はじめまして、「旅と家」のブログを運営しているeme10です。
県民共済住宅で家を建てるのがきっかけで家づくりの過程を残したいと思いブログを始めました。埼玉生まれ埼玉育ちの生粋の埼玉県民です。
ブログ名が「旅と家」という事もあり旅行が好きでコロナ前は海外旅行ばかりしていました。色々な場所に行って様々な宿泊施設に泊まった経験を活かした家造りをしたいと思っています。
県民共済住宅での家づくりは施主次第で色々な家が出来るのが非常に面白そうだと思っています。キッチンや洗面台や床など色々な部材を決められた範囲内で自分達に最適な組み合わせを探すなんてまるで旅に出る前に自分で旅程を組むのと同じ様な楽しみがあって旅と家づくりは似ているなと思います。
家を建てる予定の土地が都市計画道路予定地に一部被っていて、もしかしたら数年後にもう一度家を建て替えたり大規模リフォームを行う可能性があるので備忘録としてこのブログを活用したいとも思っています。
家づくりについて
2022年4月末にコスパ最強と名高い埼玉県内限定の県民共済住宅でローコストでコスパ重視な家を建てました。家づくりの最初からリアルタイムでブログを更新してきて家の完成までブログを続けられたのは良かったと思います。
新築した家のスペック
- 県民共済住宅(2021年9月契約)
- 35.74坪(118.40m2)の総二階
- 木造軸組構法
- 床断熱、充填断熱、天井断熱
- UA値は0.41
- C値は1.02(中間気密測定)
- BELSは0.42
- 許容応力度計算の耐震等級3と制震ダンパー
- 外壁はALCで屋根は洋瓦
- ダクト式セントラル第3種換気システム
- 5.1kWの太陽光発電
- オール電化
- 2階リビング
- 2ボウル洗面台
こんな感じの家を県民共済住宅で税込19,426,492円で建てました。税抜の坪単価だと49万円なので県民共済住宅のコスパの良さが際立っていると思います。
家づくりのコンセプトはコスパと快適性の両立
快適な住まいはどうしたら手に入るかと突き詰めていくと、自分なりの結論としては部屋や廊下等の建物内部の室温が一定に保たれ、家全体を冷暖房しても冷暖房エネルギーが少なくて済む高気密高断熱の外皮性能の高い家が理想です。
県民共済住宅では正直言って理想には届きませんが、購入した土地が一部都市計画道路予定地上にあり、最悪数年で建て替えも現実的にある事を考えるととりあえずコスパ最強と名高い県民共済住宅で断熱性能を高めるだけ高めた家を建ててみてそれで満足出来たなら建て替えになっても県民共済住宅で建て替えるかあるいは減築で行けるなら減築で済まして断熱性能に不満があったならその時は高気密高断熱の家を建てられる工務店にお願いして解体後新築するのもありなのかなと考えています。
県民共済住宅で作りたい家
私の家は2021年度の県民共済住宅の仕様で建てられる最高の断熱性能の家を目指しています。Ua値だと0.46以下の6地域のHEAT20 G2レベルをクリア出来る位の家になると思います。断熱性能がそこそこ高い家になるので普通の壁掛けエアコン1台か2台とエアパスファンを用いた全館空調(全館冷暖房)にもチャレンジします。
県民共済住宅の様なローコストビルダーの施主ブロガーさんで外皮性能に拘る人も少なければその先の全館空調を試みている人なんてほとんどいないので私の試みが後の誰かの助けになれば良いと思います。私の家は都市計画道路が通れば数年で取り壊しになる可能性があるので普通の施主さんが失敗を恐れて出来ないような事も出来たら面白いかなとも思います。
建設予定地が南側に2階建ての隣家がある旗竿地なのと県民共済住宅では窓ガラスが全て遮熱タイプになるので冬の日射取得では不利になりますが、幸い土地の方角のズレは10度未満なので日射取得が見込める2階南側の窓は大きく確保してその他の方角の窓は最低限に抑えて高気密高断熱住宅のセオリー通りの家を建てるつもりで考えています。勿論日射のコントロールもしっかり行うつもりでいます。
オプションに関してはランニングコストの削減に繋がる様な採算性の高いオプションはどんどん導入するつもりです。太陽光発電やキッチンの同時給排気式のレンジフード、高断熱仕様のオプションがそれらの筆頭ですが、それ以外の魅力的なオプションや個別見積りで入れられる物も出来るだけ取り入れたいと思っています。
耐震性に関しては県民共済住宅なら標準で壁量計算の耐震等級3ですが、追加費用を出して太陽光パネルを載せた状態での許容応力度計算を行った耐震等級3にして現時点で最高レベルの耐震性を確保するつもりでいます。
他にも私は旅先でコロナ前の数年は大体年間30泊近くホテルやアパートメントに泊まっている事もあり、予算の余裕があればホテルライクな寝室や水回りにしたいと思います。
内装のテイストは県民共済住宅の標準仕様でそれなりに実現可能な北欧ナチュラルと言うか、無印良品の家具を置いてもあまり違和感がない感じの内装を考えています。豪邸みたいなラグジュアリー感は狙わずに床材や家具にお金をかけなくてもそれなりに見える感じを目指しています。自分好みの内装を目指したというよりは、予算と標準仕様を考えて現実的なラインである程度好みな内装に寄せたという感じです。
外観は総二階の切妻屋根の普通な感じにします。外観へのこだわりはあまりないので見た目に関する部分はほとんど標準で済ませるつもりでいますが、窓の位置を揃えたりとそれなりに見える工夫はしてあります。私の場合は機能や性能と快適性が最優先の家づくりになります。
県民共済住宅で契約しました
2021年9月に県民共済住宅で契約しました。自分で計算したUa値は0.41で6地域のHEAT20 G2レベルはクリアしています。契約時の価格は税抜で17,877,000円、税込だと19,664,700円と今の所は2千万円以内で収まりました。
オプションも高断熱仕様の断熱材、太陽光発電、同時給排気タイプのレンジフード、エアコンでの全館空調の助けとなる部屋間の換気扇のエアパスファン、エコキュートと当初の予定通り光熱費削減効果があるオプションは採用しました。
寝室は間接照明も使ってホテルライクにしています。洗面台も2ボウル洗面台を導入してこれもホテルライクに出来ました。基本的にやりたかったことはほぼ全て出来ています。これだけやって予算も税込2千万円以下で済んでいるので契約時点では県民共済住宅を選んで良かったと思っています。
中間気密測定を行いました
石膏ボードが張られて電気配線や配管の穴が全て開けられたタイミングで中間気密測定を行い、C値は1.02cm2/m2でした。
正直もっとC値は良い値が出るかなと思っていましたが、現実は厳しかったです。ただ、C値1.02は悲観するほど悪い値でもないし県民共済住宅で建てたことを後悔する程でもないという中々微妙な値です。全ての穴が開いた状態での中間気密測定なのでこれから床のフローリングや壁や天井のクロスが張られて玄関ドア下の左官工事が終わるとそういう部分の隙間が塞がれてC値はこれ以上悪化することもなくむしろ多少改善されると思います。
家づくり当初の「県民共済住宅で高気密高断熱を目指す」という目標は一応達成出来ました。C値は1以下を目指していましたが実質的にはC値が1.02でも0.99でも大差無いと思うし、県民共済住宅標準の第3種ダクト式換気システムが機能すると言われているレベル(C値1.5未満)のC値なので自分的には納得しています。
家が完成しました
2022年4月22日に家が引き渡しされて4月末に引越しを終えて現在は新築した家に入居済みです。実際に住んでみて思うのは色々勉強して拘った甲斐あって本当に快適な素晴らしい家が出来ました。県民共済住宅は標準仕様のレベルが高いので坪単価ベースだと49万円とローコスト住宅の部類ですがチープ感はありませんでした。
壁紙や照明計画に関してはかなり力を入れたのでそれが良かったのだと思います。
家の間取りを確定させる契約前に徹底的に色々シミュレーションしたので小さい後悔ポイントはあるものの、幸いお金を払ってでもやり直したいレベルの致命的な後悔ポイントは無く総合的に大満足しています。
夏冬の快適性についてはまだなので今後追記したいと思います。
旅のスタイル
海外旅行が好きで一人旅も家族旅行もします。一人旅の時はコスパ重視の節約寄りの旅程を組むことが多く、家族旅行では節約より快適性を取ってラグジュアリーなホテルに泊まったりする事もあります。旅の印象を大きく左右するホテル選びには特に気を使っています。基本的に全て個人旅行でツアーに参加することはツアーでないと行けない所だったりツアーだと劇的に安く行けたりという事が無ければツアーに参加することはありません。
国内旅行はコスパが悪い(かけた金額の割に得られる経験が少ない)と思っているのであまり行きません。海外の旅先はヨーロッパが多いです。近場の場合はご飯が美味しい台湾や香港に行くことが多いです。
私は浦和育ちのレッズサポでもあるのでACLのアウェーゲームを観に中国辺りの東アジアや中東に行く機会も多いです。旅とサッカー観戦は趣味としての相性が良いと言うか相乗効果が非常に高いと思います。
気に入った場所には何度も行く派なので周遊系のバックパッカーにありがちな首都と世界遺産だけをチラッと見てさっさと次の国に移動するような感じの旅はほとんどしません。逆にホテル代が安かったという理由で観光地でも何でもない普通の町や村に行くことも多々あります。
旅行記は4travelというサイトに10年以上前からアップしていましたが、このブログでも書いていこうと思います。
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