当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

2回目の打ち合わせが終わった後の間取りが3週間位経ってようやく送られてきました。初回の間取りからは窓の配置やエアパスファンの設置、エアコンの配置を大幅に変えています。

2回目の打ち合わせが6月11日で打ち合わせの時に見積だけは早く送ると言われて2回ほどSMSで急かして届いたのが3週間後の7月2日です。まあ次回の打ち合わせまでに届いただけマシだと思うのが精神衛生上よろしいのかと思います。過去の県民共済住宅の施主ブロガーさんでも県民共済住宅では家が建つまで時間がかかると良く言われていますがこういう事なのねと実感しています。

この間取り案はウッドショックの値上げについて知らなかった時に考えた間取り図です。私はウッドショックの値上げ分を相殺するため建物の大きさを小さくする方向で考えているので設計士さんにせっかく作って頂いたこの間取りから変更する事になると思います。

ウッドショックで坪単価が値上げ?

県民共済住宅でもウッドショックの影響で坪単価が値上げされるらしいという情報を他の施主さんのブログで見かけました。私は5月の初回打ち合わせの際に外部設計士さんにウッドショックの影響を質問しましたが、その時は国産材を使っているので大丈夫みたいな事を言われたので輸入材だけじゃなくてその国産材も取り合いになっていて価格が高騰しているのに本当に影響がないのかな?でも設計士さんが言うなら大丈夫なのだろうと思っていましたが案の定値上がりという事で困りました。

先程SMSでウッドショックの値上げの件を設計士さんに質問してみたところ7月の契約だと12,000円/坪(税込13,200円/坪)の増額との事です。私の建てる家は約37坪なので税抜なら約50万円の値上がりになります。これは痛いですね。個別見積りで2ボウル洗面化粧台が入れられる位の金額です。

この値上げに対処すべくまずは坪数の削減が出来るか間取りを再検討して坪単価の値上げ分を相殺する感じで対処しようかなと思います。1.5坪位削減できれば値上げ分を相殺できそうです。坪数を減らせれば坪単価で加算されるタイプのオプション分の節約にもなるので間取りを見直してもっと省スペースで効率良く出来ないか模索してみます。

土地の形状と都市計画道路

2回目の打ち合わせ後の都市計画道路道路のラインが入った土地利用計画図
2回目の打ち合わせ後の都市計画道路道路のラインが入った土地利用計画図

初回打ち合わせ後に頂いた間取り図の書類には都市計画道路のラインが入っていなかったので建物を配置した時にどこまで都市計画道路にかかるか不明でしたが、今回頂いた書類には都市計画道路の計画線と指導線が入っていました。

都市計画道路の計画線はここのラインまでが道路になるというラインで、指導線は測量が不正確だった場合にこのラインまで道路になる可能性があるというラインの様です。都市計画道路予定地上で長期優良住宅を建てる場合はこの指導線にかからないように建物を建てる必要があるみたいです。

都市計画道路の計画線は今回始めて図面に書き込まれましたが私が当初予想していた位置とほぼ同じだったので良かったです。私の想定としてはバルコニーや玄関ホールを将来撤去される場所に設置するつもりだったのでこの位置関係はほぼ想定内でした。

それにしてもエコキュートの貯湯タンクが想像以上に大きいです。新築時は何とか配置出来るにしても将来的にエコキュートを入れ替える時にこれだと搬入や搬出が出来るか怪しいです。その辺も次回の打ち合わせ時に確認してみます。

1階の間取り

2回目の打ち合わせ後の1階の間取り図
2回目の打ち合わせ後の1階の間取り図

2回目の間取り図は点検口やクローゼットの棒が入っていたりパイプスペース(PS)が書き込まれていたりエアパスファン(部屋間の換気扇)の設置場所が書き込まれていたりと初回よりも踏み込んだ感じになっています。天井点検口が3箇所もあるのは2階に水まわりがある影響なのかもしれません。

1階のセカンドリビングは将来的に都市計画道路が通って減築する事になった時のための玄関スペースとしてある程度まとまったスペースを確保してあります。普段はここで来客対応だったり子供が友達を家に連れてきた時はここで遊ばせようかなという感じの使い方をイメージしています。

エアコンは全館暖房を行う前提でセカンドリビングの所に1箇所設置してあります。本当はもう少し南側に設置したい所ですがこの辺りに設置することで冬にエアコンで暖房した暖気が階段の吹き抜けから2階に届きやすいのでこの配置にしています。

初回打ち合わせ後の1階の間取り図
初回打ち合わせ後の1階の間取り図

参考までに初回打ち合わせ後の1階の間取り図です。まだ図面にあまり書き込まれていませんね。

2階の間取り

2回目の打ち合わせ後の2階の間取り図
2回目の打ち合わせ後の2階の間取り図

2階の間取り図も大きな変更はありません。2回目の打ち合わせでは窓の配置を決めたのでその辺りの変更はあります。キッチン南側のスペースに余裕があるのでキッチン幅を2,700mmに伸ばそうかと前回の打ち合わせで設計士さんに相談したのですが、それが反映されていました。

2階のエアコンも全館冷房する前提でのエアコンの配置です。階段のすぐ近くに冷房用のエアコンを設置することで冷房した際の冷気を2階のLDKと下の階に届けやすいのでこの配置にしています。

各部屋にエアコンを付けなければその分のエアコンの本体代も丸々浮かせられます。しかも全館空調なので廊下や階段、洗面脱衣室等のエアコンがないスペースでも冬暖かく夏涼しくなるのでメリットが大きいです。この方法が上手く行けば快適性が上がって初期費用も抑えられますが、失敗すると各部屋まで上手く冷暖房された空気が行かずに結局後から各部屋にエアコンを設置するというリスクもあるので万人には勧めませんが、成功した時のメリットが非常に大きいので私は全館空調にチャレンジします。

初回打ち合わせ後の2階の間取り図
初回打ち合わせ後の2階の間取り図

参考までに初回打ち合わせ後の2階の間取り図です。ランドリースペースの床下収納は正直要らないので撤去してもらいました。

外観図

2回目の打ち合わせ後のパース

前回の打ち合わせでは窓の配置について打ち合わせをしたのでパースにはその辺りの反映がされています。

北側に何故か削除し忘れている上げ下げ窓があります。デザイン面で窓の配置が揃っていないと違和感がありますね。

窓を考える時に最初は気密性を重視して引違い窓の採用はしないようにしようと考えていましたが、色々ショールームを回って高そうなオプションなんかを入れていくと窓は出来るだけ標準で済ませて余計な追加費用を抑えようと窓を決めた時は考えていました。我ながらブレブレです。ここは初心に帰って引違い窓を無くして気密性が高いFIX窓や滑り出し窓に変えていくつもりです。シャッター付き引違い窓をなくせば追加した電動シャッター代も浮くので一石二鳥です。

2階北側窓は全て天井付けのハイサイドライト(高窓)にしていますが、立面図を見ると軒が近すぎて逆に暗くなりそうなので窓のサイズを大きくするか設置位置をちょっと下げるか検討する必要が出てきました。立面図があるとこういう想定外の事が事前にわかるので間取り図だけでなく立面図を作って頂けるのは非常にありがたいです。

2階南側の窓もかなり大きくしてしまいましたが、この辺もちょっとやりすぎたので窓の面積を減らす方向で考えています。立面図にしてみると頭の中で考えていた感じとちょっと違う感じになってしまったので窓の配置は難しいですね。

初回打ち合わせ後のパース
初回打ち合わせ後のパース

参考までに初回打ち合わせ後の立面図です。南面の立面図は初回の方が良い感じに見えます。1階部分の掃出し窓と2階の3連窓が見た目的には良い印象を与えていたのかなと思います。特に掃出し窓は横長の腰窓よりも見た目が良いですね。

ショールームで取った見積の金額がやっと届きました

私は3月位からショールームで見積を取って貰っていましたが、何度かリクエストしてようやく設計士さんがその一部の金額を出してくれました。実際の価格がわからないとどの設備を入れるべきか判断できないのでようやく設備選びも前進出来そうです。

TOTO

  • 2ボウル洗面台のエスクア(W1655)が476,920円
  • ユニットバスの人工大理石カウンターが40,794円
  • ユニットバスの人工大理石エプロンが24,492円

2ボウル洗面台はデザインと使い勝手が良さそうでも価格面で採用が厳しそうだったTOTOのエスクアが50万円を切ってきたので結構ありになってきて迷います。ユニットバスはエプロン部分とカウンター部分を掃除が楽になりそうな人工大理石に変更しました。

タカラスタンダード

  • 2ボウル洗面台のエリーナの鏡なし(W1650)が433,500円
  • キッチンのVRASタイプの同時給排気式レンジフードが50,700円
  • キッチンのタッチレス水栓が68,900円
  • リンナイの45cmフロントオープン食洗機が191,000円
  • 内壁材のエマウォールが118,000円
  • ホーローキッチンパネルが17,000円
  • キッチンパネルの延長分が35,100円

キッチンはワークトップをステンレスに変更していますが差額なしで変更出来ました。県民共済住宅のオプションにあるVRASタイプのレンジフードを同時給排気式にしても50,700円と普通のVRASタイプよりも2万円位高くなっただけなのでお得感があります。エマウォールは材料費よりも施工費が割高なのか想定よりも高いので採用を考えてしまいます。

2ボウル洗面台のエリーナは定価とほぼ変わらずですがカウンターがクォーツストーンでパネルや内装がホーローなので耐久性や素材のグレードを考えるとタカラが良いのかなとも思います。タカラの幅広の洗面台はフラットな一面鏡の設定が無いのでショールームで鏡については無しで見積をお願いしました。鏡を付けていないので別途手配する必要がありますが、鏡は同じ2ボウル洗面台のパナソニックのラシスの一面鏡が結構良さそうだったので鏡だけラシスの物を導入出来たら良いなと思います。

クリナップ

  • キッチンの流レールシンクが55,900円
  • キッチンの洗エールレンジフードが91,650円
  • カップボードが383,240円

県民共済住宅のオプションから構成を変えたカップボードの価格が高すぎてドン引きしています。県民共済住宅のオプションのカップボードがいかに安いかを実感しました。

届いた見積を見てみて

金額を見る前にキッチンはタカラスタンダードが良いねと夫婦で一致していましたが、改めて上がってきた見積を見てもタカラスタンダードが良いと思いました。個人的にオプションのVRASタイプのレンジフードが手入れも楽そうでプラス2万円位で同時給排気にも出来るのが素晴らしかったです。

2ボウル洗面台は見積をお願いしたパナソニックのラシスの見積が設計士さんに届いていなかったらしくまたショールームに行って見積を出し直す必要があるかもしれません。今の所はホーローとクォーツストーントップのタカラスタンダードのエリーナが第一候補です。TOTOのエスクアもデザインが良くてワークトップとシンクに継ぎ目も無いので捨てがたいです。

ユニットバスは県民共済住宅の展示スペースやTOTOとLIXILのショールームで実際に浴槽に入ってみて感触が一番良かったTOTOのサザナのゆるリラ浴槽に決めました。サザナはエプロン部分が外せないのでエプロン部分の掃除が要らないのもLIXILのアライズと比べて優位性があると思います。