当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

先週上棟して家の骨組み部分が完成していましたが、上棟の3日後に現場に行ってみると屋根のルーフィングまで終わっていました。それから更に3日後にももう一度現場に行ってみると防蟻処理が終わり、1階部分に制震ダンパーや筋交いも全て入っていました。

施工中の写真を撮るとその場ではスルーしてしまっていた事も後から画像を見直して「あれっ?」となる事もあるのでマメに写真を撮ることを心がけています。また、ブログを書こうと画像をチェックしていて初めて気がつく事もあり、ブログを書く事で家の完成度が上がっている気もします。

着工60日目(上棟3日目)の現場の様子

上棟3日目には県民共済住宅の垂れ幕が付いていました
上棟3日目には県民共済住宅の垂れ幕が付いていました

上棟3日後に現場に行ってみました。この時は特に確認したいことがあったわけではなく純粋にどれ位進んだんだろうという興味本位で現場に行きました。

現場に到着すると上棟当日には無かった県民共済住宅の垂れ幕があり、足場を囲うように黒いネットがかけられていました。

筋交いが設置されています
筋交いが設置されています

棟梁に許可を頂いて中をチェックしてみると1階に筋交いが設置されていました。棟梁と大工さんはホールダウン金物のボルトを締めている真っ最中でした。

屋根に登るための足場の上には棟換気用の部材がありました
屋根に登るための足場の上には棟換気用の部材がありました
ルーフィングが敷かれています
ルーフィングが敷かれています

遠くから見た時にルーフィングが敷かれていたので棟梁に屋根上に登って良いか確認してから足場を登って屋根上へと行って間近で確認してみました。

使われているルーフィングは田島ルーフィングの「TAJIMA ライナールーフィング ラムダ」という改質アスファルトルーフィングでこの製品は高耐久の改質アスファルトルーフィングで田島ルーフィングのルーフィングの中でも上から2番目のグレードの製品が使われていました。県民共済住宅の坪単価は安いですが、こういう見えない部分でコストカットしているのではなく高品質の物を使っているのが凄いですね。

田島ルーフィングのWEBサイトから転載
田島ルーフィングのWEBサイトから転載

棟換気用の部材は株式会社トーコーの「優雅+」という部材が使われるようです。

実際にどういう部材が使われているかの情報は普通の人はそんな事に興味がないのでスルーすると思いますが、県民共済住宅と他のハウスメーカーや工務店と比較検討している段階の人にとってはとても貴重な情報になり得るので一応載せておきます。

屋根勾配は5寸勾配でルーフィングは「TAJIMA ライナールーフィング ラムダ」の改質アスファルトルーフィングです
屋根勾配は5寸勾配でルーフィングは「TAJIMA ライナールーフィング ラムダ」の改質アスファルトルーフィングです
2階部分もそこそこ出来ています
2階部分もそこそこ出来ています

足場から2階の様子を確認しましたが、2階部分にも筋交いが入っていたりと作業が進んでいました。

この日はとりあえず屋根上も見れたので良かったです。次は瓦が敷かれた後とソーラーパネルが敷かれた後に屋根上を確認したいと思います。

着工63日目(上棟6日目)の現場の様子

上棟6日目で防蟻処理が完了していました
上棟6日目で防蟻処理が完了していました
上棟6日目で防蟻処理が完了していました
上棟6日目で防蟻処理が完了していました

それから3日後(上棟から6日後)にもう一度現場に行ってみると、頂いた目安のスケジュールでは翌日行われるはずの防蟻処理が終わっていました。現場に着いたら1階の木材がピンクっぽくなっていたのでああ防蟻処理が終わったのかと理解しました。

棟梁に挨拶して中を土足で上がっても良いか確認してから早速現場をチェックします。

この日は建物の給排水の施工中で基礎が出来上がった後に外部給排水周りを作業して頂いた職人さんが来ていました。

内壁側の壁部分に筋交いと制震ダンパーが設置されていました
内壁側の壁部分に筋交いと制震ダンパーが設置されていました

1階部分の柱や筋交い、制震ダンパーの施工が終わっていたのでこの目で確認してきました。

地縄が張られた段階や基礎のコンクリートが打ち終わった段階では部屋の空間のイメージが中々難しかったですが、こうして骨組みが組まれて立体化するとかなりイメージしやすくなりました。

制震ダンパーと筋交いとホールダウン金物
制震ダンパーと筋交いとホールダウン金物

制震ダンパーと筋交い、ホールダウン金物がある部分をアップで撮っています。

監督にリクエストしたホールダウン金物の穴周りの気密処理も大工さんが対応してくれていたので一安心です。

なおこの気密処理に関しては残念ながら県民共済住宅の標準外の施工になるとの事なので基本的にはここまで対応してくれないと思います。私が具体的な気密処理を監督にリクエストして監督のご厚意で特別に対応してくれた形になります。言わなければ対応してくれない事ですが、言った所で対応してくれるかどうかは監督や大工次第なので本当に監督と大工さんの神対応に感謝です。

本音としてはこれが標準施工の範囲になるか、あるいは「高気密仕様」みたいなオプションを作って有償で気密測定とC値保証のセットで確実に対応してくれたら嬉しいですね。

ちょっと気になる部分

木材や合板の欠けや抉れ

土台部分が少し欠けてしまっています
土台部分が少し欠けてしまっています
合板が一部抉れていました
合板が一部抉れていました

現場をチェックしていて大きな問題ではないけれど多少気になる部分がありました。

1つ目は土台の表面の一部が欠けてしまっています。欠けた部分は小さいので強度や断熱性への影響は無いですが気分的にはあまり良いものではありません。

2つ目は剛床部分の合板で少し抉れている所があります。これも最終的にフローリングの下になるので大きな影響は無いと理解していますが気になるか気にならないかで言われたら見た目的に気になります。

どちらも全然致命的な欠陥ではないし、最終的には壁の裏やフローリングの下になり見えなくなるので見なかったことにしても良いレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうとやはり気になってしまいます。

配管穴の隙間の大きさ

配管に対して穴が大きすぎる様に思えます
配管に対して穴が大きすぎる様に思えます

パイプスペースの下水管周りの隙間も結構大きいので気になります。これだけ隙間があるならもう少し配管サイズに近いホールソーで穴を開けて欲しかったですが、事前にそこまで考えが至りませんでした。気密を重視するなら配管穴のサイズまで気にする必要があるのかもしれません。

配管穴の周りの気密処理については事前にリクエストしていて対応してくれるとの事だったのであまり心配していませんでしたが、正直ここまで大きな隙間になるとは思ってもいませんでした。この隙間をそのまま放置したらC値への影響はかなり大きそうです。配管部分は他にもあるので他の箇所も確認する必要がありそうです。

配管周りに関しては最悪家の引き渡し後にDIYで床下点検口に潜って下から発泡ウレタンで配管周りの隙間を塞ぐことも出来ると思うので修正が効く部分ですがきちんと処理できるに越したことはありません。

玄関ドアが取り付けられる部分の気密パッキンの長さが足りてなさそうな部分

玄関ドアが付く部分の気密パッキン
玄関ドアが付く部分の気密パッキン

玄関ドアが付く柱が来る部分の土台下の気密パッキン部分がちょっと短いように思えるので今度監督か棟梁に玄関ドアがどういう風に付くのか確認してみます。写真中央下の土間部分の段差がある部分に沿って玄関ドアが付くはずなのでどういう風になるか確認してみて必要なら隙間を埋めてもらおうと思います。

2日後現場に行ったらパッキンが入っていました
2日後現場に行ったらパッキンが入っていました

【追記】2日後に現場に行った時には既にこの隙間はパッキンで塞がれていました。

施工現場の写真

骨組みがあると空間がイメージしやすいです
骨組みがあると空間がイメージしやすいです
各部屋の骨組みが出来ているので空間がイメージしやすいです
各部屋の骨組みが出来ているので空間がイメージしやすいです

細かい部分をチェックしながら施工現場を見学しました。やはり骨組みがあると一気に部屋っぽくなります。9帖の寝室は流石に広く感じました。

窓枠も出来ていました
06913サイズの窓枠も出来ていました
06913サイズの窓枠
06913サイズの窓枠

寝室の窓は県民共済住宅の標準外サイズの06913サイズのFIX窓と縦滑り出し窓が取り付けられます。窓の大きさも想像していたよりも大きくて問題無さそうです。採光計算上の都合で060幅ではなく069幅にしましたが、柱と間柱の間に外枠がフィットしていて良い感じです。

06013サイズの窓枠
06013サイズの窓枠

標準サイズの06013のFIX窓と縦滑り出し窓が入る箇所は上の06913サイズよりも若干細い窓なので069幅の外枠と比べて柱と間柱との間の木のスペースが大きくなっています。

断熱性や気密性にこだわる人なら理解してくれると思いますが、柱と間柱の間に窓枠をはめ込む時に060幅の様に微妙にサイズが小さい窓だと窓枠と柱の間に微妙な隙間が出来てしまわないか設計中からずっと気になっていました。私の現場だと隙間が木材で埋められていますが、現場によってはここが木材ではなく隙間が開いていてグラスウールを詰める所もあると思います。

県民共済住宅のFIX窓や縦滑り出し窓の標準サイズは036幅、060幅の2択なので069幅はオプションになります。この部分のためだけにオプションサイズの窓を入れるのもどうなのよ?と思っていたので出来る限り標準サイズの窓を使用しましたが、窓枠での断熱欠損が少ないのは069幅だと思います。

03611サイズの窓枠
03611サイズの窓枠

こちらは標準で選べる03611サイズの縦滑り出し窓が入る部分です。036幅なのでもう少し細いのかなと思っていましたが意外と大きいなと思ってしまいました。どうしても図面上でイメージするのと実物とでは印象が異なりますね。

06003サイズの窓枠
06003サイズの窓枠

標準サイズの06003のFIX窓が入る窓枠です。高さが03サイズなのでやや小さく感じます。

まだ壁がないので採光がどんな感じになるかまではわからないので壁が出来るのが楽しみでもあり不安でもあります。私の場合は窓を最小限にしたので採光はあまり期待していませんが暗すぎなければ良いなと思います。一応窓の高さは標準の2,000ではなく300mm高くして2,300としているので採光が取りやすいように工夫はしてあります。

2階も確認してみます

階段がまだ出来ていないので2階へははしごで登り降りします
階段がまだ出来ていないので2階へははしごで登り降りします
2階の様子
2階の様子

はしごに登って2階を見渡してみます。2階では棟梁と給排水の職人さんががっつり作業中だったので邪魔しては悪いと思いはしごから顔を出して周りを見渡して写真を撮って引き返しました。

2階の屋根部分
2階の屋根部分
ユニットバス部分
ユニットバス部分
2階の床には木材や耐力壁が山積みでした
2階の床には木材や耐力壁が山積みでした

2階部分はまだ窓枠も出来ていないしこの段階でチェックできることはあまり無さそうです。耐力壁が張られてグラスウールの断熱材が張られた時に重点的にチェックするつもりです。

耐力壁材が取り付けられれば画像加工の手間も減るので早く耐力壁と透湿防水シートが張られて欲しいです。そうすれば雨が降っても木材が濡れる心配も無くなります。

この時期に行ったこと

上棟後の支払い

中間金として690万円を支払いました
中間金として690万円を支払いました

県民共済住宅から青い封筒が届いて、中身を見ると上棟後の中間金の請求書と振込用紙が入っていました。金額は690万円の支払いです。残金は引き渡しのタイミングで支払う事になります。

この他に家具やらエアコンやら食洗機やらも必要なのでぶっちゃけ外構に投入するだけの予算が残っていません。外構は駐車場スペースだけ業者にお願いして他はDIYするか節約のため駐車場スペースも自力でコンクリート以外の方法でDIYするかもしれません。

壁紙の検討

リリカラV-wall LV-3021(石目調のウォームグレー)
リリカラV-wall LV-3021(石目調のウォームグレー)

壁紙については着工後1ヶ月位の猶予があるのでまだ時間的な余裕がありますが、そろそろ本格的に決めようと色々調べ始めています。以前リリカラのショールームに行って頂いたサンプルを実際に壁に張ってみて色味をチェックしていたら、以前サンプルを手に持って見比べていた時には気づかずにスルーしていた壁紙の中で結構良さそうな物があったので実際に壁に張ってみるのも大事だなと思いました。

LDKはLTS433の石目調の白いクロスをベースにテレビ裏の壁だけアクセントでLTS410のブルーグレーの壁紙を入れるつもりでしたが、上の写真のオプションのLV-3021のウォームグレーの壁紙を壁4面に張るのも良いなと思っています。窓枠や巾木もホワイトを選んだので色合い的にも問題なさそうで、天井はグレーではなく白で抜け感を出せば良い感じにまとまりそうです。柄的には県民共済住宅標準クロスのLTS433(ほぼ真っ白)やLTS434(アイボリーから薄いベージュ位の色味)と似ています。

他のグレー系統のクロスも幾つかサンプルを頂いていたので実際に壁に貼って昼間の直射日光が当たる時間帯や直射日光が当たらない時間帯の他に、色温度を変えられる照明を使って電球色、温白色と光色を変えながら色々見比べましたが、夫婦でこのグレーが一番良いと珍しく一致したのでこのLV-3021をメインクロスとして採用しようと思います。

カーテンの検討

ワードローブサンゲツで買おうと思っているカーテン
ワードローブサンゲツで買おうと思っているカーテン

壁紙とセットでカーテンも検討しています。私の場合は窓部分だけカーテンで覆うのではなく、窓側の壁全体をカーテンで覆ってしまうつもりなのでどういうカーテンを選ぶかは部屋の印象を決める上で非常に重要になります。

壁全体を覆う事もあり当然既製サイズでは合わずにオーダーになってしまう上、LDKの横幅が7,280mmもあるので普通のオーダーカーテンだと10万超えみたいな金額になりそうなのでカーテン選びはかなり頭が痛い問題です。

県民共済住宅の提携業者は他の人のブログを見ている限りでは正直そこまで安くなさそうな上、採寸代も別途必要っぽいし、私の場合は壁一面カーテンで覆うのでカーテンメーカーで良くある柄物のカーテンだとカーテンの面積が大きい分柄がうるさく感じて合わないと思うので無地のシンプルなカーテンが欲しいと思っています。

一応カーテンは結構安いリリカラオンラインのアウトレット品を入れようかと思っていましたが、柄物が多くちょっと求めているイメージとは違ったのでリリカラにこだわらずにサンゲツとか主要カーテンメーカーにもアウトレット品が無いかなと思って色々調べてみたらサンゲツで良さそうな物を見つけました。

WARDROBE sangetsuのオーダーカーテン

WARDROBE sangetsuというサンゲツの子会社が運営している直販サイトで、リネンやコットンの自然素材の素材感を活かしたシンプルなカーテンが多く、私の好みに合っていたので実際に生地のサンプルを資料請求しました。資料請求は10枚まで無料で出来ます。

そしてオーダーカーテンの注文システムが良く出来ていて、自分で採寸出来ればその数値を入れて注文するだけなので採寸費もかからず簡単なのもポイントが高いと思います。金額もオーダーフォームの項目を全項目入力すれば一瞬で表示されて、サイズを変えたりしてもすぐに金額が反映されるのでとてもわかり易くて親切です。

ワードローブサンゲツで幅778cm、丈252cmの特大サイズにも関わらず45,300円で購入出来ます
ワードローブサンゲツで幅778cm、丈252cmの特大サイズにも関わらず45,300円で購入出来ます

今の所買うつもりなのはLDK用に白いコットンレースのカーテンで、ウォームグレーの壁紙に多少の透け感がある白のコットンレースカーテンなら大外しはしないはずです。私のLDKの窓から見える景色は3m位先にある隣家の壁と窓と屋根と空位でカーテンレールがシングルという事もあり、1枚である程度の目隠しと採光を両立出来て透け感が弱めでプライバシーを確保しつつ抜け感も多少ある位のカーテンが理想です。

普通のレースカーテンだと透けすぎ、普通のドレープカーテンだと透けなさすぎでカーテン選びはかなり難しいと思っていましたが、このコットンレースのカーテンだと透け感もそこまで強くなく、採光も問題ないし素材感もコットン100%でしかも無名メーカーでも中華メーカーでもなくあのサンゲツ製です。思いがけず理想のカーテンを見つけてしまいました。

7m超えのカーテンなので正直10万円位の出費は覚悟していましたが、良い感じの理想のカーテンが5万円以下で買えそうです。実際に自宅に届いたはがきサイズ位のサンプルを見ても中々良い感じでした。

サンゲツ製なら県民共済住宅の提携業者や家具屋でも同じものが安く買えるのでは?と調べてみましたが、ワードローブサンゲツの商品は残念ながら直販サイト限定でサンゲツの商品カタログにはありませんでした。

施主支給する青山電陶のモーガルソケットを購入しました

青山電陶のモーガルソケット(E26-01)の25個セット
青山電陶のモーガルソケット(E26-01)の25個セット

施主支給予定の壁付け照明として使うモーガルソケットをAmazonで大人買いしました。

この青山電陶のモーガルソケット(E26-01)に拘らなければモノタロウ等でもっと安い別メーカーの同等品が買えましたが、1個300円前後の安いものなのでここはケチらずに青山電陶のモーガルソケットを入手しました。近所のホームセンターを周っても青山電陶のモーガルソケットが見つけられず、必要数を購入しようとすると楽天でも4千円以上になり、それなら予備も含めてAmazonで6千円の25個セットを買ってしまいました。ただ家全体で25個も使わないので10個以上余りますが余った分をどうしようかはこれから考えます。

サーモグラフィーを買ってみました

Amazonで購入したHIKMICROのAndroidスマホに装着して使うサーモカメラ
Amazonで購入したHIKMICROのAndroidスマホに装着して使うサーモカメラ

断熱材のチェック用にAmazonでスマホに接続して使うHIKMICROという中国メーカーの19,200画素のサーモカメラを購入しました。

サーモカメラはFLIR社の物が有名ですが、FLIRで19,200画素の物は4万3千円位とかなり高いので28,000円の中国メーカー品を購入しました。正直28,000円でも十分高いので実際に買うかどうかは相当悩みましたが断熱のホームインスペクションを頼むよりは安いと思うので思い切って購入しました。

サーモカメラは温度差を計るための物なので最低でも窓や玄関ドアが入って壁と天井の断熱施工が終わった後でないと室内と室外の温度差が無いので活用できませんが、天井断熱の後に照明を設置して断熱材がズレたという時にサーモカメラがあれば室内側からでもチェックできるのかなと思います。断熱欠損がある部分は温度差が出るのでサーモカメラでのチェックが役立つと思っていますが、果たして期待通りに行くかどうかはわかりません。

新居が完成した後にサーモカメラを活用して夏の2階の天井付近の暑さや冬の室温分布を計測した記事を書いてアドセンスやアフィリエイトの広告収入で元を取れたら良いなと思いますが、今の広告収入のペースだと4ヶ月から半年位かかりそうです。

このサーモカメラについてはそのうちレビュー記事を上げたいと思います。

最後に

上棟から数日経過しましたが監督に頂いた施工スケジュールの目安よりも進捗が早いので今の所は順調だと思います。来週には壁の断熱材の施工が始まるので壁の断熱の施工が始まったら頻繁に現場をチェックしたいと思います。特にサッシ周りの隙間については細かくチェックするつもりです。

正しい断熱施工の方法については国土交通省が運営する「改正建築物省エネ法オンライン講座」のサイトにある住宅省エネルギー技術講習テキストのPDFファイルがとても参考になります。これらの情報は建築業界の人達向けの資料ですが、一応誰でも無料で見れるので興味がある方は一度目を通しておくと良いかもしれません。このPDFファイルのテキストには具体的な施工方法の他にもそもそも何故高断熱、高気密が必要なのかという理由まで記載されていて結構読み応えがあります。

県民共済住宅で高気密な家を目指そうとなると県民共済住宅は気密測定を全く行っていない事もあり、現場レベルで高気密化するノウハウは持っていないと思うので施主の気密施工の知識が必要になります。具体的にここの隙間を気密テープで埋めて欲しいというリクエストがあれば標準外の施工になる部分でも監督や大工さん次第で対応してくれる可能性もゼロではないと思います。また、自腹で気密測定を入れると監督に早い段階で伝えておけばこの施主は気密に気を使う人なんだと思われてある程度の気密施工を行ってくれる可能性も高まると思います。

ただ、あまりにも大掛かりな事や工程上後戻りが必要になる事なんかは普通に拒否されると思うので、出来るだけ頻繁に現場をチェックして早い段階でお願いすると良いと思います。

2月末でブログを始めてから1年になりますが、おかげさまで1月の月間PV数が24,704PVと初めて2万PVを超えました。これだけPV数があるとやはり嬉しいので記事を書くモチベーションも上がります。今年の冬は特に寒かったので断熱関係の記事が読まれたのかなと思います。

私の今住んでいる25年位前に親が県民共済住宅で建てた実家では断熱性能も気密性能も物足りなくてやはり寒いです。特に1階ユニットバスの冷え込みが強烈なのでこの時期になると高気密高断熱住宅を目指したのは間違ってなかったと確信出来ます。早く新しい家に引っ越したいと思いながら毎日生活しています。