
前回の投稿から随分間が空いてしまいましたが、引き続きウズベキスタンの旅行記になります。
実は2024年にウズベキスタン旅行に行ってから同年はクルーズ船のMSCベリッシマの片道クルーズで台北に行き、2025年はGWに中国の雲南省に行き、6月は浦和レッズのCWC観戦でシアトルに行ったので忘れないうちにウズベキスタンの旅行記を書いておきます。
ウズベキスタン旅行の3日目は首都のタシュケントの見どころを観光した後にヒヴァ行きの夜行列車に乗ってヒヴァへと移動します。
タシュケントで有名なチョルスー・バザールはちょうど定休日だったため行っていません。
まずはホテル・ウズベキスタン近くのアミール・ティムール広場を散策


朝起きてホテル・ウズベキスタンで朝食バイキングを食べた後に向かうのはホテル近くのアミール・ティムール広場です。
アミーユ・ティムール広場は周囲を巨大な道路に囲まれていて、巨大なラウンドアバウトの内側にあります。

ホテル・ウズベキスタンからは地下道を渡ってアミール・ティムール広場へ行きました。
タシュケントは結構緑が多いので砂漠地帯にいるという感じはあまりしませんでした。
ナヴォイ劇場へ


アミール・ティムール像の写真を撮ってからはペプシのゲートがあるカシュガル公園横の歩行者天国で左右にキオスク的な屋台が立ち並ぶ通りを散策しながらかつてシベリアに抑留されていた日本人捕虜が建築に多大な貢献をしたと言われるナヴォイ劇場へと徒歩で向かいます。


ナヴォイ劇場の記念碑は劇場正面から見て左面にありました。


劇場の中には入れなかったのでこの立派な劇場の建物をしばらく眺めてから次はウズベキスタン国立応用美術館に行こうとYandex Mapのアプリからバス路線を検索してバスでウズベキスタン国立応用美術館へと向かいます。
美術館へ行く前にスーパーに寄ってみた


ナヴォイ劇場の付近からウズベキスタン国立応用美術館に直行するバスはなかったので、美術館から1km位離れたところで降りて近くのkorzinkaというウズベキスタンではメジャーなスーパーに立ち寄ってウズベキスタンの物価や後日購入するお土産で良さそうな物があるかを調査してみます。
私自身ウズベキスタンは初めてで更に中央アジアを訪れるのも今回が初めてなので適正な物価がまだわかりません。


スーパーを見てみるとウズベキスタンは確かに全般的に物価は安いと感じますが、激安という程でもなく、逆にお菓子なんかは日本のスーパーで買う方が安いです。
ウズベキスタンの平均所得は年収20〜30万円程度らしいのでそうして考えると日本の物価がいかに安いかと最近の円安のヤバさを実感します。
ウズベキスタンの通貨のウズベキスタン・スムのレートは1UZS=0.01円前後なので大体の金額はとりあえず100で割る、つまり下2桁をカットすれば良いので慣れれば換算が楽でした。
スーパーを見た後は美術館へと徒歩で向かいます。
タシュケントはGoogleマップも使えますが、旧ソビエト圏ということもありYandex Mapの方が便利でした。
ウズベキスタン国立応用美術館


ウズベキスタン国立応用美術館では陶器、木工細工、スザニ(刺繍された布)、カーペット等のウズベキスタンの伝統工芸品の展示があります。
建物の装飾はイスラム的ですが、色使いなんかはチベット仏教の寺院の装飾に近い感じがしました。


旅の最初に美術館に展示されるような作品を見ておくことで審美眼を鍛えておいて、旅の後半にお土産を購入したいと思った時に役立てられたらいいなみたいな考えを持ちながら展示されている作品を見学しました。



木工細工の細かさが地味に凄かったです。
イスラム風の幾何学模様を彫り込んでいて日本の木工細工とはまた違った美しさがありました。
美術館の見学を終えた後はどこに行こうか迷ったのですが、タシュケントのやや郊外にある大型スーパーに行くことにしました。
24時間営業の大型スーパーでお土産を物色


これまで移動は20円位で乗れる路線バスでしたが、今度はYandex Goという配車アプリでタクシーを呼んで移動しました。
ウズベキスタンはタクシーに乗ろうとするとデフォルトでぼったくられるらしいですが、配車アプリだと乗る場所と目的地を選べば自動でルートと料金が出てクレジットカードを登録しておけば決済までアプリだけで完結出来るため便利かつ安く安全に移動することが出来ます。
タクシー代も近距離であれば100円前後で15〜20km位の距離でも500円位ととても乗りやすい価格帯なので積極的にタクシーが利用出来て便利です。
目的地はmugnumという地下鉄のChilonzor駅近くにある24時間営業の大型スーパーです。


2018年にロシアを旅したときにスーパーで買ったクノールのインスタントのボルシチが結構美味しかったのでウズベキスタンのスーパーで売っていたら大量買いしたかったのですが、ウズベキスタンでは見つけることが出来ませんでした。

ウズベキスタンの言語や文字はウズベク語ですが、未だにロシア語とキリル文字も普通に使われているのでキリル文字が読めるとより旅が捗ります。
私はキリル文字が大体読めますが、読めなくてもスマホがあればGoogleレンズ等でさくっと翻訳出来るのでそんなに苦労しないかと思います。
旅先で大型スーパーに行くとその国の本当の物価水準だったり現地の人の暮らしっぷりや好みなんかがわかってとても楽しめるので自分的にはスーパーも立派な観光地だと思っています。
ウズベキスタンでは地元の人達はスーパーよりもバザールに行っている印象でバザールの方が全体的に安価で新鮮な物が手に入る印象でした。
ただ、スーパーの場合はバザールと違って商品のパッケージがきちんとしているので他人に渡す用のお土産を買うならスーパーの方がおすすめです。
遅めのランチ兼夕食



タシュケントのスーパー巡りを終えた後はそろそろホテルに戻ってチェックアウト時に預けた荷物を引き取ってからヒヴァ行きの夜行列車に乗るためタシュケント南駅(タシケント・ユーニイー駅)まで移動しますが、その前に何か食べて行こうと思い、地下鉄でホテルの方に戻りつつも美味しそうなレストランを探します。


Navvat Lounge Barというおしゃれなレストランに入ってボルシチとシャシリク(肉の串焼き)を頼みました。


ボルシチ、シャシリクとも期待通り非常に美味しかったので満足です。
会計はコーラ(約150円)、ボルシチ(約540円)、シャシリク1本(約250円)で大体930円とそれなりの金額でした。
レストランの雰囲気等を考えると安いのかもしれませんが、料理単体だけで考えると日本のランチ価格より若干安いか大差ない程度の費用感でした。
ウズベキスタンは移動費こそ安いものの、食費はそこまで安くはない印象です。
観光客向けのとても雰囲気の良いレストランでしたが、頼んだ料理が出てくるまで20分以上かかってしまい、レストランを出る頃には夜行列車の出発時刻まで1時間半を切ってしまいました。
南駅はホテル・ウズベキスタンのあるアミール・ティムール広場から遠いので間に合うか微妙な時間なので会計を終えた後は急いでホテルまで戻ります。
駅まで20円のバスか500円の配車アプリかで悩み、安いバスを選んで旅が台無しになりかけた
ホテル・ウズベキスタンで荷物をピックアップして後1時間位あったので、配車アプリで15分で500円か地下鉄+バスで20分+10分で40円かバスで30〜40分を20円で迷ってバスを選択したのですが、この選択が大失敗に繋がりかけてしまいました。
夕方のタシュケントは帰宅ラッシュで渋滞が酷く乗ったバスが中々進みません。


刻一刻と近づいてくる発車時刻にやきもきしつつ、途中下車して配車アプリで駅まで行こうか真剣に悩みつつ、配車アプリで車を拾えるまでのタイムロスとお金も惜しいのでそのままバスに乗って南駅近くのバス停に到着したのが発車時刻の7分前位で、バス停から駅までは徒歩5〜7分位の距離感だったのでスーツケースを引きずって全力ダッシュで道路を渡る地下道を見つけて渡り、駅入口のセキュリティチェックも通過し、駅構内を走ったら既に乗客が誰もおらずに駅員さんにKhiva?と聞いてホームの電車を指差してもらって何とかヒヴァ行きの夜行列車が発車する2分前に乗車することが出来ました。
この夜行列車を逃したら旅程が大幅に狂うので本当に間に合って良かったです。
予約したのは1部屋にベッドが左右に上下2段の計4つある2等車です。

これは以前ロシアを列車で旅した時と同じだったので初めてのウズベキスタンの鉄道旅行でしたが、既視感がありました。
コンパートメントは満室で日本人の私と1人旅のスイス人の女性、サマルカンドに住んでいるウズベキスタン人2名が同室でした。
スイス人女性は英語が話せましたが、ウズベキスタンの人達は英語が通じず、かんたんなロシア語で軽く挨拶した位だったので、必然的にスイス人女性と色々英語でどういう旅程で旅をしているの(サマルカンドで滞在してブハラ方面ではなくタジキスタンに抜けるらしい)とかスイスは綺麗だけどレストランや交通費なんかが高すぎて大変とかスイスの物価はめちゃくちゃ高いけど年収ってどれくらい?(週3休みで最低賃金レベルのパートタイムで月収45万円位!でも生活はカツカツ)とか今日本は円安で外食費はウズベキスタン並に安いけどホテル代が狭いのにアホほど高いとかそんな感じの話をしながらタシュケント→サマルカンド間の4時間位を過ごしました。
サマルカンドで同室の3人が下車して代わりに乗ってきたのが1人旅の中国人男性で、彼は英語が話せる上、昔日本電子の中国拠点で働いていたとの事でした。
彼は日本語は話せませんでしたが、日本人の駐在員はあなたと違って全然英語が話せなくて驚いた(※私の英語力はTOEIC585点で平均レベルです)とかイスラム建築の理解が深くウズベキスタンの装飾はタイルに色を塗っただけで平面的だけどスペインのグラナダはタイルの装飾が立体的で素晴らしかった!という感じで熱くイスラム建築の良さを語っていました。
彼も私と同じ様に終点のヒヴァへ向かい、その後ブハラに戻るような旅程だったのでしばらく話をした後に明日に向けて就寝しました。
最後に
タシュケントはウズベキスタンの首都ですが、観光的な見どころはあまり多くなく、更に月曜日で中央アジア最大のバザールのチョルスー・バザールの定休日だったのでなおさら観光的な見どころが少なかったですが、緑も多く公園もあり、日本の公園みたいな感じで子連れのママさんが公園で子供を遊ばせていたり、学生が日本の制服と同じ様な制服を来て登下校していたりと日本とウズベキスタンでは文化的な繋がりはあまりないにも関わらず、どこか何となく似ている部分を感じて結構住みやすそうな街だと感じました。
1人旅での夜行列車の移動はホステルの様に必然的に知らない人とルームシェアすることになりますが、英語で見知らぬ旅人と会話を楽しみながら快適に移動出来て良かったです。
今回は一人旅で来ましたが、複数人でシェアしたら割安の配車アプリのYandex Goや夜行列車の2等で移動なんかを考えると意外と家族連れでも楽しめそうだったので、日本とウズベキスタン間の航空券が安ければ次は家族で来るのもありだなと思いました。
翌日はウズベキスタン西部の砂漠地帯にある古都ヒヴァに1泊します。