26日目はロシア航空の国内線でロストフ・ナ・ドヌからサンクトペテルブルクへとやって来ました。到着が0:30でその日はサンクトペテルブルクでワールドカップの試合があり、ホテルを確保するのが難しかったので安全かつ同じ様な野宿組が沢山いるであろう空港で朝まで過ごしてからサンクトペテルブルク市内へと向かいます。
サンクトペテルブルクは写真や映像で見る限りとても美しい水の都でいつか行ってみたいと思っていた街なのでとても楽しみでした。この旅の中では一番楽しみにしている街です。
前日までの旅程は日本代表の試合結果次第という事もあり旅行中に決めていましたが、この日からのサンクトペテルブルクに関しては事前に決めていた旅程になります。日本代表がもしグループリーグ敗退という結果だったらもう2、3日早くサンクトペテルブルクに移動して5泊位滞在するつもりでした。
26日目(2018年7月4日)のスケジュール
- ロシア航空の国内線でロストフ・プラトフ空港からサンクトペテルブルク・プルコヴォ空港に到着
- プルコヴォ空港で野宿
- 予約したホテルへ移動
- 荷物を預けてからサンクトペテルブルク観光
サンクトペテルブルクのプルコヴォ空港で野宿
ロシア南部の黒海に近いロストフ・ナ・ドヌからロシア航空の国内線でロシア北部のバルト海沿岸のサンクトペテルブルクへ深夜0:30に到着しました。
ロストフでは気温が35度位でとても暑かったですが、サンクトペテルブルクに到着して飛行機を降りた瞬間、「寒っ!」となりました。半袖だと寒くて長袖が必要です。
この日は到着が深夜なのと、サンクトペテルブルクでワールドカップの試合があった日なのでホテルの空きがないか、空きがあっても高騰しているような状況で、空港へは深夜到着でホテルまでタクシーで移動するとなると5時間位しか寝られない割に出費が多すぎるので空港で野宿する事にしました。
経験上空港での野宿は安全です。また、この日の状況を考えると沢山空港で野宿をするサッカーファンがいると思うので特に不安感はありませんでした。
飛行機を降りて荷物を受け取った後は寝れそうな椅子を探してプルコヴォ空港内を歩き回り、やはり空港のベンチがあるエリアは大量の野宿組のサッカーファンがいてベンチの空きも少なく、活気がありました。とりあえず適当なイスを確保してそこで私も寝ました。空港内はエアコンが効いていて寒いので長袖が必要でした。
流石に熟睡までは出来ませんでしたが5時間位は寝れました。椅子の上で寝たので流石に体は痛いですが、寝袋もない野宿なのでまあこんなもんでしょう。この旅では初の野宿ですが、私は旅費の節約の為に空港に深夜着だったり、早朝便に乗る場合なんかはたまに空港で野宿します。空港は深夜でも人気があり、警備員も巡回していてなおかつ誰でも入ってこれる訳でもないので基本的に安全です。
まずは予約したホテルへ
サンクトペテルブルクではHotel Cityというエルミタージュ美術館からネヴァ川の橋を渡って対岸にある好立地の2つ星ホテルを予約しました。2泊で12,344円なので1泊6,172円です。金額的には割と安い方ですが、これでも普段の相場の2倍位の金額です。
まずはプルコヴォ空港から空港最寄りの地下鉄駅まで路線バスで移動し、そこから地下鉄でホテル最寄りの駅まで移動しました。サンクトペテルブルクではFANIDを見せても公共交通機関の費用が無料にならなかったのと、サンクトペテルブルクはこの日の野宿含めて3泊4日程滞在する事もありSUICA的な公共交通機関のカードを買っていくらかチャージしました。
そこからGoogleマップでホテル名を調べてその場所に行ってもホテルが見当たらず、予約したサイトの地図を見たら違う場所にあったのでそこまで移動したりしながら朝の9時半位にホテルに到着してチェックインをしました。
チェックインして部屋の鍵を渡されて荷物を解いてから数分後、ホテルのフロントスタッフから部屋を使うならアーリーチェックインの代金が必要だと言われて、それ先に言えよと思いつつ荷物をまとめ直し、荷物をホテルに預けてチェックイン開始時間になったら戻ってこようとホテルを出ました。
ネヴァ川沿岸を散策
ホテルを出て1分位歩くとネヴァ川に出れました。
ネヴァ川の対岸には世界三大美術館の一つのエルミタージュ美術館が見えます。ホテルの立地の良さをいきなり実感しました。
ホテルを出て1、2分でサンクトペテルブルクの街の美しさに圧倒されて、凄い、来て良かった!と思いました。これまでロシアの色々な都市を訪れましたがサンクトペテルブルクの美しさは別格です。
昨日の段階では日本対ベルギー戦の敗戦のショックで観光するような気分ではありませんでしたが、この景色を見たら一気に観光したい気分になりました。
この街並みの美しさは世界中を探してもそうそう見つかるものではありません。初めてチェコのプラハに行った時やイタリアのヴェネツィアに行った時と同じ位の感動がありました。この景色を見ていたら否が応でもテンションが上がります。
私のワールドカップ観戦はもう終わってしまったのでここから先は純粋なロシア旅行を楽しもうと心から思えました。
ネヴァ川にかかる橋を歩いて渡りました。橋からの景色が良すぎてもう最高です。ワクワクして写真を撮りながら景色を眺めていたので普通に行けば徒歩3分位の所を10分以上かけて歩いてきました。
サンクトペテルブルクはロシア随一の観光地だけあり、観光客が沢山いました。モスクワ以来の人の多さを感じます。
ロシアは入国にビザが必要なので個人で観光するにはハードルが高い国です。今回はワールドカップ期間中はFANIDというビザ代わりの物があればロシア各地を自由に移動できるという事だったので、ロシア各地を旅するまたとない機会です。
サンクトペテルブルクはクルーズ旅行ならビザ免除で観光出来ますが、通常はビザが必要になります。
一番安く予約出来た航空券の金額を考慮した上で長めにロシアに滞在するような旅程にしておいて結果的には正解でした。
橋を渡ってすぐの所にエルミタージュ美術館がありました。私は絵にあまり興味はありませんが、エルミタージュ美術館は是非とも行ってみたいと思っています。
この日は天気も良いので美術館に入るのは勿体無いので、滞在中天気が悪い日に美術館に行くつもりです。
エルミタージュ美術館と宮殿広場
エルミタージュ美術館の建物も美しいです。エメラルドグリーンと白と金の色合わせが絶妙です。こういう色使いは他のヨーロッパの建物ではあまり見られないのでロシア独特の色使いだと思います。
エルミタージュ美術館の正面の宮殿広場まで歩いてきました。半円状の広場は中々珍しいと思います。ここも世界屈指の美しい広場だと思います。
観光客の数が物凄いです。宮殿広場がとても広いのでそこまで窮屈感は感じませんがかなりの観光客がいて活気がありました。
今回の旅で出会った人達にロシアではどこに行くのと聞いたら皆モスクワとサンクトペテルブルクには行くと言っていました。私も当然サンクトペテルブルクにも行く前提で旅程を考えています。
サンクトペテルブルクは他のロシアの都市よりも華やかさがあり、普通のヨーロッパの街に近い雰囲気です。他のロシアの都市と比べて中央アジア感みたいなのが少ないと感じます。
この日のエルミタージュ美術館はワールドカップ期間中でなおかつ月一度の無料開放日だったらしく入場待ちの列がとんでもないことになっていました。列の最後尾がエルミタージュ美術館の敷地外まで伸びていてまともに並んだら入場まで4時間以上は並びそうな予感がしました。
流石にいくら入場料が無料になると言っても数時間待ちは勘弁です。今日はこんなに良い天気なのでサンクトペテルブルクの街歩きを楽しみたいと思います。
サンクトペテルブルクは他のロシアの都市よりも華やかでした。建物の装飾や彫像の類も細かくてとてもクオリティが高いです。
ホテルを出て橋を渡ってエルミタージュ美術館と宮殿広場を見ただけですが、街並みや建物が本当に凄いのでワクワクしながら街歩きが出来ています。
サンクトペテルブルクの街歩き
宮殿広場を出てサンクトペテルブルクの街を散策します。街並みはオシャレな東欧の街という感じでかなり良い感じです。
私はチェコのプラハやハンガリーのブダペストの様な東欧の街並みが大好きなのでサンクトペテルブルクもどストライクでした。もしロシアが全面的にビザ無しで観光出来るようになればサンクトペテルブルクは絶対人気が出ると思います。
サンクトペテルブルクは他のロシアの都市よりも西欧化が進んでいる印象で、良い意味でも悪い意味でも観光客慣れしているという印象もありました。モスクワよりも英語が通じやすい気がします。
ロシア料理を出すファストフードチェーンのテレモークでランチ
昼食は近くにあったロシア料理の軽食を出すチェーン店のTeremok(テレモーク)で食べました。
定番のボルシチ(ビーツのスープ)、ブリヌイ(ロシアのクレープ)とカプチーノを頼んで330RUB(594円)と普通のロシアのカフェよりは高いですが、割と普通の金額でまともなものが食べられます。味も癖が無くて美味しいです。
ロシア料理は全般的に日本人の味覚に合うと思います。私の経験上北欧や東欧は飯が不味いと言う印象がありますが、ロシアに関しては当てはまりません。ロシアは全体的に物価も安くて飯が美味いです。そう言えば1ヶ月近く旅をしていますが、1度も日本食が恋しくなることはありませんでした。
テレモークは地元の人から観光客まで賑わっていて、この店は英語メニューもありました。
聖イサアク大聖堂へ
昼食を食べた後はもう一度街歩きを再開します。
徒歩圏内に聖イサアク大聖堂という大きな教会があるので行ってみます。聖イサアク大聖堂の近くの公園内にワールドカップのグッズショップが出店していたので立ち寄りました。
聖イサアク大聖堂の内部は休館日で入れませんでしたが、展望台は開いていたので展望台へ登るためのチケットを買いに自動券売機の列に並びました。
自動券売機で自分の番になり、自動券売機を操作してチケットを購入しますが、チケットが出てきません。私の前に並んでいた人達も同じ様な感じになっていて、どうも機械の故障かなとも思いましたが、クレジットカードからは料金が引き落とされている感じだったので何故だろうと思いつつ列を離れました。
で、どうしようかと考えていたら後ろに並んでいたロシア人の方に声をかけられ、私が購入したと思われるチケットを渡されました。どういう事かと言うと、自動発券機のチケットが出てくる所に蓋がしてあり、蓋を開けないとチケットが取り出せないような仕組みで初見だととてもわかりにくい仕組みになっていました。
わざわざ声をかけてくれた親切なロシア人の方がいてとても助かりました。私と私の前に並んでいた人もチケットを取り忘れたとの事で、その人がどこに行ったか知らないかと聞かれましたが、私もわかりませんでした。
それにしてもロシア人ってかなり親切な人が多いです。ロシア人のイメージは旅する前と旅した後とでは完全に変わりました。
なお、聖イサアク大聖堂の展望台の入場料は150RUB(271円)でした。
聖イサアク大聖堂の展望台
聖イサアク大聖堂の展望台へはエレベーターがないので階段を延々と上がる必要がありました。
ですが苦労して登った大聖堂の上から見るサンクトペテルブルクの景色は素晴らしかったです。
上から見るサンクトペテルブルクは近代的な街並みと昔からある街並みとで雰囲気が異なっています。
港の方には大きなクルーズ船が停泊しています。
サンクトペテルブルクは昔ロシア帝国の首都だった事もあり大きな街です。
白い屋根の建物が結構目立ちますが、これは他のヨーロッパの街ではあまり見かけない屋根の色です。
ロシアはサンクトペテルブルクに限らず独特な色使いの建物が多く、ヨーロッパと中央アジアの様式が上手く混ざり合っていて美しい建物が数多くありました。
展望台からの景色を堪能した後は展望台を降りて別の場所へと向かいます。
ネヴァ川沿いを散策
まずはとりあえずネヴァ川沿いを散策してみます。サンクトペテルブルクではこれから2泊するので日程に余裕があります。なのでじっくりマイペースで観光しています。
この辺りにサンクトペテルブルク郊外のペテルゴフ宮殿へと行くボートツアーがある様でした。私も日程の余裕があればペテルゴフ宮殿には行きたかったのですが、日本代表がワールドカップを勝ち進んだことでサンクトペテルブルク滞在が短くなったのでペテルゴフ宮殿に行く時間的な余裕が無くなってしまい行けませんでした。
サンクトペテルブルクはとても華やかな街並みです。もしワールドカップがなければ観光ビザが必要になり個人旅行で簡単に来れる場所ではないので本当にこの機会を逃さずにサンクトペテルブルクに来て良かったです。
正直ここまで綺麗な街だとは思っていませんでした。
サンクトペテルブルクはネヴァ川のエルミタージュ美術館がある辺りが一番綺麗な街並みだと思いました。サンクトペテルブルクでは600枚以上の写真を撮っていましたが、大半はエルミタージュ美術館がある辺りの写真でした。
ネヴァ川沿いを歩いて次はペトロパヴロフスク要塞へと向かいます。サンクトペテルブルクは雲の動きが早く、先程までは晴れていましたが、急に雲が出てきました。一雨来そうな雰囲気です。
ペトロパヴロフスク要塞へ
ペトロパヴロフスク要塞はエルミタージュ美術館の対岸にあります。私が予約したホテルから一番近い観光地で徒歩10分位で行ける距離感でした。
もう15時過ぎなのでチェックイン可能な時間ですが、まだまだ歩けるのでホテルには戻らずに引き続き観光します。
ペトロパヴロフスク要塞は島になっているので短い橋を渡って要塞のある島に上陸します。
まずはネヴァ川沿いの城壁の外側を散策してみました。景色が良いポイントなので新婚カップルが写真撮影をしていました。
ペトロパヴロフスク要塞の近くにユネスコ世界遺産の記念碑がありました。
私は海外旅行初心者の頃は世界遺産の街に行くことを重視していましたが、旅慣れて来ると世界遺産にも良し悪しがあり、見ただけで感動して誰もが納得するレベルの世界遺産もあれば、「これ世界遺産?どこが?」みたいな世界遺産もあります。
特に最近登録されたような世界遺産はハズレ率が高い気がしています。
そんな事もあるのでここ数年は世界遺産の有無にはあまり拘らずに旅先を決めています。
ペトロパヴロフスク要塞の城壁内に入ります。要塞って位だから中はどんな感じだろうと思いましたが、こぢんまりとした小さな町みたいな印象です。
要塞の中心部に金色の細長い尖塔が目立つ首座使徒ペトル・パウェル大聖堂があったので見学してみます。ただ、この教会は入場料が必要になるのでまずは教会手前の建物内でチケットを購入する必要がありました。
入場料は450RUB(812円)とロシアの観光地の入場料としては高めです。
首座使徒ペトル・パウェル大聖堂の内部を見学
入場料がかかる場所なので教会の内部はどんな感じなのだろうと思いましたが、中に入ると豪華絢爛な装飾が印象的でした。
この教会にはロシアの皇族の遺体が埋葬されています。こういう棺を見るとドラクエを思い出してしまうのは私だけでしょうか。
教会内部は観光客がひしめき合っていました。前日にサンクトペテルブルクでスウェーデン対スイスのワールドカップの試合があったのでこの日は特に観光客が多かったです。
首座使徒ペトル・パウェル大聖堂はそれ程大きな教会ではないですが、内装は淡いグリーンと金色の自然を感じつつも豪華さがあり、流石歴代のロシア皇族が埋葬されている教会だなと思いました。
ペトロパヴロフスク要塞周辺
教会の外に出て、要塞内部を散策しつつ外へと出ました。先程まで雨が降りそうな感じの雲もいつの間にか無くなっていて青空が見えています。
要塞の外は散歩コースにも良さそうな感じで地元の人の公園の様な憩いの場になっていました。
この橋を渡った先にバーガーキングがあり、店の前でクーポンを貰ったので30ルーブルで買えるソフトクリームを買って休憩するついでにバーガーのセットとポテトの無料クーポンを使ってテイクアウトしてこれからホテルに戻って休憩する事にしました。
そのままホテルに帰ろうかと思いましたが、近くにモスクが見えたのでホテルに戻る前に行ってみます。
サンクトペテルブルクモスクへ
サンクトペテルブルクモスクまで歩いてきました。モスクの近くで物乞いの子供が寄ってきたのでお金ではなくバーガーキングでクーポンを使い無料で貰ったポテトをあげたらとても喜んでいました。
このモスクはトルコやアラビア半島にある様なモスクではなく、イランや中央アジアにある様な装飾のモスクです。
このモスクを見てレッズがACLを初制覇した時の2007年にACL決勝戦のアウェーゲームでイランのイスファハンまで試合を観に行った時に見たモスクを思い出しました。
モスクは閉まっていたというか周囲の雰囲気が殺伐としていて中には非常に入りづらい雰囲気だったので外観だけ見学してホテルへと戻ります。
砲兵博物館
ホテルの帰り道に砲兵博物館があったので立ち寄ってみました。
ここは博物館の建物の中に入らなければ無料で見学できます。砲兵博物館とあるので高射砲が展示されていますが、博物館前の庭には戦車やミサイル車両なんかも展示されていました。
戦車のT-72やT-80があったり、Shilkaなど昔プレイしたFPSのゲームで出てきた車両が展示されていて個人的には見応えがありました。
ホテルに戻りチェックインしてから夕食
せっかく買ったバーガーキングのハンバーガーやポテトが冷めてしまうので、砲兵博物館の建物の中には入らずホテルへと戻り、再度チェックイン手続きをして朝来た時と同じ部屋に通されました。ホテルに戻ってきたのは17時半過ぎです。
流石にこの日は0:30にサンクトペテルブルクのプルコヴォ空港に到着してから空港で野宿して、その後はずっと観光していたので疲れました。
ホテルでバーガーキングで買った物を食べてからまずはシャワーを浴びてから軽く昼寝して3時間位休憩しました。
夕食を食べにホテル最寄りのテレモークへ
21時前に起きて小腹が空いていたので夕食を食べにランチを食べたテレモークのホテル近くの別店舗に行きました。
この店は観光地からは少し離れている場所にあるので英語メニューはありませんでした。頼んだのはブリヌイとボルシチとセット品で付いていたドリンクです。622RUB(1,122円)と今までロシアに来てからは大体1食500円以下で過ごしてきたので結構な金額ですが、ロシアの物価が思っていたよりも安かった事もあり当初想定していたよりもお金を使っていないので財布の紐を緩めています。
昨年トランジットでモスクワに立ち寄った時にボルシチやブリヌイを食べて以来ボルシチとブリヌイにハマっています。私は生のビーツの味はあまり好きではないですが、ボルシチにすると何でこんなに美味しくなるのだろうかと不思議です。
夕方(夜)のネヴァ川沿いを散策
もう22時近いですが、まだこの明るさです。サンクトペテルブルクは緯度が高いので白夜に近い状態です。
丁度夕焼けが綺麗な時間帯なのでホテルに戻らずに少しネヴァ川沿いを散策してみました。
証券取引所橋を渡ってエルミタージュ美術館の方まで行きました。橋からの眺めがとても綺麗です。
北欧の夏は日が長いので観光には最適です。サンクトペテルブルクに来てからまだ22時間位しか経っていませんが随分満喫しました。
これでもまだまだ行っていない名所があるので翌日以降の街歩きも楽しみです。日本代表がロストフでの劇的な敗戦から2日経ちましたが、この美しい街を歩いていたらその事は完全に吹っ切れました。
初日はホテルから徒歩圏内のエルミタージュ美術館周辺にしか行っていませんが、それでもかなり満足な街歩きになっています。
サンクトペテルブルクには初めて来ましたが、初めてチェコのプラハやオーストリアのザルツブルク、イタリアのヴェネツィアに行った時のような感じで久々に街並みの美しさに感動しました。
サンクトペテルブルクは初日から大満足でした。非常に見応えがある世界的な観光地なのでこれだけ歩いて観光してもまだ行っていない見どころが沢山あります。
空港で野宿した後の初日は流石に疲れましたが、終始楽しく街歩きが出来たのでとても心地良い疲労感でした。
ホテルは2泊分予約してあるので翌日もサンクトペテルブルクの街歩きをします。翌日もとても楽しみなワクワク感を抱きつつシャワーを浴びてから寝ました。