の燃料費調整額はプラス5.10円/kWhで7月分よりも0.95円/kWhも値上がりする上、再エネ賦課金と燃料費調整額を合わせると1kWhあたり8.55円も上乗せされるので電気代を抑えるために節電出来る所は節電していこうと思います。

太陽光発電を導入する時は再エネ賦課金は考慮していたものの、燃料費調整額については全く意識していなかったのでここ最近の世界情勢の影響で燃料費調整額が爆上がりしている現状では太陽光発電を載せておいて良かったと思います。

電気代の値上がりで太陽光発電の損益分岐点が短くなっているので自家消費の割合が大きい私の家では当初は11〜12年でオプション代を回収できると見込んでいましたが、今のペースで行くと早ければ7〜8年後に元が取れそうな勢いです。

8月分から電力会社をまちエネに乗り換えたので果たしてどれだけ来月の電気代が安くなるのか楽しみです。