県民共済住宅で新築してから1年経過しましたが、新居のベランダは手つかずで何も手を入れていなかったのと、せっかく3.5畳サイズの広いベランダを作ったので使わないのも勿体ないのかなと思ってきたのでIKEAのルッネン(RUNNEN)という木材の床パネルを敷いてベランダを活用出来るようにDIYしてみました。

ルッネンはパネルを正しい向きに置いて連結部分をはめ込むだけの簡単施工なので、広い面積でも割と短時間で簡単に施工出来ました。

ルッネンの欠点は数年単位で見ると耐久性が怪しい点ですが、とりあえずベランダやバルコニーを良い感じにしたい場合や、本格的にベランダのリフォームを考えているけど、イメージが沸かないからとりあえず安いウッドパネルを敷いて使用感を確かめたい場合なんかに良いと思います。

ルッネンのパッケージ

IKEAのRUNNEN

IKEAのRUNNENは1セット9枚入りが2,799円で販売されています。

1枚のパネルサイズが30cm×30cmなので、1セットで0.81m2施工可能です。

ベランダが広い場合は結構な数量を購入する必要があるので、ルッネンを購入する前に何セット購入すれば良いかベランダの寸法を計っておきましょう。

ルッネンを何セットも購入すると結構嵩張るのでIKEAの送料無料キャンペーンがある時は通販で購入すると楽が出来ます。

私はIKEAの実店舗でこれ良いなと思っての衝動買いだったので自宅のベランダの正確な寸法を把握しない状態で購入し、施工時にパネルが足りなくて後日買い足す羽目になりました。

施工前のバルコニー

RUNNEN施工前のバルコニー
RUNNEN施工前のバルコニー

ルッネン施工前のバルコニーです。

新築から1年しか経過していませんが、ベランダは洗濯物をたまに干すくらいでそれ以外は全く活用していなかったので掃除もせず放置していたので汚れています。

この汚いバルコニーの床にルッネンを敷いていきます。

ルッネンの施工

RUNNENのパッケージ(1セット9枚入り)
RUNNENのパッケージ(1セット9枚入り)
ルッネンの表面はウッドで裏側は樹脂パーツになっていて、施工は工具いらずではめ込むだけでOK
ルッネンの表面はウッドで裏側は樹脂パーツになっていて、施工は工具いらずではめ込むだけでOK

ルッネンの施工はパネルをはめ込むだけなので施工自体は非常に簡単です。

工具は基本的には不要ですが、ルッネンのパネルを半分に切断したい時はニッパーが必要です。

パネルを並べる時に正しいパネルの向きだとパネル裏側の樹脂パーツが噛み合うのでそれを上から力を加えてはめ込んで行くだけの簡単施工です。

はめ込みは足で踏んで体重をかければ良いのでそんなに力も必要ありません。

向きを揃えて接合部分をはめ込んで行くだけで良いので短時間で施工出来ます
向きを揃えて接合部分をはめ込んで行くだけで良いので短時間で施工出来ます
まだ施工中ですがバルコニーが良い感じになりました
まだ施工中ですがバルコニーが良い感じになりました

パネルの向きを合わせて連結していくだけであの汚いバルコニーが簡単に良い感じになってきました。

ルッネンの欠点は結構ウッドの処理が甘く、棘があるので気になる人はヤスリで処理する必要があります
ルッネンの欠点は結構ウッドの処理が甘く、棘があるので気になる人はヤスリで処理する必要があります
隅の方に微妙にスペースがあるので半分にカットしたもので埋めていきます
隅の方に微妙にスペースがあるので半分にカットしたもので埋めていきます

バルコニーの端の方が中途半端に余ってしまったのでルッネンを半分にカットして隙間を埋めていきます。

樹脂部分をニッパーで切断して半分のサイズにします
樹脂部分をニッパーで切断して半分のサイズにします
ハサミでは切れないのでニッパーが必要です
ハサミでは切れないのでニッパーが必要です

樹脂パーツは太くハサミでは切れないのでニッパーを用意しましょう。

切断する前に必ずパネルの向きを確認して、きちんと連結出来る方向に切断しないとパネルが無駄になります。

【注意点】ルッネンの必要枚数について

注意点ですが半分に切断しても使えるのは片方のみで、もう片方は接合部分が無いので連結出来ません
注意点ですが半分に切断しても使えるのは片方のみで、もう片方は接合部分が無いので連結出来ません

ルッネンのパネルを半分にカットする必要がある時の注意点ですが、半分にカットしても連結して使えるパネルは片方のみです。

余ったもう片方のパネルは連結部分が噛み合わないので連結できない罠があるので注意しましょう。

きちんと連結させて使いたい場合は、例えば横60cm、縦45cmのスペースにルッネンを敷く場合、3枚(2枚はそのまま、1枚を半分にカットして分割使用)ではなく、実際は4枚必要(2枚はそのまま、もう2枚は半分にカットして連結する方だけ使用、もう半分は破棄)という感じです。

半分にカットすることで中途半端に余ったスペースを埋める事が出来ました
半分にカットすることで中途半端に余ったスペースを埋める事が出来ました
半分にカットした物は両方使える前提で必要枚数を計算していたので、とりあえず並べて置いただけの物もあります
半分にカットした物は両方使える前提で必要枚数を計算していたので、とりあえず並べて置いただけの物もあります

端の方は基本的に立ち入らないのでとりあえず半分にカットして余った方のパネルを置きましたが、パネル同士を連結していないのでよく見ると浮いて見えます。

近くで見るとやや違和感がありますが、遠くから見る分にはあまり気にならないので気にしない人は余ったパネルをとりあえず置くのはありですが、細部までちゃんと施工したい人はパネル半分のスペースは0.5枚分ではなく1枚分必要という前提で必要枚数を計算して下さい。

バルコニーが良い感じに生まれ変わりました
バルコニーが良い感じに生まれ変わりました

使用したルッネンは6セットなので、2,799円×6セット=16,794円でベランダを良い感じに出来ました。

ルッネンを購入したついでにIKEAのトルパローというデッキチェアも購入したので夏本番になる前にベランダで寛いで見たいと思います。

施工前後のビフォーアフター

ルッネン施工前のバルコニー
ルッネン施工前のバルコニー
設置から2ヶ月経過
設置から2ヶ月経過

施工前後のバルコニーを見比べてみると劇的に良い感じになりました。

最後に

最近の新築住宅のトレンドとしてはベランダ(バルコニー)は不要という感じですが、私が家を建てた県民共済住宅ではバルコニーは標準で付いてくるのでベランダがあっても無くても差額なしなので、玄関ポーチの屋根代わりとして3.5畳サイズの広めのベランダを作ったは良いものの全く活用できていませんでしたが、ベランダの床がきれいになった事で寛いだり夏にビニールプールを置いて子供と水遊びが出来るスペースへと変わったのでルッネンを施工して良かったです。

ルッネンは施工がとても簡単な割に見栄えが非常に良いのでおすすめです。

耐久性重視ならルッネンのアカシア材のパネルよりもルッネンのプラスチック製や人工芝のパネルの方が耐久性はありそうです。