6日目は北京から天津への移動日です。移動日と言っても北京から天津へは高速鉄道で35分位で着く距離なのでそんなに気合を入れて移動する感じでもありませんが、連日の移動や観光で結構疲労が溜まってきていたのでこの日はホテルでのんびりダラダラ過ごしました。

今回の旅程

日付予定
3月10日(日)天津航空で羽田から天津経由でフフホトへ。Holiday Inn Hohhot泊
3月11日(月)天津航空でフフホトから天津へ。Holiday Inn Express Tianjin Dongli泊
3月12日(火)高速鉄道で天津から北京へ。TianAn Rega Hotel泊
3月13日(水)北京で北京国安対浦和レッズの試合を観戦。TianAn Rega Hotel泊
3月14日(木)北京観光後にホテル移動。Holiday Inn Beijing Shijingshan Parkview泊
3月15日(金)高速鉄道で天津へ。Crowne Plaza Tianjin Meijiangnan泊
3月16日(土)天津観光後に天津航空で羽田空港へ。機内泊
3月17日(日)帰国
2019年3月のACLグループリーグ北京国安対浦和レッズ戦アウェー観戦旅行の旅程(太字がこの記事に該当する日)

ホテルをチェックアウトして地下鉄駅へ

Holiday Inn Beijing Shijingshan Parkviewの客室からの景色
Holiday Inn Beijing Shijingshan Parkviewの客室からの景色

宿泊したHoliday Inn Beijing Shijingshan Parkviewは北京郊外のかなり田舎のエリアにあるホテルなので窓から見える景色はこんな感じで殺風景です。

立地は悪いですが新しいホテルなので部屋は綺麗で快適に過ごせました。ホテル自体の敷地が巨大なのと、ホテル周辺にレストランやコンビニみたいな店がほとんどないので車がないと不便な立地です。

高速道路を横断する陸橋の上からの景色
高速道路を横断する陸橋の上からの景色

昼過ぎにホテルをチェックアウトして地下鉄6号線の西黄村駅へと向かいます。ホテルの建物から敷地の入口までは無料送迎カートがあったのでそれを使いました。歩くと5〜10分位かかる所を1分位で送迎してくれるので地味にありがたいサービスです。

ホテルの敷地の入口から西黄村駅までは徒歩10分位です。地下鉄で西黄村駅から北京南駅へ地下鉄を乗り継いで行きました。

高速鉄道で天津へと向かいます

北京南駅の高速鉄道の切符売り場
北京南駅の高速鉄道の切符売り場

北京南駅に着いたら天津までの高速鉄道のきっぷを購入するため窓口へと向かいました。予約していないので窓口で直近の電車の切符を購入します。

窓口では英語が通じないですが、簡単な中国語を使って無事購入することが出来ました。スマホの画面に乗りたい列車の情報を表示させてから窓口の人に見せれば言語でのコミュニケーションがあまり必要ないので簡単です。

購入した高速鉄道のきっぷ
購入した高速鉄道のきっぷ

中国の高速鉄道の切符は日本の新幹線の切符ととても良く似ているので日本人にはわかりやすいです。

上の切符はC2627という列車番号で北京南駅→天津西駅まで行く切符で、2019年3月15日の14:22分発、3号車で座席番号は04Cとなり、電車賃は54.5元(約1,000円)、二等席です。

北京と天津間は片道3〜40分程度で1,000円程で気軽に行けるので北京に行くために天津空港を使ったり、逆に天津に行くために北京空港を使ったりするのは結構ありです。

今回の旅では北京に行くために天津空港を使いましたが普通に使えるルートでした。注意点は天津空港の地下鉄の終電の時間が早いので夜に到着する場合は当日中に北京まで辿り着けるか調べておきましょう。

北京南駅構内の様子
北京南駅構内の様子

北京南駅の駅構内です。中国の駅は空港のようなセキュリティチェックがあり駅構内に入るのに時間がかかります。セキュリティチェックの後に駅構内に自動改札を通って入るわけですが、中国のIDカードを持たない外国人は自動改札が使えないので有人窓口でパスポートを見せて駅構内へと入る必要がありました。

駅構内に入ったら自分の乗る電車がどの搭乗口から乗れば良いかまず確認します。登場時刻が近づいてきたら搭乗ゲートが開いて駅のホームに行けるようになります。

その辺りのシステムは日本で新幹線に乗るのとはかなり異なり飛行機に乗るような感じに近いです。日本と違いギリギリの時間に駅に到着してサクッと自動改札を通って新幹線ホームに行って新幹線に乗るようなノリだと駅構内に入るためのセキュリティチェックで時間がかかるので確実に乗り遅れます。感覚的には羽田空港で国内線の飛行機に乗るような感じで30分前には駅に到着しているのが望ましいです。

新幹線のような中国の高速鉄道車両
新幹線のような中国の高速鉄道車両
時速349kmで走行中の二等車内の様子
時速349kmで走行中の二等車内の様子

ホームに降りてから写真を撮って車内へと乗り込みました。車内はとても綺麗で新幹線と遜色ありません。

新幹線と同じ様な感じで車内販売もあります。乗り心地は新幹線に比べると多少揺れますが快適でした。北京→天津間は最高時速が350km位出るので40分位で到着します。

まずは天津のホテルへ

天津郊外の梅江会展中心駅
天津郊外の梅江会展中心駅

高速鉄道で天津西駅に到着した後、地下鉄6号線でホテル最寄りの梅江会展中心駅まで移動しました。

左手に小規模のショッピングモールがあるので食べる所にはそこまで困らなそうです。ホテルまでは徒歩5分程度なのでそんなに遠くありません。

Crowne Plaza Tianjin Meijiangnan

Crowne Plaza Tianjin Meijiangnanの客室

天津のホテルはCrowne Plaza Tianjin Meijiangnanに1泊します。

ホテル入口でポーターに荷物を預けてチェックインします。

翌日天津空港21時発の便で帰国するのでチェックインの際にチェックアウト時間を無料で16時まで延長できないかダメ元で交渉してみたらOKだったのでラッキーでした。そして部屋をアップグレードしてくれたとの事なので更にラッキーです。

ポーターが部屋まで荷物を運んでくれました。クラウンプラザは外資系ホテルなので英語がバッチリ通じるので安心感があります。

部屋に入るとアップグレードしてくれただけありかなり凄いです。

高層階にある部屋は多分ジュニアスイートで大きなキングサイズのベッドの他にベッド代わりになるソファと広々としたデスクがありました。

部屋のネット環境は無料のWIFIと有線LANがあり、WIFIは速度はそれ程早くは無いものの電波は安定していました。

部屋はかなり広くて快適です

気になる1泊の値段は557.73元(約9,700円)ですが、1万円でこのゴージャスな部屋に泊まれるのは凄い事だと思います。この旅で北京とフフホトのホリデイインに天津のホリデイインエクスプレスとクラウンプラザのIHG系ホテルに泊まった訳ですがこの天津のクラウンプラザが一番凄かったです。

私はIHGのゴールド会員ですが、ゴールド会員は年間10泊すれば取れるので(2022年現在は20泊)そんなにハードルが高くない割に結構見えない優遇があります。

ゴールド会員の特典ではアップグレードは確約されていないですが、感覚的には8割位の確率でアップグレードされていると感じます。

この旅ではIHGのプロモーションで3ブランドに宿泊すると27,000ポイントが貰えるという条件を達成する為に各都市でIHG系のホテル(ホリデイインエクスプレス、ホリデイイン、クラウンプラザ)に泊まってきましたが、フフホトのホリデイインやここのクラウンプラザは本当に素晴らしかったのでポイントも大量に貰えた上アップグレードで良い思いまで出来て最高でした。

前々日に購入したシャオミ系ブランドのスーツケース
前々日に購入したシャオミ系ブランドのスーツケース

スーツケースを置く所もライトアップされていて雰囲気があります。スーツケースは前々日に北京で購入したシャオミ系ブランドのスーツケースです。

このスーツケースは5千円位で購入できる割に品質が良いので購入して良かったです。

お碗型の豪華なバスタブ
お碗型の豪華なバスタブ

バスルームはシャワーブースが独立してある上、バスタブはお碗型の豪華なバスタブです。とても広いバスルームなので最高でした。

トイレは普通のトイレでウォッシュレットではありません。写真は撮っていませんでしたがシンクはダブルシンクで使い勝手も良かったです。バスタブやシャワーヘッド、便器等の水周りはTOTO製で統一されていました。

これが1泊1万円以下で泊まれるとは本当にラッキー過ぎました。

天津郊外の街並み
天津郊外の街並み

ホテルの部屋の窓から見える天津郊外の街並みです。区画毎に同じ形の建物が並んでいるのでまるでシムシティのような街並みでした。

この日はホテルに着いたのが16時過ぎでなおかつホテルの居心地が良すぎた事もあり天津の街中に行くのも面倒だったのでこの後ホテル近くの小規模なレストラン街的なモールに入っているバーガーキングとケンタッキーでバーガー類を1個ずつテイクアウトして、ホテルのウェルカムドリンククーポンで引き換えた缶ビール(バドワイザー)で夕食にしました。

本当はもっと良い物を食べたかったのですが、持ち合わせの現金が80元位しか無くVISAデビットが対応するホテルのATMや近くの交通銀行のATMでお金を降ろせないか色々試したのですが何故か現金が引き出せなかったので寂しい夕食になってしまいました。

翌日はいよいよ日本へと帰国しますが、21時発の遅い便なのでそれまで天津市内を観光してから帰国します。