当サイトの県民共済住宅に関する情報は2021年9月契約、2022年4月引き渡し時点での情報を元に記載されています。

当時と現在とで仕様やルール、価格などの前提条件が異なり、記事の内容が間違っている可能性があるのでご注意ください。

5回目の打ち合わせは今月(2021年9月)契約に向けてのラストスパート的な打ち合わせでした。前回の打ち合わせ後に地盤調査の結果や外部給排水の見積が今回出てきた事もあり、まだ完全ではないですが見積の価格も出てきました。

前回の打ち合わせから1ヶ月程空きましたが前回の打ち合わせ後の間取りが自宅に郵送されていなかったので軽微な打ち合わせなのかなと打ち合わせ前は思っていましたが、実際は見積の価格の説明やら何やらで2時間半位の打ち合わせになりました。

現状間取りはほぼ完成していて後はニッチやら棚やらをどうするかなんかの話を詰めています。

地盤調査の結果

地盤調査結果
地盤調査結果

8月20日に地盤調査があり、地盤調査の結果はありがたいことに地盤改良無しでした!

購入した土地は大宮台地の上で近くに川もない場所で、地盤サポートマップでも割と良い感じだったので地盤は多分大丈夫だろうと思って土地の購入に踏み切った事もあり、地盤改良が無ければ良いなと思っていましたが地盤改良は不要との事でホッとしました。地盤改良があると100万円単位で変わってくるので本当に良かったです。

地盤調査に立ち会った時に調査会社のスタッフからこの土地は台地で8m位の地盤が安定しているという事を言われたので地盤改良が無しになることを期待していましたが期待通りになりました。

地盤調査は別記事の「ジャパンホームシールド社の地盤調査と地盤調査報告書」をご覧ください。

外部給排水工事

外部給排水工事の見積は1,016,000円でした。土地が47坪の旗竿地で竿部分の長さは車2台分位ですがそこそこ広い土地でなおかつ土地側の上下水道の配管が設置されていないので150万円位は覚悟していましたが想定よりは安くて良かったです。

地盤改良と外部給排水工事で最悪250〜300万円位は見ていたのでかなりホッとしています。

間取りの修正点

大まかな間取りはもう確定しているのですが、折り上げ天井の折り上げる寸法だったりニッチの部分だったりはまだ詳細を詰めていなかったのでその辺りの話を詰めていきました。

折り上げ天井の寸法

私は折り上げ天井をLDKと寝室、子供部屋に採用するつもりですが、天井を高く見せる為に部屋の中心付近の天井を折り上げるのではなく、窓際の天井を折り上げてカーテンボックスみたいな感じで窓際のカーテンレールを隠すのと、ついでに折り上げた部分にコーニス照明を仕込む用途で折り上げ天井を採用しています。

折り上げる高さと幅は設計士さんの意見も聞いた上で高さは150mm、幅は上が200mmで下が幕板を付けて150mm程空くような感じでお願いしました。

ニッチ

ニッチに関しても今回初めて打ち合わせをしました。私がニッチを仕込みたいと思った所はLDKのダイニングと対面キッチンの間の腰壁のダイニング側でそこにニッチとコンセントを用意したいと思っています。

キッチン側にニッチを設けるかダイニング側にニッチを設けるか悩みましたが、ダイニング側に設けることにしました。キッチン側はマグネットがつくホーロークリーンキッチンパネルなので必要なら磁石付きのトレイでも置けば良いかなと思います。

私は許容応力度計算(構造計算)をお願いしているのでどこの壁に耐力壁(筋交い)が入るかは構造計算した後にしかわかりません。そのため確実にニッチを入れられる壁は腰壁の様な絶対に耐力壁が入らない壁に限られます。構造計算する予定で色々な壁にニッチも作りたい人は割と早い段階で設計士さんに相談しておいた方が良いと思います。

窓について

初回の打ち合わせから毎回窓については変更がありました。窓については前回は排煙や採光、換気の関係で色々計算しながら設計士さんが最低の大きさを出しながらの打ち合わせでしたが、設計士さんがさいたま市の窓口に行って里道の件を相談してくれた際にどうも排煙は住宅なので考慮しなくても良いらしく、排煙の為に南面の窓を標準外の069幅のサイズにしていましたが、それらの窓を標準サイズに変更できるとの事なので設計士さん側で直してくれていました。

私としても窓に関しては15箇所ある060幅の窓を069に変える為だけに1箇所数千円×15箇所は正直払いたくはないので外観のデザイン面で納得出来れば標準サイズにしたいと思っています。3Dマイホームデザイナーでどういう組み合わせにするとデザインが良くなるかを色々試してみて決めようと思います。

【後日追記】後日見積りを確認した所、06913FIXと06905FIXの差額が1,950円で06913縦すべり出しは差額が2,600円と思っていたよりも全然安かったです。

里道の件はさいたま市に確認して市道なので里道ではないという扱いでNGが出てしまい、1階セカンドリビングの採光が取れないので1階ホールという記載で非居室の扱いになると思います。これはちょっと残念でした。

その他の間取りの修正点

後は細かい部分で1階の階段の1段目から3段目位の吹き抜けの所に2階の床を延ばして、その2階部分の床を200mm程上げる様な設計になっていますが、1階の階段から見た天井部分が段々になっているとの事なのでその段々の部分を勾配天井にしてもらいました。

後は玄関ポーチ上部のバルコニーを支える柱の形状を長方形から正方形に変更しました。

設計士さんへの質問と回答

造作するカウンターはL字に出来るか?

カウンターを2つジョイントする感じになるので可能。接合部分に専用の部材を使うのでずれることは無く完全にフラットに出来るとの事でした。

造作カウンターの角の処理はどうなる?

特に指定しなければ「二面取り」で角の上下をちょっと丸める感じになるそうです。その辺の指定も出来るとの事でした。

造作カウンターに穴を開けられるか?

配線カバーもつけられるとの事。くり抜いたりも出来るみたいです。

造作で作れるものはどんな物があるか?

設計士さん曰く県民共済住宅では造作で家具を作るのはオススメしないとの事でした。造作家具は出来上がりの品質が大工の腕に依る所が大きく、ちゃんとしたハウスメーカーだと腕の良い大工がいるけど県民共済住宅だと大工の質がバラバラで腕の良い大工に当たるとは限らないとの事です。

基本的にウッドワンやダイケン等の県民共済住宅と取引のある住宅設備メーカーの商品を入れた方が良いとの事でした。そこはローコストなので割り切る必要がありそうです。

折り上げ天井に幕板をつけられるか?

オーデリックの「間接照明カタログ vol.3」から転載
オーデリックの「間接照明カタログ vol.3」から転載

付けられました。私は折り上げ天井で天井から壁を照らすコーニス照明を取り入れていますが、その際に折り上げた部分の下の部分に幕板を付けて貰いました。上の画像だと左上の「器具を隠す」の一番右側みたいな感じです。

なので折り上げ天井で天井を照らすコーブ照明なんかも出来ると思います。

地デジのTVアンテナは小屋裏に設置出来るか?

オプションのTVアンテナ
オプションのTVアンテナ

オプションのTVアンテナは上の写真の様に標準では屋根のてっぺんに屋根馬で支柱を支えてその上にUHFアンテナが来ますが、地デジのUHFアンテナを屋根裏に設置できないか聞いてみました。

多分出来るという回答を頂きましたが、地デジアンテナの小屋裏設置は県民共済住宅ではやったことがないらしくその辺は監督や電気工事の業者と要相談という感じでした。

地デジアンテナは上の写真の様な八木アンテナではなくデザインアンテナもありますが、八木アンテナを小屋裏に設置すれば強風や積雪で倒れたりするリスクがゼロになります。小屋裏での受信感度に問題が無ければ小屋裏に設置したいと思います。

なお、BSの電波は遮蔽物を通過できないのでBSアンテナは小屋裏には設置出来ません。BSアンテナは別途バルコニー等に付ける必要があります。

折り上げ天井はどれ位高く出来るか?

大体200mm位との事でした。梁の有無や梁の太さによって変わってくるみたいですが150mmは確保出来るようです。私の場合は天井高は標準の2,450mmなのでオプションで天井高を上げた場合はどうなるかはわかりません。この辺りは担当の設計士さんに聞いてみてください。

壁に大きな鏡を取り付けたいが、提携メーカーで大きい鏡を取り扱っているメーカーはあるか?

ウォークスルークローゼットの壁に床から天井まであるような大きな鏡を設置したいと思ったのでダイケンやウッドワンのカタログで大きな鏡を探しましたが、洗面台の鏡があるだけで良い鏡が見つからなかったので設計士さんなら何か情報があるかもと思い聞いてみましたが無いみたいです。

鏡はIKEA辺りで購入して両面テープで付ければ良いよと設計士さんが言っていました。下地は入れられるなら入れておいた方が良いとの事です。

全項目ではありませんが大体の見積が出ました

設計士さんがまだ見積を作りきれていないので不完全な金額ではありますが全体の見積り金額が出ました。

工事金額が17,924,000円で消費税が10%で合計19,716,400円との事です。見積の詳細部分でまだ漏れもあるので正式な金額はこれから計算して週明けに送るとの事です。私の家の大きさは35.74坪で今の所は税込で2,000万円を切っていますが、まだ見積に入っていない物だったりを入れると多分税込で2,000万円台になりそうです。

建築本体工事が35.74坪×31.8万円=11,365,320円でこの部分は確定で、建物本体工事が5,543,010円、外部給排水が1,016,000円でした。

建物本体工事の項目には各種オプション費用や仮設工事費、ウッドショック対策費(428,880円)も含まれています。私の場合は長州産業の5.964kWのオプション外の容量の太陽光発電の1,550,000円が計上されていたのでその影響が大きいです。なお太陽光発電はオプションの5.112kWを採用する予定なのでその部分は多少下がります。

見積り項目について色々説明して頂きましたが、帰宅後改めて見てみると良くわからない項目があったのでその点についても設計士さんに確認するつもりです。高断熱仕様のオプションの断熱材は一括ではなく床や壁、天井用、バルコニー直下と部位別に単価が設定されていて面積分を掛け算した金額が出ていました。

内訳については正式な物を頂いてから別途記事にするつもりです。やはり実際の見積りがいくらになるかがこれから家を建てる人にとっては一番気になる情報だと思うのでそこは出し惜しみしないで公開しようと思います。

最後に

私は今月契約の予定に入っているとの事で打ち合わせのペースが月1回だったのが今月は週1回ペースになりました。来月からウッドショック対策費が税抜坪1.2万円から3万円に増額するとの事なので是が非でも今月契約します。

今の所まだ決めていないのがキッチンの食洗機です。当初は60cm幅のミーレを入れるつもりでしたが品薄でどのメーカーも在庫がない状態なので諦めてリンナイの45cmフロントオープンにするかキッチンに60cm幅のミーレが入るスペースを開けておいて自分達で在庫が復活したら別の業者からミーレやボッシュを入れるかその辺りの決心がまだついていません。

再来週にタカラのショールームに再訪する予定なのでそれまでに決めたいと思います。

仕様選定の用紙も頂いたので大体はもう自分の中では決まっていますがまだ決めていなかった所は早めに決めてしまおうと思います。今一番迷っているのは玄関タイルの色です。他の施主さんのブログを見ているとやはり玄関タイルを何色にしようかで迷っている人が多いですが私も例外なく汚れが目立たないのは何色だろうかと悩んでいます。

先月までは打ち合わせのペースが月1回だったのでネタ切れ気味でしたが、今月は週1ペースなので逆に更新が追いつかないかもしれません。