自宅の壁スイッチはパナソニックのコスモシリーズワイド21のラウンドタイプなのですが、この壁スイッチにSwitchBot ボットや類似品の+Styleスイッチを装着するとボットの電池が少なくなると正常に壁スイッチが押せなくなったり、押す力が強すぎて壁スイッチの枠が浮いてしまい押せなくなったり、挙句の果てには両面テープで貼り付けたボットが落ちてしまったりと地味に苦労しました。
最初はSwitchBot ボットで途中2回位電池交換して1年以上それなりに正常稼働しましたが、そのうち電池交換してもSwitchBot ボットの押す力が弱くなり、類似品の+Styleスイッチに乗り換えて見たものの、今度は押す力が強すぎてスイッチを押した時に壁スイッチの枠が浮いてしまってその時は壁スイッチが押せたものの、2回目以降は押せなくなってしまったりとかなり苦労しました。
テープで+Styleスイッチを固定しても壁スイッチの枠が浮いてしまっていましたが、壁スイッチの枠をパナソニックのコスモシリーズワイド21のラウンドタイプからコスモシリーズワイド21のスクエアタイプに交換した所、両面テープの付きが良くなり、アームの長さを短めの物に変更し、スイッチ側にもゴム片で壁スイッチの枠が浮かないように高さ調整をした所安定してスイッチが押せるようになりました。
最初はSwitchBot ボットを設置
最初はSwitchBot ボットとSwitchBot ミニハブを導入してパナソニックのコスモシリーズワイド21 ラウンドタイプのスイッチプレートに両面テープで固定してEV充電用の室内コンセントをスケジュールでオンオフするために使っていました。
最初はこの組み合わせで上手く動作していましたが、電池残量が3分の1位になるとパワー不足でボットがスイッチを押しきれない事がたまにあり、確実性に欠けるようになってきました。
電池交換すれば復活するので最初の1年は問題なく使えていましたが、1年半位すると電池交換しても押すパワーが復活せずにスイッチが押しきれなくなる頻度が増えてきたので指ロボット本体を買い換える事にしました。
買い替えの決断をする前にスイッチの形状を上の画像の様に縦3マスのスイッチからブランクチップとスイッチの組み合わせに変えてみたりしましたが、改善しませんでした。
ボット用の電池も単3や単4電池ではなく、CR2というマイナーな規格の電池のため電池の価格も高いので電池交換して改善しない場合無駄になるためこれなら本体を買い換えるかとなりました。
1年半後に+Style スイッチに交換
SwitchBot ボット本体を新品の本体に買い換えるか、類似品の指ロボットにするか迷いましたが、形状的にスイッチが押しやすそうな類似品の+Styleスイッチに買い替えてみました。
+Style スイッチもSwitchBot ボットと同じようにスケジュールでの自動で押す操作が出来ます(スケジュール動作させる場合はスイッチだけでなくWiFi接続ユニットも必要)。
+Style スイッチは押す深さがアプリで微調整出来る上、アームの長さも付属パーツで変えられるのでSwitchBot ボットよりも細部の微調整が効きます。
壁スイッチへの固定方法はSwitchBot ボットと同じく両面テープですが、+Style スイッチは両面テープを貼り付ける部品と本体がスライド式の固定方法で電池交換の際に本体だけ外せるので電池交換がやりやすいです。
SwitchBot ボットで電池交換をする場合はボット本体が両面テープでくっついていて本体の表面の蓋を開けての電池交換なので電池交換が若干やり辛いです。
SwitchBot ボットも+Style スイッチも電池がCR2というマイナーな規格の電池なので電池の費用が嵩むのが欠点で、単3か単4電池またはバッテリー内蔵でUSBでの充電タイプの発売が待ち望まれます。
SwitchBot ボットや+Style スイッチを安定動作させるには壁スイッチの枠に両面テープで固定しやすい物に変えてからボットを設置しましょう。
上の写真の様にスクエアタイプに変更した所、両面テープの粘着力が落ちてラウンドタイプの時は本体が落下してしまっていた物もスクエアタイプの枠に変えて粘着力が落ちてしまった両面テープはそのままで交換してみた所、接地面積が増えたため粘着力が復活して本体が落下しなくなり、安定してスイッチを押せるようになりました。
現状は上の画像のコスモシリーズワイド21 スクエアタイプのスイッチプレートに+Style スイッチの組み合わせで使用していますが安定動作しています。
最近の新築住宅で良く採用されているパナソニックのコスモシリーズワイド21のラウンドタイプはボットを両面テープで固定する壁スイッチの枠が丸みがかっているためボットをスイッチプレートと水平に固定出来ず、安定動作させにくいという罠があります。
スクエアタイプのスイッチプレートなら枠の丸みがほとんどないためボットが固定しやすい上、スイッチプレートの価格も数百円と安いためSwitchBot ボットや+Style スイッチを購入するのと同時にスイッチプレートも交換することをおすすめします。
スイッチプレートの交換はとても簡単
スイッチプレートの交換はスイッチプレートの蓋を外してネジをプラスドライバーで外してから新しいスイッチプレートをネジで固定して蓋をするだけなのでとても簡単です。
パナソニックのコスモシリーズワイド21のスクエアタイプのスイッチプレート品番は1連用のホワイトがWT8101W、2連用のホワイトがWT8102W、3連用のホワイトがWT8103Wです。
最後に
SwitchBot ボットや+Style スイッチで上手くスイッチが押せない場合は壁スイッチの枠(スイッチプレート)を安定感のある物に交換するとボットの動作が安定し、スイッチを押し切れる確率が上がるし両面テープの粘着力が落ちて動作時にボットが落下する事もなくなります。
スイッチプレートの部材は数百円で交換も非常に簡単なので壁スイッチにボットを付けるタイミングでラウンドタイプのプレートからスクエアタイプのプレートに交換してしまいましょう。
一番良いのはパナソニックが電源はスイッチの配線から取ってEVスイッチの様な20A以上の電流にも対応したスマートスイッチを作ってくれるとありがたいのですが、現状そんな製品が無いので仕方なくSwitchBot ボットや類似品の+Style スイッチを使っています。