私は可能な限り高気密高断熱を目指しつつも予算的に2,000万円未満で家を建てたかった事もあり減額するために知恵を絞って色々考えました。私の時は県民共済住宅に「ウッドショック対策費」が加算されるタイミングで予期せず坪1万円が増額されるタイミング(今思えばプラス1万円で済んで良かった)でその値上げ分を吸収するために坪数をちょっとだけ減らしました。

実際に家を建ててみて有効だった方法やもう一度家を建てるならこうして費用を削減しようと思った方法を紹介します。ありきたりな方法も含まれていますが、建物のグラウンドレベルに関しては恐らく多くの施主さんが盲点だと思うしちょっと高さを上げるだけで数万円位違ってくると思うので気をつけてみて下さい。

建物のグラウンドレベルは高めにする

基礎工事は地面を掘ってから行うのでグラウンドレベルが高いと残土が減ります
基礎工事は地面を掘ってから行うのでグラウンドレベルが高いと残土が減ります

私は平坦地に家を建てていて、建物のグラウンドレベル(地面から何mm上に家を建てるか)は設計士さん任せで+100mm程にしましたが、プラス10cmだと結構残土が出てしまい残土処分費用がかなり発生したのでグラウンドレベルはもっと上げた方が良かったです。

2021年9月契約の県民共済住宅の見積もりを見ると残土処分費は1m3辺り7,500円かかります。私の土地は契約時の見積もりで21m3でしたが、引渡し時の見積もりではそれプラス5m3程かかったので26m3で195,000円もプラスになってしまいました。

多分ですが、グラウンドレベルを+200や+300位にしておけば残土処分費が15万円位浮いたのではないかと思います。グラウンドレベルは初回打ち合わせの時に設計士さんからどうするか聞かれておまかせしましたが、その当時はそんなに真剣にグラウンドレベルを検討していなかったので失敗でした。

私は旗竿地に家を建てたので、旗竿地の場合は敷地延長部分(竿の部分)に土間コンクリートを引くと水勾配で建物側が高くなっている方が都合が良いのでそういう事まで考えてグラウンドレベルは高めにした方が費用面でも実用面でも良かったです。もしもう一度同じ土地に家を建てるならグラウンドレベルは今よりも高くして残土処分費が安くなるようにします。

グラウンドレベルに関しては殆どの施主さんは無関心で設計士さん任せになると思いますが、見積をみて残土処分費が15万位あるならグラウンドレベルを高く出来るか担当の設計士と相談してみて下さい。

オプション扱いの段窓やウインドキャッチ連窓は入れずに標準サイズの窓を組み合わせる

段窓風の組み合わせ
段窓風の組み合わせ

YKKAPのウインドキャッチ連窓や段窓はオプション扱いになってしまい意外と高額なので、標準サイズの窓を組み合わせてそれっぽくすると安価と言うか追加費用なしで実現できます。

段窓は下にFIX窓、すぐ上に縦すべり出し窓もしくはFIX窓である程度再現出来ます。ウインドキャッチ連窓は左右に縦すべり出し窓、中央にFIX窓で左右の縦すべり出し窓をそれぞれ外側に開くようにすれば再現可能です。

この方法で我慢できるなら窓1箇所につき数万円〜20万円位節約できる可能性があります。

オプションサイズの開けない窓は価格が安いFIX窓にする

洗面台の上のハイサイドライト(高窓)は16003で標準外サイズのFIX窓
洗面台の上のハイサイドライト(高窓)は16003で標準外サイズのFIX窓

オプションサイズの窓を入れる時に開くタイプの窓は価格が高いですが、FIX窓は定価自体が結構安いのでおすすめです。特に手が届かない位の高い位置にあるような窓は滅多に開閉する機会も無いと思うのでFIX窓にした方が同サイズの開くタイプの窓よりもフレームが細くてガラス面積も大きく窓の気密性も高いのでおすすめです。

FIX窓は開かないのと外側の掃除が大変というデメリットがありますが、価格やデザイン面、気密性と意外とメリットが多い窓種なのでこの窓は多分開けないだろうなという箇所には適しています。

【上級者限定】エアコンは小さめの畳数の物を入れる

私の家は8畳用エアコンで2階全て(35帖)を冷やしています
私の家は8畳用エアコンで2階全て(35帖)を冷やしています

県民共済住宅の家で「部屋の畳数=エアコンの畳数」というエアコンの選び方は実に勿体無いです。エアコンの畳数表示は1964年に基準が決まってから50年以上基準が変更されていません。つまり、1964年当時の隙間風が入ってくるような無断熱低気密住宅を基準にした畳数表示の目安なので今の気密性能も断熱性能も飛躍的に向上した断熱等級4以上の住宅には全く当てはまらないような基準です。

2021年以降の県民共済住宅の家で各部屋に1台エアコンをつけるなら余裕を見て「部屋の畳数÷3」位のエアコンが適切です。

エアコンは各部屋に付けて部屋のドアを閉めて冷暖房するならLDK以外の部屋は全て6畳用エアコン、LDKは余裕を見て10畳用エアコンもしくは狭めのLDK(吹き抜けなしの15畳以下位)なら6畳用エアコンで事足りると思います。

エアコンも大は小を兼ねますが、オーバースペックのエアコンを入れると冷え過ぎたり無駄に消費電力が高くなったりとあまり良いことが無いので適切な能力のエアコンを入れることが大切です。

ただし、この方法をおすすめ出来るのは窓の日射遮蔽がそれなりに出来ていて夏の時期に窓から直射日光がほぼ入らない家に限ります。

南側の窓上に適切な長さの軒や庇が無かったり、西側や東側に大きな窓があり西日や朝日がガンガン入ってくるような家の場合は朝夕は日の当たる東西側の窓のシャッターを閉めて直射日光を入れない様にしたり、アウターシェードやすだれ等で直射日光が窓から差し込まないように対策しない限り畳数通りのエアコンを入れておいた方が後悔がないと思います。

私の場合はきちんと日射遮蔽が出来ている事もあり2階の8畳用エアコン1台と1階の6畳用エアコン1台で35坪(70帖)相当の家全体を冷房していますが35℃を超える日でもこの2台のエアコンだけで快適に過ごせています。

ホスクリーンを増設せずにクローゼット用のポールを付ける

左がホスクリーン、右がクローゼット用のポール
左がホスクリーン、右がクローゼット用のポール

ホスクリーンは標準で2個(1セット)ついてきて物干し竿は付属してきません。ホスクリーンを増やすとホスクリーンのオプション代に加えて竿のお金もかかりますが、壁から壁にクローゼット用のポールを装着すればホスクリーンを入れるよりも安い上竿代も不要で洗濯物の重量にも耐えられて壁の端から端まで洗濯物が干せるのでデッドスペースが生まれません。

減額できるのは1箇所辺り3千円位になりますがランドリールームみたいな物干し専用の部屋を設けるならこれは意外とありでした。

シャッターを付けない

そもそもシャッターって本当に必要?と考えてみましょう
そもそもシャッターって本当に必要?と考えてみましょう

県民共済住宅に限らず入れてよかったオプションでよく名前が上がる電動シャッターですが、県民共済住宅ではオプション対応になるのでそもそもシャッター自体を付けないでおけば追加費用ゼロでシャッターを開閉する手間から開放されます。

私は手動開閉のシャッター付の家で毎日シャッターを開閉してウンザリしていた上、シャッターを閉めていて良かったと感じたことが無いので新居では絶対にシャッターをなくそうと思い実際にシャッターが無い家で2ヶ月以上生活していますが一度もシャッターが欲しいと思ったことも無ければもう一度家を建て直すことがあってもシャッターは付けないと思います。

県民共済住宅は嬉しいことにシャッターがない1階の窓は追加費用なしで防犯ガラスになります。

2022年の県民共済住宅はリビング階のシャッター付き引違い窓がトリプルガラスになるみたいなので、もしシャッターを外してトリプルガラスからペアガラスになってしまうならシャッターは外さない方が良いと思います。

トイレ内にミニ手洗いは設けない

オプションのタンクレストイレを入れるとトイレ手洗いが無いのでコフレルワイド等のミニ手洗いをトイレに設置したくなりますが、ミニ手洗いは意外と高額なのでトイレ内にミニ手洗いを設けずに間取りの工夫でトイレ近くに洗面化粧台がある間取りにすることでミニ手洗いを省いてもあまり問題なくなります。

照明器具は施主支給もしくは引き渡し後に後付

県民共済住宅では基本的にパナソニック、オーデリック、東芝ライテックのどれかの照明メーカーのカタログの中から照明器具を選んで行く様な感じになります。照明器具の掛率は35%と結構安く買えますが、それでも市販の照明器具の方が安い事が多々あります。

そして県民共済住宅は標準の照明予算を余らせてもその分返金があるので照明予算を使い切らなくても損をする事がありません。そういう事もあるので照明器具は施主支給や自分で後付すると数万円は浮かせられると思います。

照明器具を施主支給するためには天井にシーリングライトやペンダントライトを取り付ける為の引掛けシーリング壁や天井にスポットライトやペンダントライトを取り付けるためのダクトレールを照明計画を考える時に忘れず用意する必要があります。

モーガルソケットの壁付け照明

壁付け照明のモーガルソケットと丸い電球
壁付け照明のモーガルソケットと丸い電球

ここまでは一般的な照明予算の削減方法ですが、私の場合はモーガルソケットと言う電球を取り付けるソケットを施主支給して壁付けして貰い、電球部分は自分で用意してそれを照明器具として使っています。

モーガルソケットは1個500円以下で買える上、E26サイズの電球を差し込めば点灯するので自分の好きな電球を使えます。この照明の見た目は電球の質感で大きく変わるので割高でも見た目や質感が良い電球を装着しましょう。

上の写真は青山電陶のE26口径のモーガルソケットにIKEAのトロードフリというスマート電球を装着していますが陶器製のモーガルソケットが1個300円位、電球はフロストガラスで質感が良いトロードフリが1個1,699円と約2千円で安い割に見た目や質感は安っぽさを感じません。

モーガルソケットの壁付け照明の注意点ですが、照明を床上1,800や2,000mm位の高さに設置すると思うので高さ的に電球が目線に入りやすいこともあり60Wや100W相当の明るい電球を取り付けると眩しいと思うので電球は40W相当(500lm以下)位のあまり眩しくない電球を取り付けると良いと思います。眩しさの感じ方は個人差が大きいので家電量販店のLED電球売り場でどのLED電球が眩しいか眩しくないかを良く確認してみて下さい。

モーガルソケットの壁付け照明は暗めの電球でも何とかなる2帖や3帖位の小さい部屋や廊下に向いている手法です。4帖半や6帖位の広めの部屋はモーガルソケットよりも普通にシーリングライトにした方が均一に明るく出来ると思います。

モーガルソケットの壁付け照明は建築家や高気密高断熱住宅系のYouTuberが良くやっている手法なので私も真似しました。取り付ける電球にもよりますが1箇所1,000円とか2,000円以下でまともな照明器具になるので狭い部屋や廊下には意外とおすすめです。

人感センサー付きの小型シーリングライト

オーデリックやパナソニックの照明カタログにある人感センサー付きの小型シーリングライトは非常に高額で定価ベースで15,000円以上しますが、市販品の小型シーリングライトは3千円程度で購入することが出来ます。

オプションの洗面化粧台の鏡は1面鏡or鏡なし

洗面台の鏡は1面鏡が安価かつスタイリッシュに見えます
洗面台の鏡は1面鏡が安価かつスタイリッシュに見えます

オプションの洗面化粧台を入れた場合の減額テクニックですが、洗面化粧台一式の中で鏡(三面鏡)は意外と高いので3面鏡が必要なければオプションの洗面化粧台を入れる時に鏡なしにして鏡は施主支給もしくは後付すると数万円位は浮きます。

特に2ボウル洗面台の様な横幅が大きいカウンターにする場合に使えます。3面鏡から1面鏡にするだけでも結構安くなるのでどうしても3面鏡が欲しいのでなければ安い上シンプルでスタイリッシュに見える1面鏡に変更するのも良いと思います。

カーテンはAliExpressで海外通販

カーテンは普通に買うと高いのでAliExpressでリネンカーテンをサイズ指定して注文しました
カーテンは普通に買うと高いのでAliExpressでリネンカーテンをサイズ指定して注文しました

家づくりの終盤にカーテンをどうするか考えることになると思いますがカーテン費用は意外と高いです。全てオーダーカーテンだと家全体で普通に10万円以上かかってしまいます。

カーテンに限らずブラインドやロールスクリーン、ハニカムシェードもオーダーだと漏れなく高いので既製品を施主支給もしくはDIYで取付すると地味ですが家全体で数万円位の節約になると思います。

大きな窓で既製だと合うカーテンが無いような場合は中国通販のAliExpressで安いカーテンをサイズ指定でセミオーダーするとかなり費用が抑えられます。

実際に私の家でも8m×2.5mサイズの超巨大な片開きのリネンカーテンを送料込みで7千円か8千円で購入して普通に使えています。その他に4m×2.5mの片開きのリネンカーテンを2枚オーダーしてそれも1枚4千円とか6千円で購入して品質も見た目の質感も悪くなくて普通に使えています。これを普通に県民提携のカーテン屋や日本国内のオーダーカーテンの店でオーダーしたら3枚で安くても10万円位は行ったと思うので5〜10万円程度の節約になりました。

AliExpressは中国のショップとやり取りする事になるのでカーテンのサイズ指定をする時や、トラブルがあった時に多少の英語力は必要になります。自分でカーテンを採寸する必要があったり、更に実物が見れないので安かろう悪かろうの品を掴まされるリスクもあるので難易度は高いですが成功するとかなりの減額になると思います。

AliExpressは難易度が高くて無理なら、国内のショップでオーダーカーテンを作ってみるのもありだと思います。実際私もワードローブサンゲツという自然素材系で質感が良さそうなカーテンの選択肢が多いサンゲツのネットショップで購入しようと思っていましたが、購入直前に値上げがあったので仕方なくAliExpressで安いカーテンを購入しました。

火災保険は県民共済ではなくもっと安い会社と契約する

私はソニー損保で年間3,272円の火災保険に入っています
私はソニー損保で年間3,272円の火災保険に入っています

火災保険は県民共済よりも安い会社があるので色々比較して安くて納得出来る保証内容の火災保険に入りましょう。

私の場合は水災がまず無い土地で、地震保険も許容応力度計算の耐震等級3に加えて制震ダンパーも入れている上、建物形状も長方形の総二階で柱や壁直下率のどちらも85%位あるので地震で家が倒壊するリスクは極めて少ないと思い地震保険には入っていません。

そのため私の火災保険はソニー損保の5年契約で年間3,272円という極めて安価な火災保険料に抑える事が出来ました。県民共済の新型火災共済だったら私にとって不要な補償もついてきて年間2万円位払うはずなので相当な節約になっています。

火災保険を自分で調べるのが面倒な方は一括で15社を比較できる「火災保険一括見積もり」サービスを利用すると各社毎に同じ内容を入力しないで済むので便利です。

太陽光発電は無料太陽光を後付する

県民共済住宅の太陽光発電オプションは130万円と高額でした
県民共済住宅の太陽光発電オプションは130万円と高額でした

県民共済住宅でも太陽光発電はオプションで載せられますが金額が100万円以上と高額な上、kW単価だと27万円〜とそこまで割安ではないので太陽光発電は載せたいけど初期費用が・・・という人は無料太陽光を載せるという選択肢もあります。

最近は電気代が高くなっていますが太陽光発電があると昼間の時間帯は屋根上の太陽光パネルで発電した電力を自家消費出来るので電力会社から購入する電力量を減らすことが出来ます。

電力を自家消費出来るということは、電気代のkWh単価とは別にかかってくる再エネ賦課金(kWh3.45円:2022年度)の他に燃料調整費(kWh5.10円:東京電力管内の2022年8月分)も加算されないので大きなメリットがあります。

無料太陽光は無料で太陽光発電を屋根上に載せることが出来る上、10年後の契約満了後には設置した太陽光発電パネルが自分の物になるという誰も損しない仕組みのサービスです。

無料太陽光には様々な事業者が参入していますが、無料で太陽光パネルを屋根上に設置して10年後に無償譲渡されるサービスは京セラのちゃんとGood!サービスlooop未来発電の他にもソーラーメイト【ほっとでんきサニックス】といったサービスがあります。

県民共済住宅の太陽光発電と蓄電池のオプションで元は取れるか」と「県民共済住宅の太陽光発電オプションの手続きとFIT価格別の損益計算」の過去記事で売電価格のシミュレーションをしましたが、県民共済住宅オプションの太陽光発電を設置しても元を取るのに11年位かかる計算になったので初期費用が無料で10年後に自分の物になり損をするリスクがほぼ無い無料太陽光を入れるのはありです。

私も無料太陽光の設置を検討しましたが、私の家は都市計画道路予定地上にあり無料太陽光の契約期間の10年以内に建て替えになるリスクが大きく、そういう場合は太陽光パネルの撤去費用が自腹でなおかつ太陽光パネルを買い取りする必要があったので無料太陽光の設置は見送りました。もし普通の条件の土地に家を建てて自腹で太陽光発電オプションを入れる余裕が無かったらどう転んでも損はしなそうな無料太陽光を設置したと思います。

県民共済住宅の家に太陽光発電を後付する注意点は県民共済住宅以外で屋根に太陽光パネルを後付すると雨漏りの保証が無くなります。そうそう雨漏りするとは思いませんが、屋根の保証が無くなる事は頭に入れておきましょう。

【最終手段】間取りを見直して坪数自体を削減する

坪数を削減した時の間取り
坪数を削減した時の間取り

最終手段としては間取りの無駄なスペースを削っていき家を小さくして坪数を削減すると削減した坪数×坪単価分が削減できるので1坪削減できると入れるオプションにもよりますが40万円以上の削減になります。

坪数を削減するのが一番簡単に減額出来る方法ですが、この方法だと間取りを再考しないといけないので抵抗感があるかと思います。もっと坪数を減らしたいことを担当の設計士に相談してプロの視点からの意見も聞いてみると良い方法が浮かぶかもしれません。

私も実際に契約前に「ウッドショック対策費」という追加費用が坪1万円発生した事を受けてその費用を吸収するために家の坪数を若干減らしました。

標準仕様を上手く使う

何となくオプションにした物は標準仕様に戻して余計な追加費用を削るとコスパの良い家が建ちます。県民共済住宅は標準仕様のレベルが高いので標準仕様でもそれなりに満足出来る仕様のものが多いです。

県民共済住宅の場合、標準仕様を敢えてしょぼくしてオプション代で稼ぐという事は一切ないので迷ったら標準仕様にしておけば大きな不満は出ないと思います。オプションは標準仕様ではどうしても満足できないような拘りたい部分にガツンと使いましょう。オプションを入れる時に優先度を決めておくと予算が足りなくなった時にオプションを削りやすいと思います。

全部標準でも全然良いと思いますが、どうしても拘りたい所を諦めるとそれはそれで後悔する可能性が高いので拘りたい所はケチらずにオプションを入れて標準で妥協出来る所は標準にして予算を削減するとあまり後悔せずに予算が削減できると思います。

マイホームハイの状態でショールームに行き冷静になってみるとそんなに必要無さそうな物でも調子に乗って色々オプションを入れたりするのはあるあるだと思うので、契約前にオプションを入れた全項目を改めて見直してみるといくつか不要なオプションが出てくると思います。

私の家は高断熱仕様だったり太陽光発電だったり「エコハウス」的な要素にオプション代をつぎ込んで、それ以外は洗面台にオプション代をつぎ込んだものの、内装や外観に関しては標準仕様多めにして予算のメリハリをつけました。

【現金購入限定】登記は自分で行う

家の引き渡し後の建物表題登記と所有権保存登記を自分で行うことで15万円位は節約になります。建物表題登記は図面を自分で作成する必要があるので難易度は低くはありませんが、やろうと思えば出来ないことはないと思います。

私も実際に「自分で行う新築の建物表題登記と所有権保存登記」という記事で建物表題登記と所有権保存登記、土地の地目変更登記を自分で行いました。

ただ、住宅ローンを組んでいる場合は自分で登記を行えない可能性が高いのでこの方法が使えるのは住宅ローンを組まずに現金購入した人に限られます。

最後に

いくつか予算削減のアイディアを上げてみましたが、殆どは契約後の予算削減なので契約前の方にはあまり響かない予算削減案だったかもしれません。

標準仕様を多くするとか坪数を減らすとかは極々当たり前な話なので誰でも思いつく案ですがそれだけ効果的でもあります。オプションを削るにしても限界はあると思うので坪数に手を付けるのが一番手っ取り早いですが、間取りとの兼ね合いもあるので簡単に坪数を減らしましょうとは言えないのが難しい所です。

建物のグラウンドレベルを上げて残土処分の量を減らすのは地味ながら有効だと思います。契約後にグラウンドレベルを上げようと思うと確認申請をやり直すため時間と費用も発生するので可能なら契約前にグラウンドレベルがどの高さになっているのかは設計士さんに確認して上げれるなら上げておきましょう。

後は施主支給出来る物は施主支給すると良いと思います。県民共済住宅は施主支給を基本的に受け付けていませんが、照明器具とかトイレットペーパーホルダーみたいな単に取り付ければ良いだけの物に関しては監督の判断で施主支給出来る事もあります。施主支給したい物がある場合、施主支給出来るか出来ないかは契約後に担当になった現場監督に早い段階で確認しておきましょう。

契約前の予算削減は頭の痛い問題ですが、妥協しても良い事と妥協したら後悔する事をしっかり見極めて後悔のないように家づくりを進めて欲しいと思います。